【揺花草子。】<その1070:あけおめの略。>
【揺花草子。】<その1070:あけおめの略。>
Bさん「めっ☆」
Aさん「めっ☆」
Cさん「めっ☆」
Bさん「・・・」
Aさん「・・・」
Cさん「・・・」
Bさん「まだいたんだ?」
Cさん「酷〜い!! 娘に邪険にされた〜〜〜!」
Aさん「(イヤそれはぼくも思った)」
Cさん「阿部さんどう思うこれ!? 新年早々酷すぎじゃない!?
なんなの反抗期なの!? 思春期まっただ中の不安定な感情を持て余してるの!?」
Bさん「そっ//// そんなんじゃないよ!
ただ純粋にいつまでレギュラー気取りなのかと・・・」
Cさん「なによう〜。
冬期休暇中なんだから別に良いじゃな〜い。」
Bさん「いやそんなちょっとしたレジャー気分で出演されても困るんだけど・・・。
こっちはどうこう言ってもおシゴトでやってるわけだからね・・・。」
Aさん「(無給だけどな・・・)」
Bさん「(無給だけどね・・・)」
中の人「『無給だけどなって顔するな』」
Aさん「新年早々差し込み鬱陶しい!!!」
Cさん「・・・ま、良いわ。私だってあと何回出られるか分かんないし。
そんな長居するつもりはないわよ。」
Bさん「それなら良いけど・・・。」
Cさん「と言うか今日は元旦なのよ!? あなたたちはそのへんどう考えているわけ!?」
Aさん「えっ? どうって・・・。
略式ではあるけれども新年の挨拶は、ねぇ?」
Bさん「うん、したよねぇ?
【揺花草子。】ヘビーウォッチャーなら冒頭の挨拶だけで充分通じるよねぇ?」
Aさん「イヤそれはさすがに同意しかねるよ?
【揺花草子。】ヘビーウォッチャーというものが存在するのかどうかから
検証が必要だと思うよ?」
Cさん「そう言うことじゃないの。」
Aさん「はい・・・?」
Cさん「新年なんだから初詣のひとつも行って来たらどうなのって話よ。」
Aさん「えっ、いや〜・・・」
Cさん「そこは阿部さん反省すべきところよ。
『じゃあ・・・この収録終わったら行く?』って言っとくべきだった。」
Bさん「っっっ////」
Aさん「いっ、いやっ・・・////」
Cさん「そしたらブリジットが『えぇ〜? 阿部さんと〜!?』とか言いながら
なんだかんだで頷くのよ。
そして2人でお詣りして、阿部さんが『ブリジットは何をお願いしたの?』とか訊くの。
で、ブリジットは
『えっ//// お・教えるわけないじゃん!
お願い事は人に言うと叶わないって言うじゃん!!////』
って顔を赤くして応える。
さらに続けて『じゃあ阿部さんは何をお願いしたの?』て訊いて、
阿部さんが『この流れで訊くんだ!?』ってツッコむ。
『どうせ叶わない願いなんだから話しても話さなくてもおんなじじゃん!』
『新年早々酷いなきみ!! 穏和な一年を過ごしたいって言う
ぼくのささやかな願いがさっそく敗れたよ!!』
『阿部さんそんな大それたこと・・・ちょっと引くわ・・・』
『イヤッ!!! こんな小さな幸せさえ許されないのぼく!!?』」
Aさん「あ・あの・・・カトリーヌさん・・・・?
なにを言って・・・?」
Cさん「そのあと2人でおみくじを引くわけ。
で、阿部さんはなんと奇跡的に大吉を引くの。
『やった大吉だよ! 初めて引いたよ大吉なんて!
「素晴らしい1年になるでしょう」だってさ! どうよブリジット!』
有頂天になる阿部さんを見てブリジットは小さく微笑みながら言うの。
『阿部さんぼくに感謝してよね!』
『え? なにそれどう言うこと?』
『ぼくがさっき「阿部さんがこのあとおみくじで大吉引けますように」って
願っておいたんだから!』
『うそ!!?』
『──今年も、よろしくね。阿部さん。////』
『・・・う・うん・・・//// よろしく、ブリジット・・・////』
みたいなニヨニヨ展開になるわけよ!!」
Bさん「なななななに言ってんの!!???////」
Aさん「なんですかその台本かと言うような綿密なシナリオ!!?
ほんとあなたはぼくらのことどうしたいんですか!!?」
Cさん「要するに爆発しろってこと!!」
Aさん「新年早々物騒なこと言わないで下さい!!!!!」
まぁ実現しないでしょうなぁ。
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