七十一雨 「次なる宮」
「( _____________
"グワァァアアァァアアァァアァァァァァ.. .. . .˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ
「(⚋☰⚊(ウ)、'と'、⍚(セヴェ)、'高い'、∽(ノー)'ある'
⛕(アティア)、'全て'.. .. . . .
┈┈┈┈┈…「と」、「高い」、「ある」、「全て」.. . . . .
そして、これから先____________ 俺達が回る、
あの暗い星空.. . . .. 「北の空」に浮かぶ、
იკა რუა(イカ=ルア)の宮ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(It's a fairly fundamental, refined way of thinking,
Seishiro. I don't feel any issu about not being white,
but even so, it seems you're steadily growing your career,?
(┈┈┈┈…ある程度、本質的な、洗練された考え方だ______________
セイシロウ。 白人では無い事に問題を感じてはいないが、
それにしても、順調に'キャリアを成長させ続けている'様だなᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」
褒めているかもどうかも分からない、どこか差別的な____________
頭の中に聞こえて来る「白人の男」から聞かされた
'雫沫言葉'。
「( __________おそらく、もう、'残りの宮'は少ない筈だ.. . . . . !
空に流れる流星。 雫沫の入り口を開くための言葉について征四郎は考えながら、
鈍く光る平面によって覆われた、円柱の様な星図が浮かび上がった空。
そして、霧が漂う周りの景色を見渡す_______________
「(If this place we're in right now, this place
itself, like stars in orbit, continues to
circle through this space-no, through the very place
where stars exist-then the place we are in now
must be heading toward that palace floating in
the northern sky, იკა რუა, Right,?
(… … … もし、今俺達がいるこの'場'.. . . . この場自体が、
まるで星が巡る様に、この空間、いや、星たちが存在する場所で
巡り続けているなら┈┈┈┈┈┈ .. . . .
俺達が今いる、この場所自体は、必ずあの北の空に浮かぶ
იკა რუა(イカ=ルア)の宮へと向かっている事になるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
—————そうだろう?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
( )
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(Huh,?? What's wrong,?)
( ?? ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ どうかしたのか?)
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(N-no, no, Just a little, ! This ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ
Enveloped in mist and rain within this Cadia, perhaps
due to spending such a long time here, consciousness
seems to be beginning to falter ever so slightly,
( —————— ______________ ジジ ッ
ジッ______________ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ い、いやᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 僅か____________
ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! このਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)_____________
霧や雨で包まれたこのカディアの中で、
長い時を過ごして来たせいか… … … ジジ ッ______________ !?
┈┈┈┈┈…'意識'が、僅かに
乱れ始めている様だ_____________ ⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻⎻
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
霧の中に浮かぶ、このਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)と呼ばれる
星が空に浮かぶ場所で、かなりの長い時を征四郎たちは過ごしてきたが、
時折この白人の男の様子が普段とは変わり、どこか沈んでいる様な_____________
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
'思考が止まる'様な瞬間を何度か意識の奥で感じていた征四郎は、
特に今の男の様子を気にも掛けず、すでに頭上のかなりの場所が
鈍い光の平面や、その周りに浮かぶ「暗い線」に包まれた
このਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)の空を見上げる.. . .. .
「(Right now, we-no, this space itself-is heading toward
the palace of იკა რუა, And the other palaces.
Considering the movement of the stars in this space now,
there are only a few palaces left in this cluster called
the Twelve Palaces where we currently are.
Only a handful, few enough to count on one hand, Then, !
(… … … 今、俺達、いやこの「空間自体」が向かっているのが、
იკა რუა(イカ=ルア)の宮____________ そして、他の宮。
今この空間の'星'の動きを考えれば、すでに、今俺達がいる
この十二宮と呼ばれる宮の集まった場所に、残された宮は、
あと僅か。 片手で数えられる程のいくつかの宮しかない_____________
それなら.. . .. . っ!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(You know where Miyabi is,
So, So, is that what you want to say,?
( ジジ ッ —————'雅の居場所が分かる'
ジ ッ ——————— そう.. . ..
そう、 言いたいのかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ? ジッ.. . .. .
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( _______________」
ヱヴァの言葉。 このカディアの中で夢を見続けているそのヱヴァの
言葉を聞けば、
「ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)の宮のどこかに雅がいる」
そう考えれば、おそらく雅は今空に平面が浮かび上がっていない場所。
すでに残り僅か。 数える程しかない、十二宮と呼ばれる宮の
どこかの宮にいるのではないか、征四郎はそう考えていた_____________
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ そもそも、本当に雅は
'ここにいる'のか…┈┈┈┈┈┈ ..... !
カディア、夢。 そしてまたそこからさらに深い場所、
深層の夢とされる雨夢。そしてਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)と呼ばれる
この場所______________
自分は今、夢の中にいるのか.. . . .. いや、真実夢にいる事すら忘れ
"すでに自分達は死んでいるのではないか"
「( _____________ 悪い、'夢'だᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
そんな考えすら浮かんでくる______________
「(T, Tear-bubbles, That, heading towards
Tear-bubbles. And by choosing a different path from
Keisuke and the others, Seishiro, Your dignity will be
separated from the people around you, become independent,
and gradually, though only slightly, bit by bit,
it should come to be recognized as goodness,
( ......ジジッ —————— _________________
し、'雫沫'.. . . .. その、'雫沫へと向かう事'。
そして圭介たちとは違う「別の道」を選んだことで、
セイシロー.. . .. お前の尊厳は、周りの人間達から
切り離され独立し、徐々に______________ ジッ!
わ、僅かではあるが、 ——————— ______________
少しずつ、'善性'として認められる事に、な、なってくるはずだᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(Good, ness,
( 善、性______________




