【揺花草子。】<その1238:天才。>
【揺花草子。】<その1238:天才。>
Bさん「1週間くらい前の話ですけど、6月10日は時の記念日だったじゃないですか。」
Aさん「あぁ、うん、そうだったね。」
Bさん「記念日に制定されたのは1920年なんだって。
大正9年だよ。」
Aさん「ほほう・・・じゃあもう95年前ってことになるね・・・。」
Bさん「なんでも、『時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう』
って言うのが制定の目的だったんだって。
日本で時計が一般に普及し始めた時期がいつぐらいかってのは良く分からないけど、
こう言う目的で時の記念日が制定されてたってことは、
海外でよく言われる『時間にアホほど正確な日本人』って言うのは
この100年以内に培われたものだと言うことになりそうだね。」
Aさん「うーん、そうかも知れないね。」
Bさん「逆に言えば、100年よりもっと前は、日本人も時間に対する意識が低くて、
非効率的だったと言うことになりそうですね。」
Aさん「うん、そうだねぇ。」
Bさん「つまり、約束の時間を余裕ですっぽかしたり、
予定をぶっちぎっちゃったりもしてたはずだ。」
Aさん「いやー・・・そこまで来るともう時計とかの話じゃない気がするけど。
個人の資質のような気がするけど。」
Bさん「でも時の記念日のおかげでそう言うのも過去のものとなった。」
Aさん「ふむ。」
Bさん「『ん!? まちがったかな・・・』ってことも
無くなるよね?」
Aさん「それアミバの記念日!!!」
後ろ歩きとかもする。
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