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異世界転生したのに無双できない  作者: 星野 夜月
第一章ただの始まり
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第一章20 速度0キロメートル

このまま第二階層階層主に対していくら攻撃しても意味がないと判断した俺は、一度ギルドに戻ることにした。どう考えても今の俺では勝てる可能性が低すぎるからだ。


ギルドに戻り、いつも通りステータスを測ってもらったのだが、特に新しいスキルが発現することはなかった。強いて言えば、レベル上昇条件が120分耐えて勝て になったこと、そして《筋力増加(ストレンジブースト)》の効果継続時間が10分ということがわかったくらい。どうしようかな、どうにかしてあのボスツノシシを倒したい。新しいスキルが欲しいが、そんな不確定な要素には頼りたくない。だからこそ今の自分にできることを考えなければならない。避け続ける……のはダメか、それが出来なかったから、一番最初にボスツノシシに挑んだときは、剣で受け止めるしか方法がなくなって、結果バカみたいにぶっ飛ばされたんだった。どうしようかな、剣で受け止めれるかなけど《コネクトスラッシュ》+《筋力増加(ストレンジブースト)》でも受け切れないしな。なんか《コネクトスラッシュ》の《刺突》バージョンみたいなものがあればいいのに………あ、あるじゃん。明日はそれを試してみようかな。その後俺は一度支配者(マスター)の家に戻った。


俺は家で、ツノシシのドロップアイテムである。あの毛皮を縫っていた(・・・・・)。とりあえず布団にしよう。なんてことは思っているわけもなく明日のための準備の一つである。ちなみに縫うための道具は、支配者(マスター)に貸してもらっている。支配者(マスター)に縫ってもらえばいいじゃん、とか思うかもしれないが、シンプルに負担をかけたくないというのもあるのだが。それ以上に自分のイメージにあったものを作りたいからという気持ちがある。とにかくこれを縫い終わったら寝よう。そして、できたのはそれこそ布団とでもいえるようなものだった。


やることは決まっている。ただ一つボスツノシシの討伐である。今日のために3つの作戦を考えている。その作戦はどれもやりようによれば120分耐えて勝てることが可能なものである。まず俺はいつも通り薬屋に行き、ポーションを買い、すぐにギルドに行き混沌の核に《座標転移(エクスポート)》した。



混沌の核に行った俺は第二階層に直行し、他のものを無視してボス部屋に行った。ちなみに120分を測る方法だが、《筋力増加(ストレンジブースト)》を使用する効果継続時間が10分なので12回発動すればだいたい120分だろう。さあ、行こう戦闘(実験)開始だ。


第一回目の《筋力増加(ストレンジブースト)》発動。

一番最初の作戦。俺も自分で壁にぶつかれば加速する説。

ということで、うおおおおおおお!と叫びながら壁に向かって全力ダッシュをした。そして壁にぶつかっ―――

バァァァァァンという爆音が鳴り響き、俺は気を失いそうになったが、なんとか立ち上がった。まあつまり俺は加速しなかったということである。ここからわかったことが一つだけある。それはこの壁はボスに対してだけ効果があるということである。まあおかげで3つ目の作戦も効果があることがほぼ確定した。まあ、もともと加速すると思ってないから別にいいけど。そして俺は第二の作戦に移る。まあその作戦に名前をつけるなら………おっと、ボスツノシシが来てしまったようだ。まあまだ加速回数は2回程度だから全然準備できる。まず一度剣を振る。よし、来たなツノシシ。そして俺は角に向かって《刺突》をした。これは現状俺が出せる真の最高火力である。そして俺はその《刺突》をボスツノシシに当てる。するとツノシシは静止した。おっしゃあああこの作戦は成功した!恐らくこれでボスツノシシは、加速回数が0に戻る俺が止めたのは40キロ程度の速度だろう。今のボスツノシシは速度0キロメートルといったところだろう。俺がどうしてボスツノシシを止められたのか、それはスキルを合わせまくってどうにかした としかいいようがない。俺が合わせたスキルは、《ディフェンスレートアップ》+《筋力増加(ストレンジブースト)》+《コネクトスラッシュ》+《刺突》である。まず《コネクトスラッシュ》の一撃目は先程振ったやつであるそして二撃目の攻撃を切るのではなく《刺突》することにした。《スラッシュ》よりも威力が高い《刺突》さらに《コネクトスラッシュ》の二撃目の威力上昇がかけ算された結果威力が一番高い攻撃になる。そこに《筋力増加(ストレンジブースト)》による攻撃力、威力の底上げ、さらに《ディフェンスレートアップ》による成功率の上昇。この全てが合わさってやっと止めれた。マジでよかった3つ目の作戦は1回くらいしか機能しないからなこれならいくらでもできる。この一撃は、今の俺の持つ力を駆使した、最高の一撃である。これを駆使して120分間耐えてやる。

作戦名は【全スキル総動員】である。


第一回目の《筋力増加(ストレンジブースト)》が切れたため第二回目の《筋力増加(ストレンジブースト)》を発動した。その後第二回目の《筋力増加(ストレンジブースト)》が切れたため第三回目の《筋力増加(ストレンジブースト)》を発動――――発動―――発動―――ちなみに俺は一回目の全力攻撃により、加速2回までなら止めれることがわかったので、2回加速→全力攻撃による停止、という流れで戦っている。流石にずっと全力攻撃は疲れるからな。―――――発動――――発動――――発動――――発動――――発動―――mpが切れそうなので2回加速してる間にmpポーションを飲む、発動―――合計で11回発動した。ハアハア、流石に疲れてきた。よし、2回加速した。もう一回全スキルを合わせまくって………あ

空振っ………た?まずいまずいまずい。後少しなのに、あと少しで120分経つのに嘘だろ?ここで終わるのか?ここまできたのに?いやだ。それだけは絶対にいやだ!

あ!

あれを使うしかない。3つ目の作戦を…………。


昨日縫っていたツノシシの毛皮、あれはもちろん布団ではないし、新しい階層に行くとき、その階層が寒かったときように縫っていたわけでもない。それは、このボスツノシシ戦のために縫っていたものである。完成したそれは、かなりでかい布、だいたいデカめのカーテンくらいの大きさになった。これをどう使うのかはすぐにわかるだろう。


クソ!3回、4回、5回、6回、7回、8回………と、どんどんボスツノシシは加速していった。もう剣で受け止めることなど不可能なレベルの速度である。ここからは賭けだ。そして俺は、昨日縫っていた布、《見せかけの防具(エンプティ)》を取り出して、それを身体の横に持つ、そしてそこにボスツノシシが来るのを待つ。まだか?まだか?

来た!そして俺は《見せかけの防具(エンプティ)》にボスツノシシが入ったと感じた瞬間俺は、その布を離す。するとボスツノシシは、ズザザザザ!と滑って、壁に激突した。本来ボスツノシシが壁にぶつかるとその身体が、180度回転した後、壁に激突する前より加速して突進を続行する。しかしそれはボスツノシシ(・・・・・・)の身体が当たった時にのみ発動する。しかし、今回壁に激突したのは見せかけの防具(エンプティ)であり、ボスツノシシ自身の身体は、全く壁に触れていない。つまり、ボスツノシシは180度回転せず、加速もしないつまり、ボスツノシシは停止したのである。


ちなみに何故この作戦が一回しか使えないのか、それはシンプルに布が破損する可能性が高いためである。


危ねえ〜!マジでこれが成功しなければ、俺の敗北は、ほぼ確定していただろう。そして俺は布に包まれているボスツノシシを布ごと斬る。あ、《筋力増加(ストレンジブースト)》が切れた。つまり、これでレベル上昇条件の一つである。120分耐える は、成功したのであった。ということは、

透『後は倒すだけだァァァァ!』

そして俺は今回の戦いにおいて、最後の《筋力増加(ストレンジブースト)》を発動し、《コネクトスラッシュ》の一撃目をボスツノシシに当てる。その後、《刺突》と《コネクトスラッシュ》の二撃目を複合したものをボスツノシシにぶちかます。これを10回(HPどんだけあるんだよ)ボスツノシシにぶちかまして、俺はボスツノシシを倒した。その後第一階層階層主を倒した時と同じく光る玉みたいなものが俺の体に入ってきた。


疲れたとにかく疲れた。なんなんだよ120分耐えるって頭おかしいんじゃねーの?にしても俺よく120分耐えきったな。自分を本気で褒めたい。よくやった幾星透。というのは置いておいて。もう疲れた、マジで疲れた。もう帰ろう。と、思っていたのだが、そう言えばこのボス部屋の壁の石、素材に使えないだろうか。試しに《刺突》しよう。あれ〜、全く壊れないんだけど。よし、全スキル複合攻撃をしようかな。ガキィィィィン!という甲高い音と共に俺の剣は弾かれた。ああこれダメだな。全く破壊できる感じがしない。まあ、仕方ないか。全部うまく行くことなんてないしね。じゃあ帰ろう。


ギルドに戻ってきた。

ステータスを測ってもらった。

幾星 透

ステータス

レベル3

レベル上昇条件???

HP90→105

MP52→67

STR80→95

DEF63→78

AGI95→110

???38→53

武器スキル

《コネクトスラッシュ》

《刺突》

能力上昇スキル

筋力増加(ストレンジブースト)

《ディフェンスレートアップ》

常時発動スキル《アラガウモノ》

《グッドセンス》


レベルアップ報酬 スキル統合


うーん、新スキル習得がよかった。けどスキル統合も魅力的だな。うーん、どのスキルを統合しようかな。


恐らく《コネクトスラッシュ》と《刺突》はあまり複合する意味がないだろう。《ディフェンスレートアップ》は正直消したくない。《筋力増加(ストレンジブースト)》も同じ理由で消したくない。《アラガウモノ》は……………どのスキルを統合しても効果にデメリットがつきそうだ。《グッドセンス》、これがいいのではないだろうか、これはどのスキルと統合しても良い効果になりそうだな。そうだ、《刺突》と統合してみよう!まあ、今回のボス戦で一番活躍したスキルだからな。


《刺突》と《グッドセンス》を統合する!


了 武器スキル《刺突》と常時発動スキル《グッドセンス》を統合します 


完了しました 武器スキル《刺突》と常時発動スキル《グッドセンス》を統合した結果

武器スキル《会心刺突》が誕生しました。


幾星 透

ステータス

レベル3

レベル上昇条件???

HP105

MP67

STR95

DEF78

AGI110

???53

武器スキル

《コネクトスラッシュ》

NEW《会心刺突》

能力上昇スキル

筋力増加(ストレンジブースト)

《ディフェンスレートアップ》

常時発動スキル《アラガウモノ》


《会心刺突》

効果剣により、攻撃対象を突く時、刺しやすくなり、衝撃波が出るようになる。また、0.01%の確率で、相手の最大HPの99%分のダメージをあたえることがで与えることができる。


は?相手のHPの99%?チートじゃねーか。いくら0.01%とは言えどもエグすぎだろ。


よし、これからも頑張っていこう!

俺はかなり喜びながら支配者(マスター)

の家に帰るのだった。



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