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「雨、上がる」 -第五部-  作者: 天空 京一
113/120

百十三雨 十一ノ夢  ☰☰☰⚊ ♅ 「白か黒」

挿絵(By みてみん)


"シュゥウウゥウウォォォオォォォ_____________


「! კ, კო ტენეი,

(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! こ、これは.. . . .. !


「 ____________ッ


このਯੁਤੀਦੇ ਕਬਰਾ(ユティデ・カブラ)。 上へ上へと昇り続け、


最後に辿り着いたこの宮。 その宮の中で、圭介、が自分が手にしていた


この雨夢の中で手に入れた'雫沫言葉'が浮かび上がった水の器を、


この空間にある、まるでそれをそのまま大きくした様な同じ形の


水の器の中へ置くと、その水の器の中に浮かび上がっていた言葉が


薄い光を放ち、そこから光が零れる様にこの空間の中空。


まるで他の星々と同期する様に、この空間の中に浮かび上がっていた


紋章の様な幾何学模様の星座。 その星座の中へと吸い寄せられ、


浮かび上がった一つ一つの言葉が強く光りを放ち始める_____________


"ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.. . . . . !


シュンッ


————————シュンッ!


「კ, კეისუკე,! კო, კოე ტენა იპუ ვაი,!?

( ケ、ケイスケ. .. . . ッ! お前、その'水の器'ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !?


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


"フワァアァアァァアアァァァァァ.. . . . . ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹


「  み、'ミヤビ'かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


「(雅____________)  


(⍚, მე ⍚ύ, აჰ, თე ახუა ნეი კო თე ვაკაუტუ ა მია,!

 "⍚(レヴ)"、そして"⍚ύセヴェレヴ)"____________ 


  ┈┈┈┈┈…ああ、どうやら、これがこの宮の'答え'の様だᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


シュゥォッ オ ッ.. . . . ン. .. . . . ˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹


「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


星図。 この場所に置かれたアータの背後に、視界一面に浮かび上がる様に


"十二の幾何学模様が浮かび上がった星図"が、まるで圭介が置いた水の器の


ミニチュアに反応する様に、その内のいくつかの紋章を光らせ、


それと合わせる様に水の器の中からなのか.. . . . 


'雅の声'が聞こえ出す______________


「 圭、介.. . . .. サ ン.. . . . ! 」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ああ、雅┈┈┈┈┈ .. . . . . !」


「რა, ის აჰა ტენეი,? მიაბი. თ, თე რეო ო მიაბი!? ე ჰონო ანა


 ტენეი ვააჰი კი თე მოემოეა ა მიაბი, კო თე ტიკანგა ტენა,!?

(  な.. . . . ッ こ、これは┈┈┈┈┈┈…


 ミ、ミヤビ____________ ミヤビの'声'がᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !?


 ミ、'ミヤビの夢と繋がっている'.. . . . . この、場所は_____________


 そう言う、事なのか… … … … ッ!?」


「  クク. .. . ッ」


「——————!?


背後。


「თიკა!?

(  な┈┈┈┈┈┈… ッ!?


「 フ、ハ.. . . .


「ჰუ!?

(ッ、!?」


後ろ。 自分の目の前にある星図 そして水の器から聞こえてくるのか、


周りの地鳴りの音に紛れる様に聞こえて来る雅の声。 そしてそれに


反応したかの様な、目の前の男の姿に'邪気'の様な物を感じ、アノンが


すぐ後ろへと振り返ると、そこに顔を伏せ俯いている


圭介の姿が_____________


「კ, კეისუკე,!?

(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ケ、 ケイスケ___________ッ、!?)」


「(  '雅'ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! おそらく、この水の器から、


  この声が聞こえてきたと言う事は____________


  雅がこの夢で選んだのは、征四郎.. . . . .. 


  'ヤツ'では無くᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! この、俺____________


  'この羽賀野財閥の正当な後継者である、この俺'だけがᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 


  '雅の夢'と繋がることができるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)


  クク. .. . . ッ !? 」


「——————、!、!


瞬間、圭介が見せた邪悪な表情。


「კ, კეისუკე,!?

(ケ、 ケイスケᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !?


「  ____________ 、?、?


"ゴゴ.. . .. . . ゴゴゴゴゴゴゴゴ.. . . .. . !!!


「!!


「—————!、!!


この空間に浮かび上がった星図に反応したのか. .. . .


それとも、水の器から聞こえてくる'声'が


感覚を刺激しているのか_____________ かなり強い揺れ 


そして下から衝き上げられる様な衝動を感じ、下。 


思わず圭介がこの空間の星屑が疎らに漂う暗い場所を見下ろすと


「(  ┈┈┈┈┈…"来た"、かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ッ! やは、りᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ッ!


グワァアアァァアッ!!


「აუ!

( オ、ッ!


グワァアアアアアアアアア ッ !!


「(  ———————、 !、ッ!!?


下。 おそらく先程まで何度か目にしていた"不自然に瞬く星"。


その星が自分の足元。 かなり強い輝きを放ちながら


眼前まで迫って来た事に、圭介は咄嗟に自分の顔の前で腕を交差させ、


その光から逃れようと試みるが_______________


バッ  


   バッ


—————————バアァァァァァァァ. . .. . . . .


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


「კეი,!!

( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ケイ.. . . ..  ッ !!


"ズシャシャッ !!"


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


「ブオオオオ______________


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


成す術無く、光に飲まれていく圭介に向かってアノンが手を伸ばしながら


一歩踏み出すが、そのまま圭介は間近まで迫って来たその'白い光'に


飲み込まれ、すぐに光の中へと消えていく_______________


「(კეი,სუ, !!

(  ケイ、   ス.. . . . ..   !!


「(  ______________


「_____________


「___________________


「________________________


「___________________________、 _____________________


「______________________________________」


"ズシャシャッ!!


「——————— ッ、!??


「შ, შენ,!?

( お、お前はᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ッ!?


"ザシャシャッ!!


「ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ まさか、あの宮の先ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! その終りに辿り着いた先が、


 圭介ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 'お前'のいる場所、だとはなᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !」


「—————せ、'征'四郎 っッ!?


"ズサッ 、!!


「______________おそらく、これが、最後の'宮'かᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


「(こ、この'男'、ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ッ、!


"ゴゴ.. . . .. . ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.. . ..  !!!


「 _______________!

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