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幽霊鯨へようこそ  作者: 雪国氷花
あとがき
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あとがき

 はじめに

 ネタバレあります。

 まだ、読んでない方は、本編を読むことをおすすめします。

 それでは、本文へ。




 幽霊鯨へようこそを読んでいただきありがとうございます。

 無名でありながら、たくさんの人に読んでいただきました。本当にありがとうございます。


 この作品は「共生」と「人生」をテーマに書きました。いかがだったでしょうか。

 本作品は17時投稿でしたので、若い方もいるんじゃないかなと思っています。

 もし、この作品を読んで、少しでも人生がどういうものか感じていただけたなら、私はこの作品を書いた甲斐があると思います。

 あなたの黄金が見つかるといいですね。


 さて、意味深な話はここまでにして、世界観、キャラクター設定等について話して行きましょう。


●世界観

 私は最初に、

 なんかやばい化け物を作る施設に捕まって、同じく囚われていたヒロインと共に施設を脱出しよう。

 と思ったら、その化け物を作り出す原因がヒロインだった。

 生かすか、殺すか

 みたいな話を作ろうと思い、ゾンビ系の話を作ろうとしてました。

 しかし、なぜゾンビが作られたのかという理由が思いつきませんでした。

 そんなとき、私は思いました。


 てか、ファンタジー書きたくね。

 空飛ぶ鯨とか。

 それだ!!


 となり、鯨が登場しました。

 ファンタジー世界でおなじみの空飛ぶ鯨ですが、これに焦点を当てた作品って意外とないです。

 鯨は空を飛んでたのですが、小説で書く以上、泳ぐと書くと、海なのか空なのかわからない。というわけで、わかりやすさを求め、海になりました。

 当初、空想定だったので、戦闘機の戦闘を想定してましたが、潜水艦に変わりました。その影響で、潜水艦の描写はほぼ戦闘機のように書いてます。

 海の世界なわけだし、水中移動の技術がめちゃくちゃ上がってもいいだろう。

 あと、かっこいいから(個人差あり)

 そんなこんなで、出た案、全盛したのが、幽霊鯨へようこそです。

 本当に好き勝手やった。

 私が書いた小説って感じがします。


 あと、この物語はフィクションです。現実とことなります。

 例えば、フィロゾーマはセミエビなどの赤ちゃんです。成体として本作品では書きましたが、現実とは異なります。

 他にも、辛さを凝縮すると脊髄反射になるかは私は知りません。ただ、いけそうと思って書きました。

 こんな感じで、現実と異なるので、知りたい場合は自分で調べましょう。


 さて、世界観はこのくらいにしてキャラクター設定へいきましょうか。


●ジーノ・トゥレイス

 本作品の主人公です。

 設定当初、彼は空っぽなキャラクターでした。

 というのも、ジーノは外堀から埋めて作ったキャラクターですので、自我というのが見えてきませんでした。

 潜水艦で戦うから軍人。幼少期から、リタと海鯨隊と過ごしているから、鯨を守りたいという思想は強いとか。世界観設定をもとにそれに合いそうな主人公を作りました。

 そんな感じなので、設定だけのキャラクターでした。

 自我が見えてきたのは、三章を書いてたとき。それに伴って、すでに書いてた一章、二章のジーノのセリフ周りは結構修正しました。

(本作品は完成後、投稿しています。一章、二章に改変がありますが、小説家になろうの章設定によるエピソードタイトル変更によるものです)

 非常に負けん気が強く、信念としてのプライドが高いです。故に自分の信じたものしか信じないので、問題児とも言えます。

 軍人に育てられたこともあり、大人びた考え方もする時もありますが、心は少年で、いたずら好きだったり、感情制御が下手です。

 設定当初からそこまでずれなかったキャラクターですが、こんなに魅力的なキャラクターになるとは思ってなかったです。

 それにしても、彼、潜水艦乗れて、銃も使えて、軽い潜水艦修理もできる。スペック高くねと、途中で思ったのですが、超のつくクソガキです。誰のせいでしょうね。

 私はジーノ君と君付けで呼んでます。クソガキすぎて。

 ちなみに、ジーノ君は鯨と人間の初めてのハーフだったわけですが、一つだけ、鯨の特徴を持ってます。

 本人は無自覚です。

 作中、そこそこ語られてるので、気づいた方もいるんじゃないかなと思ってます。


●リタ

 本作品のヒロイン。

 幼き神獣というイメージで作りました。

 普段は少女としての幼さを出しながらも、大いなる者、鯨としてあらゆるものを導く。

 そのギャップを出しつつも、同一人物として書くのは、なかなか大変でした。

 本作品の共生を象徴するようなキャラクターで、寄生を生態とするクラゲのドクトルと共生し、人を愛する。

 リタというキャラクターは、人格というより、存在自体が己を象徴するものなので、逆に書くことはないです。感じろって感じです。

 リタの年齢についてですが、本作品を読んだだけでは難しいことになっていると思います。

 リタが年齢を数えられる状態でない時間があったためこんなことになってます。

 年表を貼っとくので、見たい方は見ていってください。


 リタ実年齢(精神年齢)/ジーノ/海歴


 生まれてすぐ深海へ落ちる

 そこで、ドクトルと会い、再び浅海へ


 ジーノが初めてリタに会う

 5歳/9歳/海暦214年


 事件(研究開始)

 6歳/10歳/海暦215年


 リタ落ちる

 12歳(6歳)/16歳/海暦221年


 (リタは深海で目覚めるまで1年かかる)


 現在

 14歳(7歳)/18歳/海暦223年


※これを見ながら、本作品を作りましたが、合ってなくても、間違ったんだなくらいに思ってください。


●ドクトル

 本作品最強の敵にして、最強の味方。

 メインキャラクターの一人として作りましたが、登場がかなり遅く、リタを返さないとほぼ喋れないから、ドクトルという人格は見えづらかったです。

 四章では、自分の全てをかけて、ジーノと戦います。読者からしてみれば、ぽっとでのやばいキャラクターなので、どう見えたんだろうなと思っています。

 四章の戦闘は力を入れて作りました。ラスボスが戦闘なしの物語なので、ここで全てを出し切りました。

 ジーノとの最後の一騎打ちは非常に好きなシーンです。

 これは予定して作ってなかったのですが、

 ドクトルはジーノの銃を折り、リタを守った。

 これはある意味、リタを守りきったと言えるんじゃないかなと思ってます。

 その後、ジーノに殴られるのですが、盾の範囲外から殴られるわけなので、意味が違います。

 正攻法じゃないのもジーノらしくて好きです。

 ドクトルはリタを守る盾であり、ジーノはリタの道を切り開く矛って感じで好きなんですよね。


●クララ、コルル

 お助けキャラとして作りましたが、非常にかわいらしいキャラクターになりました。

 二匹ともとってもかわいいなと思うのですが、皆さんはどうでしたか?

 クラゲは自然界で非常に弱い立場の生き物として作りました。

 天敵を避けるために、あらゆる知識を研究しています。

 ドクトルなら、毒。クララは生物。コルルはガラクタ。

 かなり有能な生き物に見えますが、戦うことを知らない生き物なので、思考が人間と違います。

 特にコルルの鉄パイプは、戦うことを知らないクラゲが考えた唯一武器です。

 クラゲなら、武器は毒を一番最初に思い浮かべると考え、硫化水素。

 物理的な武器は、シンプルに殴る蹴るみたいな原始的なものになると考え、硬い触手、鉄パイプで殴るという武器が誕生しました。


●マリン

 最初と回想と最後にだけ登場する鯨でしたが、本当にかっこいい。マジイケメン。

 リタが生まれて間もない鯨であるのに対し、マリンは成熟した鯨というイメージで作りました。


●フィロゾーマとウツボ

 本作の敵役として登場。フィロゾーマは現実ではセミエビなどの赤ちゃんで、クラゲの傘の上に乗って移動します。

 クラゲを食べることもあり、言う事聞かないと食べるぞって感じがして、私の書きたい世界観に一番合ってる生き物でした。

 ウツボは、イセエビなどと相利共生にあります。敵側にも共生がある生き物を作りたかったということで、書きました。


●フランシス・トゥレイス

 幽霊鯨を生んだ張本人であり、ジーノの父親。

 実はメインキャラクター並みに設定があるキャラクターです。

 しかし、フランシスは死に、フランシスを知るトゥレイスも、死にました。

『プリンスィピアム』は沈み、境界に飲まれました。

 彼の物語が語られることは永遠にないでしょう。


●プリンスィピアム

 principium



 最後に作者としての感想です。

 前作が処女作ということもあり、読者ががんばらないと読めない小説でした。

 今回は読める小説というのを目指して書きました。

 前作より読者がついてることから、まあまあ理想には近づけたのかなと思っております。

 とはいえ、序盤の話が間延びしがちなので、そのへんをメリハリよくしたいですね。

 次作についてですが、書きたくなったら書くんじゃないかなと思います。

 数年はかかると思いますが。

 というわけなので、また、新規の読者さん相手にやっていくと思います。

 でも、知らない人が、たまたまやってきて、なんとなく私の小説を読んで、おもしろかったとか、何か思うことができたなら、私は満足です。

 今回読まれた読者の皆様も、そうだったら幸いです。

 もし、楽しんでいただけたなら、感想、評価等していただけるとうれしいです。私が喜びます。


 最後に物語とは、あらゆるもので語られます。

 小説や漫画、アニメ、ゲーム、音楽、他にもたくさん。

 それを通し、人は擬似的な経験というのを学んでいると思っています。

 それは、心だったり、信念、願い、生き方など様々です。

 本作『幽霊鯨へようこそ』を通し、あなたの人生が豊かになることを祈っております。


 Thank you for Reading


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