七十九雨 十一ノ夢 ☰☰☰⚊ ♅ 「消えていく影」
"ザッ ザッ ザッ ザッ. .. . . .. !
「( やは、り_____________
スゥウウゥウウゥゥウゥウゥゥゥゥウゥゥ.. .. . .. ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
アノン そして圭介。 二人が周囲の空間全てを包む円柱の様な星図が
遥か彼方に浮かび上がる場所で、遠く先まで続いて行く無数に交差する
暗い影の道を先へと進みながら、ふと後ろへと振り返ると、
"スゥウウゥウゥウゥゥ______________
「კ, კესუკე,! გზა,!?
(ケ、ケイスケᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 道が.. . . .. ッ!?
「ვიცი,
(____________分かってる.. .. . !
霧。 深い霧に包まれているせいか、この場所に来てから
ある程度は感じていたが、自分達が歩いて来たこの暗い影の様な道が、
この場所を訪れた時と比べ、徐々に道が消える間隔が早まっている事に、
アノンは驚いた顔を浮かべ声を上げる______________
「კისუკა, თქვენ, ეს, თქვენი გზა ამ ადგილის, არგუმენტში
იპოვნეს მანძილზე,! შესასვლელი ნეკნები. რა მოხდება
თუ შესასვლელი შემოწმდება მეტეორის ფორმით,?
(ケイスケ… … …、 貴様ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
いや、お前の話だと、あの遥か遠くに見える… … … …
あの'歪み'の場所にᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 「雫沫の入り口」。
その入り口が、'流星の姿をして'訪れる、… … … と.. . . .??)」
「( ______________
フワァアァアアァアアアァァァ.. . .. . . ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
どこかこの場所に来てからその様子自体が変わった様な____________
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」
何を考えているか分からない態度に、軽く考え込んだ様な顔つきを見せながら
アノンが押し黙っていると、圭介が小声で呟くᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
「იქ, არის,
( 向こ、うᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
「კიდევ, რამეა,?
(—————何か、あるのかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ?)」
薄い霧が視界を塞ぐ中、圭介は今自分達がいる場所から遥か先。
微かに遠目に見えるか、見えないかの場所の空に浮かぶ
'歪み'の様な場所に目を向ける______________
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ この_____________ ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)を
束の間にも思える遥かな時を旅し続け… … …、
そして、今までの宮を巡って来た事_____________
様々な'存在達との邂逅'.. . . . . その事を考えればᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
「რ, რა არის. კის, უკა,? რამე, გაქვს აჰ,!?
( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ど、どうしたァー ケイ、スケェー .....?
何か、'憑いてる'んじゃないかァー —————ぁアっ、!?
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ おそらく、あの流星┈┈┈┈┈ .. . . .
あの流星の流れる'時間'はᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
【数カ月に一度程の時間'で時折空を通り抜ける流星、
雫沫の入り口は今自分達が目指している歪みの場所を通るのではないか】
「( もし、そうだとすると.. .. . !
僕達が、以前に雫沫が通った時から、あと、数日程で_____________
再び、あの流星は、「あの歪みの場所を通る」… … …
そう、. .. . . なる. .. . .
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
( ┈┈┈┈┈…ケイスケ、サンᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 雅、か_____________
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(エエ... . . . ケイスケ、サン…┈┈┈┈┈
ワタ、シ____________ヨ.. . .. .
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(…┈┈┈┈悪いけど、今話をする気がしないᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
何かあるなら、後にしてくれないか____________??
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(イ、イエᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! ケ、ケイスケサン、ソノ.. . . . !
ワ、ワタシᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! サ、サイキン、
ジブンガジブンジャナイヨウナキガシテ... . . !
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(また、その話かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! その話は、もう'止めてくれ'。
そう、言ったろう┈┈┈┈┈┈… !
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(ケ、ケイスケサン.. . . . !
声。 このਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)を訪れてから、幾度と無く
頭の中に響いて来る雅の声に、鬱屈しているのか______________
それとも、周囲の状況に気を取られているのか.. . . ..
圭介は、頭の中に響いて来たその声に思わず自分の思考を遠ざける_____________
「( 雅ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 今、君は「別の場所」ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
その'別の場所'にいて、そしてその場所で
'俺の事を待っている'┈┈┈┈┈┈ . . .. .
その事は気付いていたし、今も、それを当然感じている... . . .. . !
だが、だからと言って俺が仕事。
仕事の話で考えを巡らせてる時は_____________
「邪魔しないでくれ」 いつも、そう言ってたよな… … … ??
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(ケイスケ、サン┈┈┈┈┈┈ .. . . . .
「ჰეი,!? კისუკა,!?
(——————オイ っ!? ケイスケ ッ !?
急げっ! '道'が無くなるぞっ !?)」
「スゥウウゥウゥ」
「(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 雅_____________ 行かないと… … … !
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !




