九雨 終リノ夢: 「現想」
シュゥゥウウウウウウウォォオオオオォォ..... ン.....ッ
バッ!!
「…┈┈┈こ、ここはᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」
圭介。 そして征四郎。
「—————まさか、この場所は… … …??」
「"ナヘレ"か? あのウバイ.. .. SPEAKERが住んでいた??」
ドォォォオオオ... . . .. ン.... ...
「 ______
「 …┈┈┈┈┈ま、まさかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ッ
遠く。 どこから聞こえて来るか分からないが、降り立った先。
どこか暗い夜の森の様にも見える、山裾の様な場所で周りの様子に
征四郎が動きを止めているとどこからか__________
おそらく、今自分がいる山裾の頂上からなのか、火山の様な.. .. .. .
破裂する様な岩と岩がぶつかり合う様な音が、微かに
聞こえて来る気がする. ... . .
「み、"雅"はどうなったんだ??」
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」
ドォ ォォォオオオ ン.. .. .. ッ
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
先程まで、目の前にいた雅。 その雅が姿を消した事に圭介は
声を上ずらせながら、暗い森の前で立っている征四郎に対して問いかけるが、
征四郎はただ黙り込みながら今自分の側にある森。
そして、その先に広がるおそらく自分がこのヌアの島で
目にした事がある島の中央。
'ナヘレの火山'を遠くまで見渡す___________
「こ、ここが…┈┈┈┈ "ナヘレ"って事は、お、俺達ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
お、俺達の夢は、"終わった"__________ そ、そう言う事か??」
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ "続いて"る…┈┈┈┈」
「————え?」
静かに、だが力強く自分の問いに予想もしなかった様な答えを返す
征四郎に、思わず圭介の顔が間が抜けた様に緩む
「 この、夜の場所…┈┈┈┈ 周りを包む霧___________
どこからか聞こえて来る、「山が動いている」様な.. . .. .
それに… … …
「—————"光"か??」
「( あの、"光"は… … … !)」
「 キィィイイイーーー ロロロロロロ.... !」
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
バサッ ——————バササッ!
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
視線。 征四郎の言葉に、圭介がその視線の先。
遥かナヘレの山上の空と入り混じる様な. .. .. .
灰と赤が混ざりあった様な空を見上げると、そこに先程まで自分達が
ਕਬਰਾ(カブラ)、宮と呼ばれる場所で目にしていた鈍い色をした光る平面。
更に、それとは別の何か… … …
おそらく、このヌアの島のどこかから伸びているのか
視界の端にある地平線から、空へと向かいいくつかの
"光の柱"の様な物が、頭上を飛び交う鳥たちの挟間を縫う様に
伸びていく姿が見える___________
「ヌアの島.. . .. だが、このヌアの島は、
現実の島では無く、俺達がいたカディア˛˛˛˛˛
"あの夢の続き"…┈┈┈┈┈ そうなる、って事か?」
「 ____________」
"ザッ!"
「 征四郎.....
「( 最後に辿り着いたのが、カディアでは無く、
この"ヌアの島"…┈┈┈┈┈
「 ___________
「 キィイィイイイイ ロロロロロ…┈┈┈┈┈┈