盗賊が想定以上に強かった件
サイフ盗賊団
金強 盗が町の店を
襲撃したのを見た転生者
幾星 透は
店の人を助けるべく
金強 盗の前に立ちはだかるのであった
透『俺は幾星 透お前を止めてやる!』
盗『ハッ 武器もないくせに何言ってんだお前?』
武器?そんなの必要ないだろ、なにせ俺は
転生者
だから何らかのチートスキルを持っているはず!
透『お前は素手だけで十分だ!』
盗『へぇ〜そんなこと言うんだ〜 じゃあただの弱虫に
現実を見せるべく手加減なしの本気でいくよ』
透『かかってこいよ』
その瞬間視界から盗の姿が消えた
それに気づいた直後
俺の体は…
宙に浮いていた
その後背中に激痛を感じ俺は意識を失っていた
盗『口ほどにもないなどこからあんな自信が湧くんだろうなあ〜』
盗『まあもうこれ以上やってもつまらないし
とりあえず帰ろ』
そうして俺 幾星 透は異世界転生後の
初戦は
敗北に終わった
透『あ、あれ?何で俺町の広場で寝ているんだ?』
あ、あーそうだったそうだった
サイフ盗賊団とか何だかに所属してる金強 盗とか言う奴にぼこされて
透『気絶してたのか』
ていうか町の広場に野ざらしはなくない?
1人も優しい人いないの?
ってまあ盗賊に対してイキってバトル挑んで玉砕した
やばい奴だもんな俺がみてたらそんな奴ほっとくし
あーにしても何なんだよあの目にも止まらない速さ
人間離れしすぎだろ
とりあえず俺はこの世界について知らなすぎる
役所とかに行ったらこの世界について何か聞けるかも
ということで俺はここら辺で一番大きい建物に来た
途中俺を哀れみの目で見る人達がいたが気にしなかった
いちいち気にしていたらキリがないのだ
この建物は、どうやら何かの役所のような物らしい
とりあえず入ってこの世界について知ろうと思う
透『うわー随分と壮大なエントランスだなー』
高級ホテルなどで見るなんか美しそうな模様
なんか高そうな装飾品であしらわれていた
よしちょっと話聞きに行ってみるか
あ、あれ誰にどうやって聞くんだろう
ヤバい、普通に話聞きに来たけど
そこら辺全く考えてなかった
このようにあたふたしていると…
???『どうしたんですか?』
白いワイシャツと黒いズボンというザ・制服
という服を着ている
黒くて短い髪に黒い瞳の女の人が話しかけてくれた
ほんっとにありがとう話しかけ方とか
全くわからなかったから
透『あの俺この世界について全く知らなくて…
少し長くなるかもしれませんがいろいろ聞いてもいいでしょうか?』
ここで転生者だということを明かすのはナンセンス
なので何か聞かれたら記憶喪失という設定にしよう