二十七雨 十二ノ夢∵ ☰☰☰⚋ 「古い夢」
シャンシャンシャン.....˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
シャン..... シャンシャンシャン..... ♫
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
先程まで、青白く、星屑の様な空の下にいたと思った雅が
「…┈┈┈┈どうやら、'着いた'ようだな」
"ガタッ!!
「ええ…┈┈┈┈ 案外理知的な抑圧に急かされて、
不安を感じているのは私たちだけ____________
ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ いえ、それも、この'世界'その物だけかも.. . . ..!」
「( 綾、音┈┈┈┈… それに、'お父'さま… … … ?
シャンシャンシャン..... ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
♪
♫
♫
「 _____________
まるで、どこからか聞こえて来るのか.. .. .. どこからか
'鈴の音'の様な音が聞こえてくる中、深い霧に包まれた何も無い場所で
「 ┈┈┈┈┈…少し、今回の旅はᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ '長かった'様だな.. . .. !」
「ええᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 近頃は情緒を感じるばかりか、少し悪罵___________
'嫌気'の様な物を感じるくらいじゃあないかしらᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
「( .. ... ....
まるで小雨の様な___________ 水滴が入り混じる霧雨が辺りを包む中、
暗い森の様な場所で、すぐ側の何も無い開けた場所に雅が顔を向けると、そこに
'列車の座席'
"ザシャッ!!
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
「意外と'革'ってのが思ったよりも常識的で格調高く、
上質な素材なのかもなᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」
「ええ… … … 冗長な休息は、私達がこの世界を生きる
前提条件だとしても、ポスト・モダン的な___________ どこか、
'直観主義的な何か'を感じさせるようだからᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」
「( な、何 ヲ、… … … . .. . .. ??
"サァアアァァアァァアァァァァァ.. . . .. . .
その霧に包まれたただ広い場所に目を向けると、そこに尚佐。
そして自分の家族でまだ幼い筈の'綾音'が、なぜか自分と
同じ年嵩の様な姿で、その霧に包まれた場所に置かれた
四人掛けの列車の座席から静かに立ち上がる.. .. . .
「 ここが、お前の…┈┈┈┈ '夢'なのか.. .. ..
ミヤ、ビ____________?
「オ、トウ.. ... サ、マ┈┈┈┈┈… .. . .
フワァアァァアアァァァ_______________
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ザァァアアアアアァァアアァァァァァ.....˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ
「ຟາລາ ເດມາເນ ຄົວທ ໜໍ ອິເດນ?
(ファラ.... ! 'イデル'はどこ… … …?)」
女。
「ແມ ທໍ ມາ ນົວ.
(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ さあ___________ 島の北側___________
変わらず、'着いた場所'にいた…┈┈┈┈┈
そう、見える.. .. . )」
「スゥウゥゥ」
「( ______________
女。 島の衣服なのか、どこか島にいるハヌート族達とは違う
やや朽ちた布の様な衣服に身を包んだ女が'ファラ'と呼ばれる
これも似たような古い衣服を身にまとった女に話しかけると、
その女はまるで表情を変えず、ボソリと呟く様に言葉を告げ、
女の前からどこかへと消えていく_____________
「ອາທູເລ, ເດໂນ ມາດາ ເທ ມຸກ ເຣນ ຄົວທ
ອາທູເລ ອິກ ເພີນເລວ, ໜໍ, ມຸກ ໂຣເຟນາກ ມຸກ,
(島の、北側…┈┈┈┈┈ それなら、'船が辿り着いた場所'ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」
"ザアアアァァァアアァァァァァァ......˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹




