【揺花草子。】<その1086:あかつき。>
【揺花草子。】<その1086:あかつき。>
Bさん「『ALDNOAH.ZERO』後期クール始まったじゃないですか。」
Aさん「あぁ、うん、始まりましたねぇ。」
Bさん「ざくっと言っちゃえば、地球から火星に移住した人たちが
火星に存在していた古代超文明を発見し、その力を用いて
『ヴァース帝国』を名乗り地球から独立を宣言。
母なる大地を求めて地球征服を目論む。
そんな折地球にヴァース帝国の特使として穏健派のアセイラム殿下が訪れ
地球との融和を図るが、帝国強硬派の策謀により殿下は暗殺の危機に遭う。
殿下の危機を救い彼女を保護したのは火星と敵対する地球連合だった・・・と言うね。」
Aさん「うんうん。
政局に翻弄される中でも融和の意志を貫くアセイラム殿下は凛とした美しさがあるよね。」
Bさん「同じ金髪美少女と言う意味でもアセイラム殿下には親近感を感じます。
もうぼくの生き写しみたいな気がするもん。
『あれこれってキャラデザぼくをモデルにしてる?』って思っちゃうもん。」
Aさん「イヤッ!! どうだろう!!?
アセイラム姫は確かに淑女然とした麗しさがあるけどきみとはかなり見た目違うよ!?
まず背丈が違うし、姫殿下の髪はロングストレートだしね?」
Bさん「うーん、そうかなぁ。まぁそれは良いんだけど。
ともかく、アセイラム殿下は地球連合に身を寄せつつも、
火星と地球の全面衝突を回避しようと全力を尽くす。
しかし帝国強硬派によって彼女の思いは潰され、戦局は激化の一途・・・とね。」
Aさん「そうだねぇ。そしてその中で彼女は強硬派の銃弾に貫かれてしまうんだよね。」
Bさん「だね。そこまでが前期クールの流れだったよね。
で、後期クールからは、辛うじて彼女は命を留めていたけれども、
意識不明の重体が1年半も続いている状態。
その裏では彼女の影武者がアセイラム殿下の姿をホログラムで偽装して
『地球連合の裏切り』『大義の実現』を訴えるアジテーターとして活動している。」
Aさん「地球側ではあの優しく穏和だったはずの姫殿下がなぜこんな強弁を・・・と言う
困惑が広がっているよね。」
Bさん「とまぁ、そんなカンジで始まった後期クールなわけですけど。
返す返すも、アセイラム殿下の人気と言うか支持と言うか、そう言うものが
ヴァース帝国内の民衆にとっては非常に強いことが描かれていますね。」
Aさん「うん、そうだねぇ。殿下の演説に熱狂する市民たちの姿が描かれるもんね。」
Bさん「もうアレなんだと思うんだよね。
彼らにとってはアセイラム殿下はもはや女神みたいな。」
Aさん「あー。うん。そう言うカンジかも。」
Bさん「火星の女神みたいなね。」
Aさん「うん。」
Bさん「火星のヴィーナスね。」
Aさん「火星なのにヴィーナスって
なんだかすごく収まり悪いな!!!!」
金星人だったら良かった。
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