【揺花草子。】<その1197:眠れる森の。>
【揺花草子。】<その1197:眠れる森の。>
Bさん「すごいダイエットの方法考えた。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「ちょっと阿部さん、聞いてる?
おつむ空っぽなんじゃないの?
ハローもしもし、誰かいますかー?」
Aさん「身を乗り出してまで頭をコンコンしないでよ!
そこそこの容量の脳みそが入ってるよ!!」
Bさん「いや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』30周年だそうだから。」
Aさん「ビフかよ!! 思わぬネタ引っ張ってきたよ!!!」
Bさん「とにかく、すごいダイエットの方法なんです。」
Aさん「いやー・・・きみの言う『すごい』は大抵
『すごい話にならない』とか『すごいどうしようもない』の
略だからなぁ・・・。」
Bさん「なにさぁ酷いなぁ! 今回のは革新だよ!!
人類の革新だよ! ニュータイプだよ! フレクサトーンだよ!」
Aさん「フレクサトーンはあの特徴的なSEを鳴らすための楽器だろ!!」
Bさん「あのね、人は寝ている間にコップ1杯分くらいの汗をかくそうですよ。」
Aさん「ああ・・・うん、なんかそう言われているね。」
Bさん「コップ1杯、まあ計算を簡単にするためここでは 200ml としておくよ。
そして水 200ml は当然 200g ですよね。」
Aさん「そうですねぇ。」
Bさん「つまり1晩寝るだけで、寝る前と較べて 200g 痩せると言うことじゃないですか。」
Aさん「いや・・・それは痩せるとは言わないんじゃないかな・・・?」
Bさん「このからくりが分かってしまえばあとはカンタン!
5日寝続けるだけで 1kg 体重が減ることになります!」
Aさん「えっ・・・いやそれは・・・」
Bさん「1ヶ月不眠不休で眠り続ければなんと 6kg も減るよ!!
『夏までにマイナス5kg!』とか超余裕!!」
Aさん「不眠不休で眠り続けるって表現がまずおかしいし
だいたい死んでしまうわ!!!!!」
やっぱり『すごい話にならない』ダイエットでした。
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