クイックライフ 2025/06/24 06:29
-追記-
また、やってしまいました(°∇°;)←短編の連載投稿です(・・;)
焦っての投稿はダメですね(;-_-)=3
クイックライフの失敗、時間に追われる弊害です(o_ _)o
急遽、次話を作成して、スローライフ的な写真を付けることにしますね(^_^;)
次話で完結といたしますので、写真を選ぶまで、すこしお待ちくださいませm(_ _)m
スローライフの夢を見る
ゆったりと流れる時間のなか
穏やかな想いと楽しき日々
スローライフに憧れる
けれども
その日々に届くことはない
なぜならば
自分はデジタルに彩られた
生き急ぐ世界 クイックライフ
その呪いへと捕らわれているから
今の世は高度成長期を過ごし
忙しなく生きた土台の上に成り立っている
その先にあるのは
生き急いだ末に出来上がったのは
現代のブレーキの壊れたような
細切れのような時間の連なる
この加速する世界
子どものためと言っていた
急ぎ世界の成長に追いつこうとし続けていた
未来を夢見ていたあの頃の親たち
今の世界は自分ひとりのための
望みと欲求の加速する人たちで溢れている
止まらない時計
短くなり続ける時間の中で
欲望に振り回されて
人はきりきり舞いしているようだ
時間に追われながら
振り絞り作った僅かな時間さえ
日々の忙しさの中で
あっという間に消えてゆく
追われるための時間を作り上げている
そんなことさえ気付かなくなっている
この忙しない高速世界
この拘束されたクイックライフ
追われるために生きるのか
終われるための生き方なのか
人から教えられた
追われる道を選び進み終わらない幸福
自ら気付いた
終われる道すら選べず進み続ける幸福?
走り続けながら疲弊し続ける高速世界
逃れようとしても出来ずにいる拘束世界
安易に素早く選び
抱え込んだたくさんの幸せ
生まれ続ける
数多の幸福に縛られる世界
数え切れないほどの
細切れにされた幸福の中で
人は幸せと呼ばれるものに囲まれて
必死に生きている
人が必要ないと排除したものが
巡り還りて人を排する
おそらくは
そんな未来が待っているのだろう
生き急いだ人の
クイックライフという
終わらない倖せの
いつとも知れない先で
-あとがき-
6月末に近づく頃、これを半分ほど書いたのですね。
それからどこかで書き上げようと放ってありました。
これを仕上げたのは、
そのきっかけはきっと拙作の猫又ですね。(もしくは猫又と狐のふたり)
彼女たちの気持ちのエッセンスが混じっているようにも思えます。
このところ、ゆるゆるよっこらせで書いたりの、拙作の童話と称するものや、電脳の猫の物語などが影響して混じっているのでしょう(^_^;)
いつかスローライフの中で書いてみたいと思う反面、
きっとそんなことはないと思う自分がいます。
クイックライフも悪くない。
そう感じているからですね(笑)
いつか訪れるはずの立ち止まるとき、
スローライフをまちつつ……
読んで頂きまして、どうもありがとうございました♪(●´ω`●)