【揺花草子。】<その1244:魅力がすごいよ。>
【揺花草子。】<その1244:魅力がすごいよ。>
Bさん「一昨日は夏至だったじゃないですか。」
Aさん「ああ、うん。そうだったね。
6月22日ね。」
Bさん「なんでこの話を6月22日にしなかったんだよと
軽くシリーズ構成に文句をつけてからの話なんだけど・・・」
Aさん「文句付けないで!? 体制批判やめて!!?
いろいろ事情があるんだよきっと!!?」
Bさん「とにかく夏至です。
阿部さん夏至とは一体何か。」
Aさん「えっそりゃ・・・1年でいちばん昼の時間が長い日のことでしょ?」
Bさん「もう少し正確に。」
Aさん「正確に・・・?
うーんと・・・日の出時間から日没時間までが1年でいちばん長い。」
Bさん「まあ結果的にそれはそうなんだけど、
より正確には、太陽黄度が90°の瞬間を夏至と呼びます。
その結果として、1年で陽がいちばん長いと言うことでね。」
Aさん「ふむふむ。」
Bさん「『氷菓』でおなじみ暦便覧によれば
『陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり』とあります。」
Aさん「『氷菓』でおなじみかどうかはちょっと
議論が分かれるところだと思うんだけど・・・。」
Bさん「とにかく夏至。
陽がいちばん長い。」
Aさん「うん。」
Bさん「いちばんです。ピークです。」
Aさん「そ・そうですね・・・?」
Bさん「そんな夏至の日にはつらつと輝く少女。」
Aさん「少女? なんのハナシ・・・?」
Bさん「ぼくみたいにキラキラした陽光が良く似合う美少女。
夏のお嬢さん的なね。」
Aさん「は・はぁ・・・。」
Bさん「称するに『夏至の極み乙女』ね。」
Aさん「そんな称し方聞いたことないよ。」
しかも極みとか別にない。
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