四十九雨 終リノ夢:「失われた世界」
"ザシャッ!
「┈┈┈┈┈…そうなると. .. . . 俺達は今、
'流星の中'にいるって事かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !?
「さあ、な____________
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ.. . . . .
"グワァアアァアアァァアアァァァアァァァ.. . . .. ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
「( ______________
何か思う所があるのか.. . . .
それとも別の事を考えているのか____________
あまりはっきりとした返事をしない征四郎から、空。
暗く、数多の星が散りばめられたやや赤み懸かった暗い空を見上げると、
その空自体が流れている様な.. . . .
圭介、はそんな感覚を感じ取るᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
「クク.. . . っ まあ、'成り行き'。
今までの経緯から考えれば____________ 征四郎ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
'貴様と俺'はどう見ても「同じ船に乗る別の考えを持った人間」.. . . .
そう考えれば、今貴様が何となく「この俺に不快感を感じている」ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
その事も、分からなくはない話だ_____________
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ. .. . . !
暗い夜の森____________ ⛼(トオラ)のカイ。 曲がりくねった
奇妙な木々が立ち並ぶ森の中で、圭介、は懐に入れていた
'水の器のミニチュア'。 その以前のカディアで自分が手にした
言葉やヌムが浮かび上がっているそのミニチュアを手にすると、
そのままこちらを振り向かず、ただ先へと向かって進んで行く
征四郎の背中越しに声を上げる.. .. . .
「この、ミニチュア____________ どうやら、征四郎.. . . . .
貴様も俺と同じく、この水の器と同様のᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
'日柱のミニチュア'を持っているみたいじゃあないか____________」
「 _______________
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ.. . . .. ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ この、'男'_____________
少し距離を離して先へと進んで行くせいか.. . . . それとも今の自分に何か
'別の事'を感じ取っているのか_____________
問いに対して何も答えない事に、圭介は先へと進んで行く
征四郎の背中を食い入る様に目を見開きながら、
僅かにその目を細める_____________
"ザシャッ!
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 着いた。 ここが'●(ギイ)の遺跡'
俺達が持っている'骨のミニチュア'______________
その、ミニチュアと、おそらく、何か.. . . .
"ザッ!!
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ こ、これ、は┈┈┈┈┈ .. . . .. ッ!、??




