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中二病乙!! 〜変人ばかりの図書室の住人〜  作者: 朝里かれい
はじめましてカオスです
3/17

変人

さっそく当番日か。適当に決めたからな。

さて、速攻で終わらすか。


「むー。」

おっ、晴香じゃん。どうしたんだ?

「どうしたんだ?とっとと入ろうぜ。」

「入りたいんだけどさ…」

「?」

いったいどうしたんだ…

なんかいんのか?


「だからさ~。あの話は上条さんの活躍がよ~。」

「は?何言ってんの。その話はな、一方通行(アクセラレータ)に注目しろよ。」

……

いた!変な人たちがいた!

つか、この人たち、この前カウンターにいた人たちだ。あの時もうまく聞き取れなかったが、確かアニメの話しをしてたぞ。

まざりた…じゃなくて。どいてもらわないと、仕事ができない。

「すみません。仕事をしたいので…。」

「ああ、すまん。」

二人は後ろにあった、踏み台に移動した。

あっさりとどいてくれたな。ごねるかと思った。

しっかし、不思議な組み合わせだな。

上条さん派とおぼしき人は、黒縁メガネに短髪無精ひげ無精ひげ。ヲタクといわれて真っ先に思い浮かびそうな風貌だ。

かやた一方通行(アクセラレータ)派とおぼしきひとは、顔も身長もそこそこ良い。ジャニーズ系だ。

女子たちがだまっていないだろうな。

ふつう、こんな組み合わせは見ないぞ。


「あれ?鈴木。俺って今日当番だっけ?」

「あ。そういえばそうだな。」

「んじゃ、俺らが仕事を教えるよ。」

なにーーーー

確か、それぞれの学年をバランスよく分けるから、先輩に教われ、と委員長は言っていたが…

この人たちかよ!?

「そっちの子も当番だろ。入れって。」

「あ、はい。」



「ま~、俺は鈴木。そっちのは高橋だ。」

「うぃーす。」

ふむふむ

メガネが鈴木 ジャニーズが高橋か

フルネームは言わないのな…

「俺は朝日ハルヒ。で、こっちのメガネの子は…」

「亀田晴香です。」

「メガネ率高ww」

俺もメガネをかけている為、四人中三人がメガネだ

このメガネ率が鈴木先輩のつぼにはいったようだ


「バカが笑って進まんから、俺が軽く説明するよ。」

「誰がバカじゃ。」

「おまえじゃぼけ。」

高橋先輩の足は、鈴木先輩の弁慶の泣き所めがけてはなたれた

「あうち」

高橋は鈴木にけりをいれた こうかはばつぐんだ!!

って思っている場合じゃない

鈴木先輩涙目になってるよ

大丈夫か?

「そんじゃ、まず最初は…」

高橋先輩は気にせず説明をし始めた


仕事内容はとても簡単だった

返却ボックスに本が入ってたらハンコを押す

借りたい人がきたかカードをもらい、データスリップという返却日の書いてあるカードを渡す

データスリップを作る

これだけだ

「毎日人が来るわけでもないので、データスリップ作成が終わったら暇になる。んで、その暇な時間をだべって過ごすわけ。」

高橋先輩説明乙

この前のあれもそういうことか


「暇だし~マンガの話しでも。」

鈴木が復活した

「ヒバリさんかっこよくないですか!!あのリング戦とか」

マンガの話しと言われ、ついテンションが上がってしまった

ドン引きだろうな…

「確かにリング戦のときはパネぇよ。だがしかし、クロームにまさるものはなし!!]

「は?なにほざいてんだよ ドカスが。」

「なに言ってるんですか。パイナップルのシロップ漬けが最強ですよ。」

うん いらん心配だった

つか、鈴木先輩、ジョジョ立ちしながらクロームについて語んないでください

そして、今までテンションの低かった晴香が、めっちゃのってきた

おまえ、骸が好きだったんだ 前は恭弥サイコーって言ってなかったか


俺たちはしばらく、このテンションのまま話していた

もう少しで予鈴がなること伝えに来た司書さんから、変なものを見るような目で見られた





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