三十雨 十二ノ夢∵ ☰☰☰⚋ 「今、そして昔」
シャン、シャ.. . . . ン .. . . . ッ .. . . .
「( _____________
鈴の音が鳴り止み
「そうか…┈┈┈┈ ! あのარტა(アータ)。
この僕たちの周りを取り囲む、石の像.. .. . .
この石の像の先にあるステージの様な____________
あの場所が、今回のハイ・ライトᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
今回の旅の、'終着駅'って所か.. . . . ?」
「あら…┈┈┈┈ まだ、'切符'を持って終りに辿り着くには___________
少し、夢想的… … … その事に対して'反証性'を上手く
明示できていないんじゃあないかしら.. . ..?
「( _____________
何を言っているか分からないが
「 気付いてるだろう..... 今まで生きてきた事の証、
そして、今自分が誰でも無い… … … 'その事'を… … …??」
「( オトウ、サ、マ┈┈┈┈┈… … …
まるで暗い霧の空を怖れている様な... . . .. 地面に額ずいたような
姿勢を取っている石の像が自分の周囲を取り囲む中、惚けた意識で像が
並んだ先の場所に雅が目を向けると、その場所に'არტა(アータ)'と呼ばれる
このカディアの中で何度か目にした事がある、壇状になった周りの地面より
ひときわ高くなった場所が視界に映り込んでくる_____________
「さて┈┈┈┈… 今回の一風変わった'芝居'の主役…┈┈┈┈┈
'心の悩み'は、一体何.. .. . . 'ネオプラグマティズム'ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
何の'それ'、を抱えているのかね___________??」
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
「案外、それは…┈┈┈┈ '悲しみ'そして'発話内行為'から来る.. . . ..
彼女の、'内向的特性'なのかもᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
「( _____________
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
"ザアアアアァァアアアアァァァァ.. . . .. ˛、˛、˛、˛、˛、˛、˛
「ແດມາເນ ນໍ, ເປີ ເລບໂລ?
(—————それは、「何」をしているの.. . . .. ?)」
「 ____________
"シュッ シュッ シュッ シュッ.. .. . . .
「( ____________
雨混じりの景色。 ვაკა ვაკა(ワカ・ワッカ)と呼ばれる島の中州にある
ただ丈の高い草だけが伸びている場所で、女がその丈の高い草に空いた
やや広くなった場所で空から降り注ぐ薄い雨に打たれながら、ただ黙って
目の前の'木の玉'。 その木の玉に向かって固い道具を突き付けている
男に話しかけるが、男は女に興味が無いのか、そのまま手にした
鏃の様な道具を、何も言わずただ木の玉に向かって
勢いよく突き立てている____________
「ເປີ ເປີຊາ, ວໍ ອາລົກ ນໍ ອຸເວລາ ວໍ ອາທຸເລຊາ,
(あなた達.. . .. . '外から来た人'は私たちと違う… … …)」
"ザァアァァアアァァァァァアァァァァ.. . . . . . ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ
「 _____________
"シュッ シュッ シュッ シュッ____________
「 —————— .. . . . .
「( —————— .. . . . . .
"ザァァアアアァァアアァァァァァ.. . . . .˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹"
特に話す事も無いのか、空から降り落ちて来る雨音
そして木と石が擦れ合う音だけがこのვაკა ვაკა(ワカ・ワッカ)。
いくつもの朽ちた船 そして男が作った木の玉が置かれた
この場所を包む______________
「ქარ, ი,
( 風、が…┈┈┈┈)」
「ຮາວ,
(風—————




