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「雨、上がる」 -第五部-  作者: 天空 京一
75/120

七十五雨 十一ノ夢  ☰☰☰⚊ ♅ 「平面の正体」

挿絵(By みてみん)


「ύ(レヴ)、'動く'ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


 ⍚ύ(セヴェレヴ)'高い 動く'_____________


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ケイスケ、サン… … …、 ワタシ… … … 


 イマ、ドコカ、ベツノバショニイルミタイニカンジテテ… … …


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(・・・少し、静かにしてくれないか、雅____________?


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


ユラァアァァァ.. . .. .. .


ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)。 今まで自分がこのカディアの中で


手にしてきた言葉。 そして他の宮で出会ったいくつかの存在達が


自分へと伝えた「雫沫言葉」。 その言葉 そしてそれに合わせる様に


空へと浮かび上がった'六角の平面' そして'三角の平面'の姿に


圭介は思わず顔を伏せながら、歪んだ表情で口の端を上げる______________


「(  ここまで.. . .. 'ここまで'くれば、すでに明らか… … …


  '十分に'明らか、だろうᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !?


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(┈┈┈┈…アニキ~ どうしたんだい。 


 一人でコソコソ考えて… … …? 


 ずいぶん'調子がいい'みてぇじゃねえかよ~.. . . .


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(・・・・'そう'.. . . . 見えるか.. . . . !


 ウェケ、ミケᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !?


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(ヘヘッ.. . .  'そう'見えるねᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(  _______________


どこかその立ち振る舞いすら変わった様な.. . . . 


'変わった'圭介の姿に、頭の中にいるウェケミケは


満足そうに笑顔を浮かべる_____________


「(  空.. . .. . !


空 そして自分達が今いる空間全てを包む様に浮かび上がった


円柱型の星図。 その星図を見上げ圭介は'この場所が何か'その事について


暗い表情で考えを及ばせる________________


「(… … … …答えは、非常に明確ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 俺。 


  この、'俺'が、今空に浮かび上がっている2つの'六角の平面'を


  浮かび上がらせたのなら、他の5つの平面… … …


  '別の三角の平面'を浮かび上がらせたのは、ヤツ.. . .. .! 


  当然、'セイシロウ' あの男に他ならないᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  っ !)


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(セイシロウ、 セイシロウ セイシロウ、 セイシロウ、ね.. . . . . !


 やっぱり、'奴が気になる'よなᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !?


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(  . . . .. . . .


スゥウウゥウウゥウウゥゥウゥゥゥ.. . .. . ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹


ただの思考の(おり)の様な物だと思っているのか、頭の中の


ウェケミケの言葉にまるで意識を乱さず、圭介はこの場。


'十二宮'に浮かび上がった星図について考えを先へ進める______________


「(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 円柱の星図┈┈┈┈┈ .. . . .  この存在も、明らかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


  俺がこのਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)と呼ばれる場所の


  空に浮かび上がらせた平面。 そしてセイシロウ.. . . . 


  奴が浮かび上がらせた平面は、まるで立体図の様なこの空間全てを


  覆っている、その空に浮かぶ円柱の星図を埋め尽くす様に


  '三角形が5つ'。 そして'六角形が2つ'浮かび上がっている_____________


  その事を考えれば、この空に浮かぶ5つの三角形、


  そして2つの六角形。 この浮かび上がる7つの平面たちが、


  この雨夢の空自体を覆う'円柱の星図'の「側面」となり、


  残る円柱の部分は底面と上面_____________


  つまりは、今この俺たちがいるこの場所となるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(… … … …ケイスケ、サン… … … !


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(ああ、.. . .. 分かってる、ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


 '褒めたい'____________ 'そう'だろ?? 雅…┈┈┈┈ ?


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


平面。 以前から自分がこのਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)の宮で


言葉を得るたびに空へと浮かび上がる六角の平面_____________


そして 自分とは関りが無い別の場所に浮かび上がる


三角の平面_____________ おそらく、その二つの空に浮かび上がる平面は


「征四郎がどこか別の場所で雫沫言葉を手に入れた」


「(  ヤツ.. . . . は…┈┈┈┈┈ ただの'木偶'じゃないᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  


その事を意味するのだろうが、圭介はようやくその'空に浮かぶ平面'の


意味を理解する_____________


「(つま、り.. . . .. 普段、このਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)は


  何故かは分からないが、ほとんどあの空を流れる流星。 


  「雫沫の入り口」にとっては'透過状態'に近い性質にあり.. . . . .


  その普段の透過に近い状態では、雫沫の入り口。 


  あの「流れる流星」を、我々が目視できる状態で


  空へと浮かび上がらせる事はできない______________


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ で、アニキ。 その強いアニキ。 


 あとセイ.. . . . セイシロウ。


 あのボンクラが、空に'平面を浮かび上がらせる'と… … …


 何故かよく分からねえけど、その透過状態が失われた平面の上。 


 その場所をあの空に流れる流星が通る事で、その流星が、


 我々、人間の目にも'見える'様になる.. . . .. そう言う事か??


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


(ククᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ッ!


"フゥウウゥウウゥウウゥウウゥゥゥ_________________


「(მას, ჰყავს კეიზუკა,

(ヤツ、 'ケイスケ'は┈┈┈┈┈ . .. . .


先。 影の様な暗い道の先を歩いていたアノン。 その場所で


歩みを止めた事を不審に思い、後ろへと振り返ると、何か… … …


「悪魔その物」の様な顔を浮かべ、普段の姿から


想像もつかない様な表情で圭介が暗い顔つきで


俯いている_____________


「(? ჩემი აზრები, მარტო,?

(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !? ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 気のせい、なのか______________


「აჰ, რა არის არასწორი,? ასევე, სან!


 რაღაც გასაკვირი,! ძალიან ჰგავს,

(—————はァー ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ どうしたんだい? 


 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ アノン、さん. . . . .! 何か… … … '驚いてる'.. . . .. ! 


 'その様にも'見えるが____________??)」


「არა, არა,

( いや┈┈┈┈┈┈ .. . . .  


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


"ズササッ!


まるでどこか自分を恥じている様な____________


今発している圭介の高圧的な雰囲気に、強い圧力の様な物を感じ


思わずアノンは足を後ずらさせる!


「თუ ასეა, კარგია,!

(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  なら、構わないがᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  っ !」


「აჰ,!

(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  っ!


"ザッ ザッ ザッ ザッ.. . . . .. !


「  —————さて.. . . . ! 大分


 '悪魔の時間も終り'へと近づいて来た様だᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  っ!?


「(კ, კისუკა,!???

(┈┈┈┈┈…ケ、 ケイ、スケェエエーーーーーッ!???

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