七十八雨 二ツ目の夢∴ ⚋☬ 「輪舞」
"ヒラ.. . . . .
「( また、か┈┈┈┈┈┈… !
終りの無い戦い
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ッ !?
ヒラ.. . . .. ..
「( ——————— !
以前どこかで対峙した様な_____________ 白だけの空間で、
空間の中に古びた「巨大な水車の車輪」がまるで自分の運命を弄ぶ様に、
カラカラと音を立てて回り続ける中、
"幾度と無く訪れる生まれ変わり"
を確信した征四郎はそのどこかから降り落ちて来る幾片もの
'朱い羽'を交わし続けると、自分の腰に挟んでいた銃を取り出し、
天鵞絨を広げその巨大な水車へと近づいて行くᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
"ザシャッ !!
「იკა რუა(イカ=ルア)ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! この宮を司る、朱き鳥____________
不死鳥となり空へと羽ばたく、古の大鳥… … …
☬(エルテア)ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ っ!
———————元の っ ッ '運命'にっ ッ!?
'還'れぇぇェェぇえェぇえええええ ッ !!?
「ガキィ ッ!
「( ______________ ッ、!
瞬間 この白と水車だけの空間で無限に落ちて来る朱い羽根を
交わし続けると、征四郎はその中に見つけた'靑い羽根'その羽目掛けて、
金の銃弾を込めた銃の照準を定める ! !
——————ダンッ ッ
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ッ、!
————————ダンッ !!
「う、_________________
ダンッ !!!
ダン ッ !!!
——————————ズダン ッ !!??
「う、 うぉぉォォぉオぉぉぉオぉォオオオオオ_____________________ッッ、 !!??
"ハラ.. . . . .. ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ
ダンッ ッ ダンッ !!!! ダン ッ ッ ッ ッ !!!!?
「( _______________ !!
________________________________________________________________________
⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
"ザァアアアァアアアァァァアアァァ.. . . . .˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ
「( やはり、あの'声'の┈┈┈┈┈…
スゥゥウゥウウゥウウゥウゥウゥゥ.. . . . . .
「( また、再び、あの'声'の言う通り'過去へと戻り'_____________
'同じ生を繰り返して'.. .. . .. !
"ガサッ !
「 ____________
雨。 何故降っているのかは分からないが_____________
おそらく赤雫舎。
「( この場所が、何かの'表象'なのか… … … 、
以前自分が夢見た事がある、暗い場所に線だけの岩陰や、
地形の跡の様な____________ いや、以前とは違い、遥か先。
地平線の場所に今までのਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)と同じ様に、
無数の星が暗く瞬き、空に平面が浮かび上がるこの場所で、征四郎は空。
იკა რუა(イカ=ルア)と名付けられた、ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)の
宮の内の一つ。 このიკა რუა(イカ=ルア)の宮で何度も繰り返し
過去に向かって繰り返される'存在'との出来事を思い返す_______________
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⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【 ギ ギィイイィィィイイィイィイ_____________!
【 ( また、'別'.. . . . . . . ッ !
"バサッ! ——————バササッ !!!
【( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! '繰り返す'のか______________ッ!!)】
透き通る様な水色の羽。 そして孔雀や鳳凰の様な出立ちをした
☬(エルテア)。 その不死鳥の様な大鳥が、海面から勢いよく
飛び上がって来る姿に、手にしていた銃をそのエルテアに向かって
征四郎が構える !!
【 ま、 また…┈┈┈┈┈ ッ !! '倒す'のかッ ッ!!?
【 ギュ ギュピ ィィイィィィイィィイィィィイイ ッ ッ!!
ダンッ
ダンッ!!
———————— ダ ッ ン ッ !! ?
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ っッ 、!!!
_________________________________________________________________________________
⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶⚶
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
"ザァアアァァアァァァアァアァァァァ.. . . . .. ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
「( つまり、俺…┈┈┈┈┈ いや、この世界は______________
シュゥウウゥゥウゥゥォォォオオオォォオ——————————
「( また、月… … … '時間が過ぎた'のか... . .. . !
空。 感覚が定かでは無いが、おそらく一月か二月程度。
その周期的な感覚でこの線だけが見える世界の空を流れて行く、おそらく
"雫沫の入り口である流星"
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
その流星が雨空の中を流れて行く姿を見て、思わず征四郎は
横になっていた体から寝返りを打つと、そのまま真っすぐに
空を見上げる_____________
「ਅਗਤ੍ਸਹ। ਸੋਆਨੀ ਕ੍ਵਾਤ ਗਨੋਰੇਵ ਕਬ੍ਰਾਜ਼ਾ
ਵੋ ਅਲੋਕ, ਰੇਵਰੋ ਅਲ ਅਤੀਆ ਕਬ੍ਰਾਜ਼ਾ ਵਾ ਅਲ____⦧ __⦧ ..__⦧ __
( 赤雫舎... . . .. この場所では、外の夢を集め、
全ての夢を一つにする場所______________
「ອະຊຸບາ. ສົວນີ ຄວາດ ກາໂນເຣວ ຄະບຣາຊາ
ວໍ ອາໂລກ, ເຣວໂຣ ອານ ອາຕິອາ ຄະບຣາຊາ ວາ ອານ.. . . . ..
( 青雫舎... . .. . . その場所では、内の夢を集め、
全ての夢を一つにする場所______________
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
時折幻聴の様に聞こえて来る'声'に耳を傾けながら、
そのまま薄く征四郎は目を閉じる_______________
ザァアァァァアアァァアアァァアアァァァァ.. . . .. . ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹




