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「雨、上がる」 -第五部-  作者: 天空 京一
5/40

五雨 「星が崩れる時」

挿絵(By みてみん)


ZOOOHHHHHH.....ФУУУУУУ


「შ, შენ ხარ მოწინავე ადა,მიანი,

(あ、"青い"、男____ なの、か… … … !)」


青雫舎。


「  ——————」


フォォオオオオォォオオォォォォ.....˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ


「შ, შენ ხარ,

(あ、"アナタ"はᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !)」


「( ——————)」


ふと、ロア。


「ახლა, სანამ ა, აქამდე, შენ ხარ,??

(な、..... ァ さ、先程まで、"アナタ"、は…┈┈┈??


「   ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


ザシャッ!


「(ე, ეს არის ამაღლება,! ე, ეს არის, რელიგია,


  არა, ან თუნდაც სხვა რწმენა,??

(こ、この"Ascension(アセンション)"ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !


 ど、どこかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  '宗教'…┈┈┈┈ 


 いや、"異教"の様な__________??


Ascension. どこか啓示にも近い、霊障の様な感覚を感じながら、


ロアが目の前。


何かが動き始めたせいなのか. .. .. それとも、この場自体が


変わり始めているのか.. .. ..


目の前に突然現れた"青い男"の姿にロアは神聖さよりも


煩悩(ぼんのう)の様な邪悪さを感じ取る___________


「 グワァアァ


「 ッ!?


驚き、戸惑っていると


「  ——————!


_________ブワァアア


「რ, რა არის ეს,!?

(な、何、をᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ッ!?


青い男。


「ズッ....」


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !?


突如、自分の目の前に現れた青い男。 その男が、青雫舎の祭壇の上で


膝を立て後ろ手をついて倒れ込んでいる自分の側まで


近付いて来たかと思うと、男はまるで霧の様な__________


'Aura(ォウラ)'に包まれている様にも見える男は、何事も無かったの様に


ロアの前を通り過ぎ、まるで砂鉄が寄り集まった様な... .. .


薄く、淡い青色をした手をロアのすぐ先


"黒い渦"の中に差し入れる____________


「 ズᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ッ」


「 —————!??」


渦に手を差し入れると


「  _________ギュルルルルル..... !」


「ახლა, ი, იქ, ნებ,!?

(  なッ、 そ、それ、は… … …ッ!?)」


「  ——————


シュウゥウウゥウウオォオオオᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞


「(⍚ύ, და, არის ☰☰,?)

(  "⍚ύ"、そして、"☰☰"か… … …?)」


「バァァアアァァァアアァァッ !!


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


黒い渦。 その砂鉄の様な青い腕を、黒い渦の中に男が差し入れると、


その中に浮かび上がった水瓶の様な物がまるで差し入れた男の腕と


混ざる様に、内側へと沈み込み、その状を合わせたかの様に


混じり始める.. ... ..


「  ————ガッ! ガガガッ!!


「ახლა,!?

( な、…┈┈┈ !?


そして


「  シュウゥウゥウウウゥウウゥウ


「ს, სართული, ა, ან თუნდაც სვეტები,!?

(ゆ、床________ い、いや、柱も… … …ッ!?


男。 自分の目の前を通り過ぎて行く黒い渦の中に入っていた景色と


同化した様な男の姿に戸惑っていると、さらにこの青雫舎の周りの


幾何学模様のヌムが施された床 そして回りを取り囲む柱が


大きく触れ出し


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」


「დ, დინალია. დუ, დუ. ჰ, ჰინდუ, დუ. სინათლეა!???

(  ディ、ディヴァーリー__________ ドゥ、ドゥー.. . ..


 ヒ、ヒンドゥー、 ドゥー.... ひ、光りかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ッ !???


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


さらに、男の体から発したAURA(ォウラ)と合わせる様に、ロアの


周囲の床の上に施されたヌムが目まぐるしく色 形を変え、周囲を


取り囲む柱から浮かび上がった'存在'が、内側。 男の内側へと吸い込まれ


「ც, ცა არის,!!

( そ、"旻"か… … … っッ !!」


ヒュンッ 

    

     ヒュンッ


—————ヒュゥウォオ  ンッ


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


そしてこの灰懸かった青雫舎の空に、まるで空一面を覆う様な


油色(ゆしょく)をした"三角型の平面"が浮かび上がる____________


「(გამ, ოიქცა,!)

  (消え、た… … … !)」


"スゥ


ふと、後ろ。 先程までウバイがいた場所へと振り返ると、


先程までこの青雫舎で静かに佇んでいた島の老女。 SPEAKERである


ウバイの姿がいつの間にかその周囲の影と合わさる様に


忽然と姿を消している____________


「კი. Κλεάρδελφια, ეს არის წინასწარმეტყველება,


 დელფები,! უბაი. რატომ გაქრი აქედან,!?

(そうかᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  


 Κλεάρδελφια(クリアデルフィア)___________


 つまり、"神託"… … … デルフォイᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !


 ウバイᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  あなたが、この場から


 姿を、消した意味は.. .. . !?)」


Z⎻⎻OHHHHHHHH......xxxxxx.. .. ..


「(ლურჯი ცეცხლი, ლურჯი ადამიანი. და ლურჯი ნება,!)

  (青き炎.. .. . 青き男... . .


   そして、青き"意志"_________!)」


旻に浮かび上がる巨大な油が混じった様な光る流状の平面を見上げながら


「(ვარსკვლავის წყლის ბორბალი,! ანუ წვეთები,??

(  "星の水車".. ...ッ! つまり、"雫沫"へと__________??


「  ——————」


「 バアアアァァアアァァ」


「(ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ,! გინდა სიტყვა მომცე,?)

(  ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 


 アナタは、私に"言葉"を与えようと…┈┈┈?)」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


物言わず、ロアはただ 旻と合わさる様に幾何学模様の床の上で


立ち尽くす男の姿を見ていた___________


「   ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」

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