【揺花草子。】<その1209:五条大橋。>
【揺花草子。】<その1209:五条大橋。>
Bさん「阿部さんって内弁慶だよね。」
Aさん「えっ・・・いや、そうかな・・・?」
Bさん「そうだよ〜! だってぼくに対してだけ当たりキツいもん!
いつもぼくに向かって酷いこと言いまくりだもん!!
ぼくのか弱いグラスハートをがっしゃんがっしゃん割りに来てるもん!」
Aさん「いやそうか!!? それむしろきみのほうじゃないか!!?
きみのほうこそ四六時中ぼくのシャー芯のような心を
バキバキに折りにかかってるじゃん!?」
Bさん「ほら言ったそばから酷い誹謗中傷! そう言うところを言ってるの!!」
Aさん「イヤッ! そ・その、今のは・・・」
Bさん「ぼくに対してはそんな身の毛もよだつような口汚いことを
平気で言い放つ阿部さんだけど、でも他所では絶対こんなこと言わないでしょ?
他所でぼくとおんなじぐらいの年頃の女の子には
『ハァハァお嬢ちゃん可愛いねえ、おじさんがお小遣いあげようか?』とか
言っちゃうんでしょ!」
Aさん「ちょっ!! なんてこと言ってくれてんのさ!!
それこそ酷い誹謗中傷だよ!!
て言うかきみぐらいの年頃の女の子と話す機会なんてないしね!?」
Bさん「ぼくぐらいの年頃じゃなくても全世代的に女の子と話す機会はないよね?」
Aさん「また酷い誹謗中傷!! 反論できないけど!!!
って言うかそれ言ったらきみだってそうだろ!
きみだって内弁慶だろ!
他所の人に話しかけられるといいだけ挙動不審になって
『に・日本語でおk』って言っちゃうタイプだろ!!」
Bさん「そっそれは・・・!
・・・確かにそうなんだけど・・・////」
Aさん「(認めた)」
Bさん「ま・まぁ、阿部さんの言う通り?
ぼくが内弁慶であると言う点については?
多少はそう言う側面もあるって程度には認めてるのもやぶさかじゃないけど?」
Aさん「(なんでそんな強気なんだ)」
Bさん「でもぼくは内弁慶である一方で外牛若でもあるから。」
Aさん「外牛若ってなに!?
そんなの聞いたことないんだけど!!!」
身軽で笛が上手い的な?
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