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黎剣のゼスト  作者: 幻人
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第1話 ゼスト志願者 <End 新たな仲間>



 サロニカの街の中。ハヤトとセーラが歩いている。

 ハヤトの胸には先程貰った2つの勲章が輝いている。

 彼は涼しい顔をしていた。

 そんなハヤトとは裏腹にセーラは辛そうな顔をしている。

 彼女はハヤトが貰った金貨の袋を1人で担いでいた。


 ――重くなんかない! これも私の役目!


 セーラは明らかにヤセ我慢をしている。元々袋はハヤトが持っていた。

 しかし、セーラは「自分が持つ」と言い出し袋を持っているのである。

 セーラは苦しい表情をしながらハヤトに声をかける。


「ハヤトは軍服着なくていいの?」


「あぁ。俺、一応外交官だから『私服で良い』って言われた」


「そうなんだぁ……」


 ――こりゃ早く金貨を変えないとセーラが可哀想だな。


 ハヤトはセーラを気にかけながら両替所に向かった。



「よし。これで買い物が出来るようになったな」


 ハヤトは金貨を全てエーゲ紙幣に両替した。

 これにより、街で買い物ができるようになる。

 ハヤトの横にはセーラの姿が見えない。

 セーラは後ろの方で袋を引きずっていた。

 彼女の袋には両替した紙幣が入っている。

 袋は先程より大きく地面に届いていた。

 セーラは通行人の注目を浴びている。

 しかし、彼女は他人の視線を気にせず、前進する事だけを考えていた。


「セーラ、馬車借りてこようか?」


「だい…… じょう、ぶ」


 セーラは何歩か歩いた後「プニュッ」と言い地面に倒れ込んだ。


 ――こりゃダメだな。



 結局、ハヤトは馬車を借りてきた。彼が借りてきたのは荷馬車だ。

 しかも軍人が御者に付いている。


「何も御者を付ける必要は無かったじゃないの?」


「これからたっぷり買い物をするからな。必要になるよ」


 ハヤトの目的は買い物だった。それもかなりの量の。

 ハヤトはセーラと馬車を連れ街の各地を巡った。



 ――ワイン、オリーブ、ナッツ、ハチミツ。大体の特産品は集まったな。


 ハヤトはメモを見ている。

 彼は街の人からエーゲの特産品を聞き、それをメモに記していたのだ。


「あー後カラスミも買っておくか」


 馬車を見ると荷台は樽・袋・ビンで一杯だ。

 ハヤトが元気なのとは裏腹にセーラは疲れきっていた。


「そんなに買ってどうするの?」


「なーに。少し考えがあるんだ」


 どうやら、ハヤトは何か企んでいるようだ。

 歩き疲れたセーラは棒にしがみ付いて膝を落す。


「次で最後だ。それが終わったら飯にしよう」


 それを聞いてセーラはヒョイッと立ち上がった。


「やったぁ! それならさっさと済ませようよ」


 セーラは元気を取り戻し2人は買い物を続けた。



 夕刻。2人は買い物と食事を済ませ街を散策している。

 食事の前、ハヤトは御者を務めていた軍人に指示を出していた。

 それは、荷物をある場所に届けてほしいという内容である。

 そのため、今はハヤトとセーラしかいない。

 ハヤトの買い物が終わり、セーラはウキウキしていた。


 ――やっと自分の買い物ができる。


 セーラは装飾店を見つけると、ハヤトを置いて中に入っていった。

 セーラを追ってハヤトも店の中に入る。

 店の中には様々な装飾品が置かれており、セーラの興味を注いだ。

 セーラは店の一角で、ある装飾品を見ていた。


「何これ! 目玉のアクセサリーだよ! 目玉目玉!」


 ハヤトはセーラが見ている装飾品に目を向ける。

 装飾品はネックレス。

 飾りの部分は、青の丸いガラスに目玉の模様が付けられている。


 ――薄気味悪いな。


 ハヤトが引いているのとは裏腹にセーラは楽しそうである。


「それにしても、何で目玉なんだ?」


「それは『バスカニア』というお守りだよ」


 2人が目玉を見ていると店員が横から声をかけてきた。


「そのお守りはね。『邪視から持ち主を守る』という効果があるんだよ」


「邪視ってなんだ?」


「邪視は、睨んだ相手を呪うことだよ」


 ――呪いねぇ…… 胡散臭いな。


 ハヤトは迷信や幽霊を信じない男だ。

 そのため、この手の品物に全く興味がない。


「セーラはコレ欲しいか?」


「えっ…… ちょっと怖いかも」


 セーラはただ品物を眺めているだけなので(はな)から買う気は無かった。


 ――うーん、やっぱり何か足りないぁ。


 ハヤトは口元に手を当て、セーラをジッと見ている。


 ――またジロジロ見ているな……


 ハヤトの目線に気付き、セーラはジト目でハヤトを睨む。


「セーラって、何か足りない気がするんだよなぁ」


 その言葉を聞いて、セーラはショックを受けた。


「しっ、失礼な! 私はそんなお馬鹿じゃありませーん!」


 セーラはハヤトに背を向ける。彼女はホッペを膨らませプンスカしている。


「いや性格じゃなくて。外見がさ」


 それを聞いて、セーラはハヤトに身体を向ける。


「外見? 私の格好ってそんなに似合ってない?」


「いや。似合っているんだが、何か足りない感じがするんだ」


 喋りながらセーラの頭を見ていると、ハヤトは閃く。


 ――そうだ、アレがないんだ!


 ハヤトは何かに気付き、セーラを連れ出して店を後にした。

 2人が着いた所は露店の帽子屋。

 店には様々な色と形をした帽子が売られている。


「うーん…… おっ! コレなんか良いんじゃないか?」

 

 ハヤトが見つけたのは青いベレー帽。

 彼はさっそくそれをセーラの頭に被せてみた。


「おっ、お嬢ちゃん。似合うねぇ」


 それを見た店主が思わず口をこぼす。


「そっ、そうかな?」


「これでバッチリだな。どうするセーラ、その帽子被ってみるかい?」


「うー、うん」


 セーラの了解を受け、ハヤトはその帽子を買った。

 彼は帽子をセーラにプレゼントする。

 セーラは両手を帽子に当て喜んでいる。とても嬉しいようだ。


「ありがとう! 大切にしますね」

 突然セーラの笑顔を見せられ、ハヤトはドキッとした。

 彼は初めて、セーラを可愛いと思った。



 夜。二人は宿屋に到着した。宿屋は昨日ハヤトが泊った店。

 しかし、ハヤトは食事しか取っていないので正式には泊ったとは言えない。


「明朝出発な」


 ハヤトはそれをセーラに報告すると部屋に入る。

 すると、セーラも部屋に入ってきた。

 実は、他の部屋が満室だった為2人は同室で泊る事になってしまったのだ。

 ハヤトは羽織と和服を脱いで肌着になる。セーラの事などお構いなしだ。

 彼はそのままベッドに倒れ込んだ。

 

 ――フカフカだ。

 

 ヤマトには、こんなフカフカの寝所はない。

 向こうでは畳の上の敷き布団が寝所になる。

 背中が痛くなるのでハヤトはそれが嫌いだった。

 ハヤトは国を出て分かった事がある。

 それは、ほとんどの国が寝所に工夫をしているという事だ。

 彼はその中でもベッドが大変気に入り、このフカフカのマットが大好きであった。

 ハヤトは目を閉じ顔が安らかになっていく。

 すると、何かがベッドに入ってきた。


「隣入るよ」


 その一言を聞いてハヤトは目を開ける。彼は現実に戻った。


 ――そういえば俺1人じゃなかった。


 ハヤトが隣を見ると、セーラがベッドの上に座っている。


「……何て格好しているんだ!」


 ハヤトは動揺してセーラを直視できなかった。

 セーラは帽子を取り、上着とタイツを脱いでスリップの格好になっている。

 彼女は意外にも胸が大きい。

 セーラは自分の格好を恥ずかしいと思っていなくキョトンとした顔をしている。


「別に肌着着ているだけだよ。何か問題?」


「大有りだ! 俺等知り合ってまだ2日だぞ。てか、何で隣にいるんだよ!」


「だって、ベッド1つしかないんだもん」


 部屋にはベッドとソファが1つあるだけ。

 ベッドは広く2人で寝る事は可能だ。しかし、彼等は最近知り合ったばかり。

 ハヤトは同じベッドで寝るのはさすがにまずいと思い

 溜め息を吐いてソファに向かった。


「あれ? 一緒に寝ないの?」

 

 一見すると誤解を与えるような発言をするセーラ。

 彼女はハヤトが(やま)しい事をするとは思っていないのだ。

 あまりにも無防備な女性。

 ハヤトはセーラに手を振るとソファに寝転んだ。


 ――まぁこれでもいいか。


 ベッドほど気持ち良くはないがソファの寝心地は悪いものではなかった。

 2人は寝所に着いてしばらく沈黙している。

 ハヤトは目を閉じセーラは目を開けている。

 眠れないのかセーラは独り言のように話し始めた。


「昨日会った人と旅をする事になるなんて、なんていうか運命だよね」


「そうだな……」


 ハヤトは空返事を返す。彼は半分意識が飛んでいるのだ。


「ところでハヤトは何しに欧州に来たの?」


 ハヤトは何かを呟いたが、セーラはそれを聞き取る事が出来なかった。


「何だって?」


「……ゼストに、……なる為だよ」


 意識が飛びかけているせいか、ハヤトは自分の目的をあっさりと教えてしまった。

 ゼストと聞いて、セーラは不意を突かれた様子をみせる。


「ゼストか…… それは凄い目標だね、うん。良い事だよ」


 セーラは空気を読みハヤトを馬鹿にはしなかった。

 彼女は冷静にハヤトに質問する。


「でもさ、東洋でもゼストになる事は出来るんじゃないの?」


 ハヤトの寝息が聞こえる。セーラはそれを察してこれ以上聞くのをやめた。


「お休み」


 そういうと彼女は黙って眠りに着く事にした。



 同刻。陸軍第3師団本部。

 大王とスラングスは貴賓室のソファに腰掛けている。

 テーブルの上には紅茶とお菓子が置かれ、2人は談話をしていた。


「勢いで承諾してしまったが、彼で大丈夫なのか?」


 談話の内容はドラクロとの外交についてだ。

 紅茶を飲むとスラングスは口元からカップを離した。


「このままじゃ失敗するでしょうね。

 こちらからは何の情報も秘策も与えていない。けど、大丈夫でしょう」


 スラングスはカップをテーブルに置き窓を眺めた。

 大王はカップを掴みスラングスに尋ねる。


「その根拠は?」


「彼はあれほどの腕を持っているんだ。自分で解決しますよ」


「それは雷帝としての意見かな?」


「いえ、一個人としての意見ですよ」


 2人は同時に紅茶を口に含んだ。

 カップを置くと先に大王が口を開く。


「そういえば。君はバルディアのゼストが1人亡くなった事を知っているか?」


「はい。今朝新聞で見ましたよ。

 亡くなったのは確か…… 轟音のガストーネですよね?」


「そうだ。奴はインドシナの総督を務めていた。

 奴は現地で悪逆非道の限りを尽くし、暴君と呼ばれていたそうだ」


「暴君ねぇ……」


 大王は紅茶を飲むと顔を下に向け深刻な顔をする。


「それでな、奴を殺したのがヤマトの侍とアメリクスの剣士なんだそうだ」


「ほぅ、2人でバルディアのゼストをねぇ……」


 大王は顔を上げスラングスに目を向ける。


「それでだ。その侍の特徴がな、どうも彼と似ているんだ。

 これは考えすぎだろうか?」


 スラングスは左手を口に当て眉を寄せる。


「考えすぎ…… じゃないかもしれません。

 彼はトゥーネに触れる事が出来ました。

 アレは簡単に自分を触らせたりしません。

 恐らく、彼がガストーネを倒した侍なのでしょう」


「そうか…… ならばこの事は他言無用だ。

 バルディアに知られると面倒な事になるからな」


 エーゲ王国とバルディア帝国は隣国同士で友好関係にある。

 もし、『エーゲの外交官が自国のゼストを殺した人物』だと判れば

 バルディアはエーゲに圧力をかけてくるだろう。

 最悪、友好関係は破綻しかねないのだ。


「分かりました。それにしても、もう1人の方が気になりますねぇ。

 アメリクスの剣士…… 殿下はご存じで?」


「いいや。すまない、その剣士については外見の特徴が掴めなかった……」


 スラングスは両手を前に振り大王を励まそうとする。


「いえいえ、それが分かっただけでも十分ですよ」


 ――アメリクスかぁ…… ハヤト君とその剣士はどういう関係なんだろう。


 スラングスはカップを持つと中に入っている紅茶に目を向けた。



 昼前。果てしない道をハヤトとセーラが歩いている。

 2人は既に街を出立しドラクロを目指していた。

 ハヤトは移動の暇潰しにと、何気ない会話を持ち掛ける。


「セーラは何でエーゲに来たんだ?」


「友人の紹介だよ。『大王様の護衛をして欲しい』って頼まれたんだぁ。 まぁたった2日だったけど」


 セーラの職業についてハヤトはあまり知らない。

 彼はセーラが何者か気になっていた。


「セーラは用心棒なんだよな?」


「そだよ。私の場合フォルホイアって言うんだけど」


「フォルホイアってなんだ?」


守護者(フォルホイア)は護衛専門の職業だよ。

 普通の用心棒と違い1人で複数の(オーナー)を守る事が前提とされている」


 ――護衛のプロって訳か。


「オーナーへの気遣い、体調管理などもフォルホイアの仕事なんだぁ」


「用心棒とマネージャーが一緒になったような感じだな」


「まさにそんな感じ」


「忙しい職業だな」


「まぁね。でも私すぐ迷子になるから

 いつもオーナーに助けてもらっているの…… 情けないよね」


 セーラはトホホとした顔をしている。ハヤトはセーラを励ます。


「誰にでも欠点はあるさ。よければ今度、地図の読み方でも教えるか?」


「ありがとう。それじゃ、今度お願いするね」


 ――とは言ったものの…… 今まで何人もの人が教えてくれたけど

    結局頭に入らないんだよなぁ。


 セーラはハヤトの気持ちを台無しにしない為に本当の事を言わなかった。

 お返しにセーラはハヤトの事を尋ねる。


「ハヤトは侍か何かなの?」


「侍だ」


「やっぱり! 前に本で見た事あったんだぁ。

 『拙者は腹を斬って自害するでござる』なーんてね」


 ――随分偏った本だな。


 ハヤトは肩を下ろしながら冷静に答える。


「今時そんな言葉使う侍はいないよ」


「えぇ! 何でさ!」


 セーラは少しキレ気味になる。


「拙者はともかく、語尾に『ござる』を付ける奴は全くいないぞ。

 俺の人生でそれを使ってた者は数人しかいない」


「残念。ござる聞きたかったのに……」


 セーラは目を閉ざし落胆している。

 彼女は『ござる』が聞きたくてたまらなかったようだ。

 何歩か歩いた後、再びセーラは侍の話をする。


「ねね。侍って何で腹を斬って自殺するの?」


「切腹の事か? 自分の腹を斬って詫びろって事だろう。

 今は身分制度が無くなったから、切腹する奴なんていないけどな」


「ふーん。それじゃ、今は大丈夫なんだね」


「どうだろう。今ヤマトを動かしている奴は身分制度を戻そうとしている。

 もしかしたら、切腹文化が帰ってくるかもしれない」


 セーラは目を大きく開け声を上げる。


「ダメだよ! そんな野蛮な風習を戻しちゃ!」


「だな」


 ――そのためにも、この外交を成功させないとな。


 ハヤトは顔を前に向け改めて自分の目標を確認した。



 夜。ハヤト達は名も知らない村の宿屋に泊る。

 今度はちゃんと部屋が別れており、ハヤトは念願のベッドに就く事が出来た。

 ハヤトはベッドの上に横たわり天井を眺めている。

 天井を見ながら、彼は師から貰った手紙を思い返していた。


『ハヤト。お前がコレを読んでいるという事は

 恐らく私はこの世にいないだろう』


 ――どういう事だ?


『私は手紙を書くのが苦手だ。だから要点だけを書いておく。

 現在、政権は将軍派が独占している。

 奴等は陛下の意見など聞かず神子派への弾圧も始めている』


 ――やはり将軍派が台頭していたか。


『私は病に倒れ何もできない。

 四天王という肩書を持ちながら不甲斐ない話だ』


 ――病か……


『そして奴等は新しい四天王候補を用意してきた。

 このままでは、この国は将軍の物となってしまう。

 そこでお前に頼みがある。

 ハヤト。

 国を救うために、新しい四天王になってくれないか?』


 ――俺が、四天王に?


『無理強いをしているのは分かっている。

 お前が国を追放され、ヤマトに帰れない事も分かっている。

 だが、ゼストになれば国に帰る事ができる。

 陛下と若き神子は、お前のゼスト帰還を承認した』


 ――ヤマトに帰れる……


『しかし、将軍が国を支配してしまえば、お前は二度とヤマトには帰れない。

 お願いだ。

 将軍を止めるために、新たな四天王になってくれ。

 この国を救えるのはお前しかいない』


 ――師匠が、俺に頼み事をするなんてな。


 最後に。ハヤトは手紙の一番下に書いてあった行を思い返す。


『一度でいいから、お前の成長した姿を見たかった』


 ――師匠……


 ハヤトは右手を天井に向け、拳を握りしめた。


「かならず…… ヤマトに帰る」



ご朗読お疲れ様です。実に長い話ですねー。

まぁ某新人賞に出した作品なので、しょうがないですが。

ペースとしては土日に1話を上げていこうと思っています。

まぁほぼ自己満な作品ですが、この作品は自分が引き込まれるような

書き方を意識しているので、いつか皆様に楽しんで頂けたらと思います。

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