【揺花草子。】<その1183:帝王に逃走はないのだ。>
【揺花草子。】<その1183:帝王に逃走はないのだ。>
Bさん「阿部さんってサウザーに似てるよね。」
Aさん「えっ・・・。
うーーー・・・ん・・・。」
Bさん「どうしたの阿部さんそんなレイがレンガを食べたような顔をして。」
Aさん「どんな顔だよ!!
いや確かに苦々しい顔をしてたけど!!
・・・って言うか、サウザーって、やっぱり・・・」
Bさん「もちろんあのサウザーですよ。聖帝サウザー。
南斗六聖拳最強と歌われた男。」
Aさん「そのサウザーに、ぼくが似ているって言うの?」
Bさん「似てると思うね。」
Aさん「ぼくあんなに邪知暴虐かい?」
Bさん「そこは似てない。」
Aさん「じゃああんなにたくましい?」
Bさん「そこは全然似てない。」
Aさん「ぼくは別に心臓とか秘孔が左右反転してたりしてないと思うけど・・・」
Bさん「医学用語では『内臓逆位』って言うんだけどね。
そんなの傍目から判らないから知るわけない。」
Aさん「えぇー・・・。じゃあなにが似てるって言うんですか・・・。」
Bさん「思い出して、サウザーの名言。」
Aさん「名言・・・。
『退かぬ!媚びぬ!省みぬ!!』?」
Bさん「うーん惜しい、そっちじゃない。」
Aさん「えーと・・・じゃあ、
『こんなに苦しいのなら・・・悲しいのなら・・・愛などいらぬ!!』?」
Bさん「そうそう、それ。
阿部さん前に言ってたじゃん?」
Aさん「え、そんなこと言ったことあったっけ?」
Bさん「『こんなにモテないなら・・・愛などいらぬ!!』」
Aさん「それ諦めてるだけじゃん!!!」
思ってても言ったことはない。
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