十八雨 終リノ夢: 「ヌアの島」
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ.. . .. . ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹
「つまり…┈┈┈┈ 俺達は、今この「ヌアの島」ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
そのヌアの島で雅を見つけ出さない限り、
'雫沫の入り口へと辿り着く事はできない'____________
そう考えてるって事か?」
圭介。 そして征四郎
「ああ…┈┈┈┈、 しかも、おそらくこのヌアの島ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
どこか歪な物を感じるが___________ もし、この島の中で
雅を見つけられず、この夢が終わる事があるならᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
また、雫沫の入り口へと辿り着くのは、「数カ月後」.. . .. . !
そうなってくる.. . . . .. 」
⛼(トオラ=小さな神)の森。 以前一度通ったその曲がった木に
囲まれた場所で圭介 そして征四郎の二人はあの♅の宮で飛び込んだ
自分達が入った「雫沫の入り口」 その入り口その物が、
雫沫の入り口では無く「ヌアの島への入り口」
だった事に気付く_____________
「いやᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 確かに'違和感'は感じていたが.. . . .. !
「流れている星が2つある」______________
確かに、その様に思ってはいたが.. . . . 」
"ザシャッ! ザッ ザッ !
どこか以前とは島の様子が変わった様な... . . . おそらく今は夜なのか、
自分が手にしている日柱から漏れる光を頼りに、手にした棒で征四郎は
自分達の行く手を塞いでいる蔦を払いながら
先へと進んで行く_____________
「つまり、この、ヌアの島の宮、は.. . .. . 今までの
ਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)。
あの十二の宮が集まる世界の中で、終の宮___________
'最後の場所'、って事か?」
「 … … … …そうかも知れない」
「 ___________ 」
確かな答えが無いのか、どこか沈んでいる顔つきにも見える征四郎が
自分の少し先で草を払い続けている様子に、圭介は自分の目の前の
不自然に折れ曲がった地面に浮かんでいる様な横になった木の幹を跨ぐと、
そのまま暗く、霧に覆われた⛼(トオラ)の森を先へと向かって
進んでいく.. . . .. .
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 十二の宮___________ 雫沫言葉_____________
雅______________ アトゥア.. . . ..
そして、この「ヌアの島」の宮ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
この島で、俺達は雅を見つけ、出会う事で…┈┈┈┈
本当の「雫沫の入り口」を知る事ができるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
"ザシャッ ! ザッ ザッ !




