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異世界転生したのに無双できない  作者: 大川 前雅
第一章其処にあるもの(俺って弱くね)
5/21

衣食住って思ったよりも大事だよね

衣食住全てがなくてもはや路地裏に住むしかないと思っていた俺、幾星 透は、なぜか話しかけてきた女の人に、

衣食住を提供する代わりに専属の冒険者になれと言われ

それを承諾した!


⁇?『ところで、君の名前は何でいうの?』

透『俺は幾星 透です』

ていうかこの人の名前ってなんていうんだろう?

透『すいません、貴女あなたの名前は何ていうんですか?』

⁇?『私?私の名前は〜そうだな〜よし!決めた

透くん私のことはぜひ支配者マスターとでも呼んでくれ』

支配者マスターねぇ絶っっっっ対本名じゃないだろ!

まあ、何かしらの事情でもあるのだろう

俺はそんなに空気を読まない男じゃないから

聞かないでおこう

透『わかりました!支配者マスター!』

支配者マスター『うんうん、これからよろしくね〜』

そして、俺は支配者マスターについていくと、

防具装甲アーメイルと書かれた店に着いた

うん、わかりやすい名前だね

支配者マスター『ここが私が経営している店防具装甲

《アーメイル》だよ!』

透『おおー!』

想定通りの可も不可もないとっっってもシンプルな店だった。例えるなら小さめな2階建アパート程度だろうか

そして俺は支配者マスターとともに店に入って行った





支配者マスターの経営している店はかなり綺麗であるが確かにこの前の店で見たあのメチャカッコいい剣

【宵闇の明星】のようなものはなく

どこまでも基本的かつ普遍的な、初期装備のようなものしかないこれなら俺みたいな弱いやつでも受け入れるわけだ

透『ところで俺の住む場所はどこですか?』

支配者マスター『ああ、そうだったね ついてきて』

そして俺は言われるがままついていくと角部屋?のような場所に着いた

支配者マスター『今日からここが君の住む場所だよ』

そしてドアを開けると…

透『おお!』

すごい正直舐めていた俺は前世マンションの一番安い部屋に住んでいたが、それとは段違いだった。

異世界に来てよかった〜

透『ありがとうございます ありがとうございます!』

支配者マスター『お、おおそこまで喜んでくれるとは思わなかった。よしお腹も空いているんだろう?ご飯を食べようじゃないか』

支配者マスター『あ、後君はまず汚れた服を着替えようか。』

透『え、男用の服ってあるんですか?』

支配者マスター『うん、たまたま偶然、この前男でも女でも着れるような服を買ってね♪多分君に着せても似合うよ、君結構綺麗な顔だし♪』

は?キレイナカオ?俺ってそんな綺麗な顔だっけ?

前世の時はアニメとか漫画とかでいうモブA的な顔だったのだがまさか――――――

透『すみません、鏡とかってありますか?』

支配者マスターはなんか不思議そうな顔をしていたがコクリと頷いて鏡を持って来た。そして俺の顔を見ると

透『え!?』

めっちゃ驚いたなぜならその顔は前世の時の雰囲気はあるものの髪型も目の色も何もかも違っていたからだ。

まず髪型は藍色のマッシュパーマ

目の色は透き通るような黄金だった

支配者マスター『まさか、君自分の顔も見たことなかったの?』

透『は、はい』

支配者マスター『はあ…不思議だな〜』

透『何がですか?』

支配者マスター『君顔も綺麗だし手もそこまで汚いとは思えないなのに衣食住どころかお金もないなんて』

確かに普通に考えれば異常だろう

だがここで転生カミングアウトはしたくないので

透『ハハハハハ』

笑って誤魔化すことにした

すると支配者マスターも呆れたのか何も聞かずにどこかに行った

しばらくしたら支配者マスターは、スーツ?制服?のようなものを持って来た

支配者マスター『どうだい透くん』

正直なことをいうと、悪くない

透『綺麗な服ですね』

俺は制服とかそういう服はかなり好きなのだ

特に理由はないだけどなんかかっこいいのだ

そして俺がそれを着ると

支配者マスター『うんうん似合ってるよ』

透『ありがとうございます』

支配者マスター『それじゃ私はご飯作るから待っていてねできたら呼びにくるよ』

透『わかりました』

さあ、異世界に来て初めての食事何が出るか楽しみだ

十分後

支配者マスター『透くんできたよ〜』

よっしゃ来た〜!

透『はーい』

声のする方に行ったどこで食事をするのかわからないので声のする方へ行く

何でそういうの教えてくれないのだろう抜けてるところあるんだな

そして着いた場所にはフランスパンに非常に似ているものと美味しそうなスープだった

透『美味しそうですね』

支配者マスター『そうだろう?早速食べようじゃないか』

透 支配者マスター『『いただきます』』





透 支配者マスター『『ご馳走様でした』』

うん、普通に美味しかった

食べ終わると急に支配者マスターは真剣な顔をして

支配者マスター『それではここからは重要な話をしようか』

と言ってきた……







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