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おやつ

「ムシバ様!しっかりしてください!」

野太い兵士の声で起こされる。最悪な目覚まし時計だ。ボクは額をおさえながら起き上がった。生きている。あずきはボクを殺さなかったようだ。甘いね。甘すぎる。甘いの大好き♩

「だいじょうぶだよ。あずきは?」

「立ち去ったようです」

「行方を探してくれ。捕まえて奴隷にする」

「かしこまりました!」

兵士は駆け足で去っていく。あずきにあっさり倒された兵士たちに罰を与えようと思っていたがやめた。ボクも敗北したし、今回だけは見逃してやろう。

ふと視線に気づく。戦闘中、隠れているように命じていたメイドが柱の影からこっちをみつめていた。ボクは命ずる。

「目覚めのココアとシュークリームを頼む」

「はい!すぐにお持ちします!」

美少女メイドは足をうずまきにしておやつをとってきた。お皿に山盛りのシュークリームが積んである。ボクはシュークリームをひとかじりする。あ〜ん♩

嫌な味が口全体に広がった。

「にっ、にがい!」

あわててココアを呑む。吹き出してしまう。

「こっちも苦い!」

いったい何がどうなっているんだ!?メイドは目を丸くしている。

「まさかあずきのしわざか・・・」

苦い味がぜんぜん消えない。人生で1番最悪な気分だ。ボクは苦虫を噛み潰したような顔をしているに違いない。ボクは何をされたんだ?皆目見当もつかなかった。


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