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神様だって怒ります

「簡潔に出来るチュートリアルを意図してぐだぐだにするのは、本当に面倒だな」

「そう、筋立てしたのは輝でしょ?もう、ほら、次の仕事」

「今夜は寝かさないぞ」

「曾孫もいるのよ?」

「奏と俺の子なら絶対に可愛いさ」

「事実だけど、答えになってないわよ。付き合ってあげるけど・・愛妻だもん」

「自分で言うことか?愛妻だけどな」


これは通り魔に刺し殺された不憫な巻き込まれ体質の少女、伊沙奈を異世界に送った黛夫妻の会話である。伊沙奈とは同作者の大丈夫ですか?以下略の登場人物紹介を参照で、黛夫妻も同作者の大丈夫ですか?以下略の登場人物紹介及びチュートリアルを要参照の偉い神様夫妻だ。


数兆単位の結婚記念日を数える最高にして最強の統括神夫妻は今日も今日とて(一般的に見て)重要事項を部下に友神達に任せ、(夫妻にとって)重要事項をこなしている。飾らず言えば、他人の恋愛事情観察または人生観察だ。


夫妻は幾多の恋をバックアップし成就に導いてきた恋愛神でもあり、元より恋愛ものが大好物だ。彼らの血筋の者は皆同じ性質を持っている。似通っていようと人それぞれ、個の物語を紡ぐ。輝と友神(男)はそれを眺めるのが自分の妻を可愛がる次に好きだ。奏と友神(女)はそれを眺めるのが自分の夫の側にいることの次に好きだ。


今日も今日とて不幸な者や運命に導かれし者、それぞれ定められた星の許は違うが異世界にいったり転生したり新たにして唯一の物語を紡ぐスタート地点に立っている。一直線な恋も良し、紆余曲折の後に成る恋も良し、激しい恋もヤンデレも良し、彼らは物語の観測者。遠い昔を振り向けば、彼らも恋に迷った時期もある。喧嘩もしたし死にかけたが、彼らは一様に幸せを得た。


そして、その幸せを知ってもらえるように移り行く人々をサポートし送り出すのだ。この物語は伊沙奈の次に旅立った物語、なのだが


「ランダム、ランダムって他人任せじゃなく自主性を持て!」


最近の若者に対して激怒する神様(輝)の姿があったとかなかったとか。クールなポーカーフェイス少女(ほんとは臆病)の狼な物語。少女が引いた種族は白狼。白なのは彼女がアルビノだったから。病死なのだが、原因は日光による皮膚癌。狼系クール少女の冒険譚の始まり始まり。本人出てきてないけどね。


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