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碧翠~Sacrifice~  作者: 椛
1/9

~zero~その姿。

まだ読みにくいところがあるかも知れませんが、オブラートに見て頂けると幸いです。


あぁ、なんかよくわからない。


清々しい気分と、緊張と恐怖が混ざり合って、お腹から胸までがなんか気持ち悪い。


とにかくよくわからない


この隅まで暗く黒く染まった広いホールに、二つの明かりがある。


ここは、彩麗学園高等部のホールである


多分、スポットライトだろう。一つは普通の白なのか、なんというか音楽祭や発表会とかで使われる定番のあの光。

なんか口ではよく説明できない、とりあえず家の電気の色にしとく。


もう一つのスポットライトの色は、ラベンダーみたいな色を少し濃くした感じ

。なんか珍しい色だなぁとアホみたいに眺めている。


そう、もちろん、私がいるのは家の電気の色したスポットライトの下にいる。


一方、綺麗なラベンダーの色した明かりの下には誰もいない


静寂の中一人ぽつんと、佇んでいる。


しかし、しばらくたつとラベンダーの明かりの向こうの暗闇から足音が聞こえてきた。


リズムのいい靴の音はどこか嬉しそうな、というか、楽しそうな軽いスキップにも思えた。


だんだんと近づくその音。


ただの足音なのに、なにかの威圧感に恐怖と緊張がさっきよりも感じて、やがて震えに変わった。


靴先やその姿がだんだんと浮かんでくる。


その姿が完全に分かったのは、‘‘その人”がラベンダーの明かりの下に着いた時。


その姿はその人のそっくりさんでもなく、幽霊でもなく、激似した人形でもない。


間違いなく私を苦しめた、×× ××。


×× ××は口を開いて私に言った。


「さあ、⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎。×××を始め---。」


最後は、よく聞き取れなかった。






閲覧ありがとうございました!

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