二十三雨 終リノ夢: 「心の所在(ありか)」
"ボォォォォオオォォオォォォ________________
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 光、が…┈┈┈┈┈ !
"ザシャッ!!
「つまり、征四郎ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ お前の話だと、今まで俺達が
ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ).. . .. あの十二の宮で見ていた夢。
その夢は、お前が言う所の「6の夢」____________
ギイ、だとか、ウェゼリーだとか言う.. .. ..
'悪魔'みたいな存在によって、雨に犯されていたから、
その宮にいた存在たち_____________
その存在達が、何かおかしな事をしていたᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
そう言う事か?」
「( 島の西___________ ●(ギイ)の遺跡ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
იო ქალაკა(イオ・カラカ).. .. . . ?
「 征四郎っ !?
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ っ」
ヌアの島。 あのਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)の最後の時。
その時を越えた後に、辿り着いたこのヌアの島____________
果たして自分達は'覚めている'のか、'覚めて'いないのか.. .. . .
覚束ない意識で、征四郎が今自分達がいる⛼(トオラ=小さな神)の
カイに並んだ奇妙な形に曲がりくねった木々から遥か先の場所。
雷鳴が鳴っている様な.. .. . . 黒い雲に覆われたその島の西側。
おそらく以前自分達が、訪れた⛼(トオラ)のカイの辺りに、
何か____________ 一筋の、黒雲から射している光なのか、
その光の筋がまっすぐに伸びて、その暗い雲からヌアの島へと突き立つ
一筋の光の柱の様に見える.. . . . ..
「カタ カタタタ.. . .. . 」
「 器、が…┈┈┈┈ !
「( 水の、器… … … …
俺が持っている'日柱'の様に____________
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ '言葉'か.. .. . .. ??
「カタ カタタタ... .. . . . ッ」
帳に閉ざされた様な暗がりの中、日が射す事が無いこの場所で、
圭介が自分が懐に入れていた「水の器」。 その水の器に何かを感じ、
思わず懐からその水の器を取り出すと、いくつか言葉が浮かび上がった
その器の水面に不思議な波紋が立っている事に気付く_____________
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ どうやら、'西側'.. . . ...!
その場所に、'雅の心がある'___________ おそらく、'その筈'だᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
「 _______________




