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死贈りの歌姫(旧タイトル:死に急ぐ冒険者は踊り歌って愛叫ぶ)  作者: 青海夜海
第二章 星蘭と存続の足跡
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第二章10話 時計のない部屋

青海夜海です。

急に寒くなったり暑くなったり大変です。

 

 十五日 昇月八時頃。


 その足は彷徨っていた。いや、その心が彷徨っている。答えの、光の見えない闇を藻掻くように。


「…………」


 足を止めれば、瞼を閉じれば、空を仰げば思い出す。

 二日前の激闘を。アイレに突きつけられた罪の所在を。純潔だったルナの人殺しを。

 衝撃的でずっと映像と言葉が頭に渦巻いて離れない。


 ――この世界に罪じゃないことなんてない。


「…………っ」


 嘘だ。嘘だと言いたい。罪は許されるはずだ。罪じゃないことだってあるはずだ。生きているだけで罪になるなんて。


「どうやって、生きればいいの?」


 罪が嫌いだった。罪人となることが大嫌いだった。

 罪は絶対の悪だ。正義が裁く悪の標だ。

 罪とは悪だ。悪とは不純物だ。それは往々にして罪を犯して汚れている。

 世界は美しくなければいけない。世間は平和でなくてはならない。人は正しくなければいけない。他者は他者に優しくなければいけない。


「罪は、犯しちゃだめなんだ……。罪を犯しちゃうと」


 悪夢が蘇る。誰かの叫び声。恨み声。責める声。嘆く声。疎む声。殺意の声。憎悪の声。嫌悪の声。見下しの声。蔑む声。侮蔑の声。あんたの声――


「嫌っ! でてこないで! あたしはっやってない! あたしはっ――悪くない……のにっ」


 悪夢が叩きつける。指が刺される。石が投げられる。剣を振り下ろされる。怒声で殴られる。裏切りの眼差しいが向けられる。縁が断ち切られる。

 嘲笑われ、失望され、幻滅され、見放される。追いかけられ、追い詰められ、罪の烙印を押される。

 お前は罪人だ――。


「ちがうっ! あっ、あたしは……罪なんて……ぅっぁ……犯して、ないのに……っ」


 お前は罪人だ。お前が悪い。お前のせいだ。お前がいるからだ。お前がいたからだ。お前が罪人だからだ。お前は罪人だ。お前は罪人だ。お前は罪人だ。お前が罪人だ。


「いやぁあああああああああああああああああああ‼」


 絶叫が空気を(つんざ)き、無法都市の市民をギョッと振り向かれた。身体から力が抜け、何も考えたくないと耳を塞ぎその場に座り込んで頭を横に首が折れるまで振る。


「違うっ!違う違う違う違う違うっ違うっ!」


 ――罪を背負う覚悟はできてるよ。殺人者として、それでも大切な人を助けるために生きたいんだ。


「そんなの…………むり、だよ……」


 あの純粋な女の子の声が反響した。記憶を無くして心細く不安だらけのこの世界で懸命に生きているあの子の純粋な誓い。

 彼女は罪を犯した。物事の結果として悪くはなく、むしろ上出来だったと思う。それでも彼女は自分の意志で人を殺した。生きるために仕方なくなどではなく、殺す意志で殺した。

 彼女は罪人になってしまった。それが絶えられなかった。

 罪人になったことにではない。それでも眩く純潔なその姿に。


「どうして……罪を犯したのにっ、正しくいられるの……」


 彼女は言った。誰も死んでほしくない、と。


「わからない。どうして、前を向いていられるの……」


 彼女は誓った。大切な人を助けたい、と。


「あたしには、むり。……むりだよ…………」


 彼女はそれでも笑みを失わなかった。


 身体に力が入らない。頭の奥がぼーとしてくる。見つめる足元がぐるぐると回りだす。判然としない視界と思考。音がすごく遠くに聞ける。視線を感じるけどすごく曖昧だ。自分がどこにいるのかさえ、もうわからない。


「…………」


「おい、あの女壊れてんじゃん」

「だよな。さっきなんか突然発狂してやがったし、使い捨てられたか」

「ご愁傷様だな」


 男たちが嗤って見送る。


「…………」


「可哀そうね。薬につけられたのかしら?」

「どうせ、売られた娘でしょ。構うだけ無駄よ。あーなればもうダメダメ。使いものにすらならないわ」

「酷く遊ばれたのね。はーつくづく思うわ。男って人としてゴミ以下ね」

「ねー。あたしたちもああならないように頑張りましょう」

「ご愁傷様です」


 ギルドに所属する女従業員たちが通り過ぎていく。憐れみを落され社会のゴミとして処理される。一定の教訓を残して。花束が添えられた。


「…………」


「お、こんな所にお宝発見!」

「イエーイ! ってバカか。こりゃヤリ捨てられた女だろ。廃棄された誰の玩具だよ」

「ひでぇー。ま、自業自得だってね。おーい、お嬢ちゃーん。生きてますか?」


 呼ばれて反射的に顔を上げた。それでもピントが合わない視界が頭に情報を送り込まず、低迷させる。


「おりゃ。精神が死んでんじゃん」

「どうするよ? 見た感じ身体はいけそうだが、生人形(ドール)マニアにでも売るか?」

「待て待て。それもいいが、身体の状態がいいなら部分で売った方が高いかもしんねー」

「確かに。じゃあ、二つに掛け合うか」

「さんせーい」


 進んでいく話しは耳には入らない。脳が回らない。伸びて来る何かが影を作る。何かが囁かれる。それは誰か知らない、誰かだった。

 数人のならず者たちの手がリヴに触れようとしたその時。


「テメェーらァ、何してやがるゥ?」

「は? ってアンギア・セブン⁉」


 背後から邪魔する声に振り返ったならず者たちは、声の主に驚倒する。そこには左腕を失った巨躯の男であり、公益序(ギルド)の取締役を担う無法都市最強の冒険者アンギア・セブンが食材の入った袋を右手に男たちを見下ろしていた。二メル超える身長は立っているだけで並みではない威圧感を与える。人殺しの鋭い目に冷汗を掻きしどろもどろになる屑者たち。

 アンギアは魂を失ったかのように憔悴しているリヴを見下げ、それがカインを失ったばかりのネルファと重なった。


「…………」

「あ、アンギア・セブンだと。どうする? なんか用ありっぽいけど」

「いやいやまてまて。アンギアさんとは言え、左腕をなくしてたんだぜ。それに見た感じ武器も持ってない」

「ああ、こいつの言う通り。こんな上玉をみすみす譲るなんてできるか!」


 なんだか盛り上がりを見せるならず者どもは、一斉に武器を構え。


「そいつは俺らが見つけたんだ! だから俺らのもんだ! 邪魔すんな!」


 ならず者たちはアンギアへと得物を振り下ろした。しかし、彼の蹴り一つで軽い彼らは吹き飛ばされ壁に激突する。激しく砕かれた壁の瓦礫に混じって地面に倒れた。


「フン、三流の屑どもがァ」


 無法都市にはチンピラ風情がそこら中に沸いてでる。良くも悪く無法だけにこの都市に住まってしまえば倫理観や道徳心など失うものだ。

 決定的な一線を保ちながら無法都市の(かしら)に上り詰めたアンギアがすごいのだ。不敵な姿に憧れアンギアを支持する者がまだ治安のいい西側のダム区を守護している。

 して、今アンギアがいるのはダム区とフリー区の境目辺りだ。ギルドの女たちの話しを聞いて様子を見に来てみれば。


「テメェーそこで何やってやがるゥ?」

「…………」


 顔を向けるリヴだが、目の焦点が曖昧で壊れかけの人形のよう。ならず者たちにとっては格好の獲物だ。


「オイ。返事しやがれェ。死んでるわけじゃねェーだろォ」

「……あん、ぎあ……さん」


 肩を揺らし間近で顔を見せると、たどたどしくアンギアの名を口にした。だがそれ以上に何も口にしようとはせず、また自分がどれだけ危険な状況に置かれているのか気づいていない。


「…………ッチ。なんなんだよォこいつはァ」


 昨日とはまるで別人だ。そして、嫌というほどネルファと重なり、娘の死を想起させた。


「あァアアア! クソォ!」


 頭を掻きむしりたくなったが左腕がないことに気づき、一気に苛立ちが募る。


「ッチ。これでェ借りは返したァからなァ!」


 アンギアは食べ物の入った袋を地面に置き、虚無に閉じこもったリヴの手を掴み立たせる。抵抗しない様に苛立ちが強まり、舌打ちをして引きずるようにその場を後にした。





 公益序(ギルド)があるのはダム区とフリー区の境目のダム区側に存在する。これはフリー区への抑制としての措置でもあり、同じようにアンギアもギルドの近くに住まいを持っている。


「ここだ」


 状況をほんの少しずつ理解してきたリヴの手はもう掴まれておらず、立ち止まったアンギアを前に顔を上げる。冒険者として第一線を冒険している男とは思えないほど小さな家だった。小屋よりは大きいが、人二人分ほどの住まいだ。


「昔はァ大きかったんだがなァ、あいつらがいなくなってェ、家もぶっ壊れてェからはァこのチビな家だァ。……ま、そろそろどうにかする次期だがなァ」


 彼が貯めているお金を何に使う気なのかリヴには知る由もない。が、彼の中では吹っ切れているようだった。


「入れェ」


 アンギアに続いて彼の家にお邪魔する。


 昼前にしては薄暗い家の中を無意識に見渡すリヴ。錬金術師としての本能か。失礼であるがその(さが)が少しずつ平静を取り戻していく。

 居間は左奥にキッチンルーム。玄関側にソファーやテーブルなど。右手奥に一つ扉があり、右側面にも一つ。キッチンルームと右奥の空間を遮るように二階へ続く階段が常設されている。

 アンギアにしてはよく片付いた、いや、物の少ない居間であり、キッチンルームには食器が二人分洗わずに置かれてる。

 アンギアは適当に座れと告げキッチンルームへ。手持無沙汰でどうすればいいのかわからないリヴはとりあえず、テーブルを挟んでソファーの向かい側の椅子に腰を下ろす。

 しばらくすると湯気を立てたコーヒーを二人分。その片方と砂糖の小瓶がテーブルに置かれる。アンギアはコーヒーのカップを手に、ため息を吐いてソファーに腰を下ろした。

 コーヒーに口をつける彼に睨まれ、リヴは慌ててコーヒーのカップを手に。


「あつっ」

「ハッ」


 冷え性を持つリヴは熱いものが苦手だ。まるで猫が手を引っ込めたような姿をアンギアが馬鹿にするように鼻で笑った。


「餓鬼にはァまだ早かったかァ? どうせテメェーはァ苦いもんも飲めねェー口だろォ」

「ふーんだ………、あたしだって、飲めるし」

「じゃアァ、砂糖はァ要らねーなァ」


 砂糖瓶を回収しようとするアンギアに思わず「あわわわわわ! まっまままって!」と声を上げた。鼻を鳴らすアンギアが「やっぱり餓鬼だなァ」とテーブルに戻す。リヴは今度は取られないように手元に寄せて警戒しながら一つ二つ三つと投入する。


「テメェー馬鹿かァ? んなのォ甘すぎんだろォ」

「いいの! あたしには丁度いいの! いいったらいいの!」

「テメェー何勝手にィキレてやがんだァ?」

「ふーんだ!」


 口をツーンと尖らせたリヴはふーふーとコーヒーを冷ましちびちびと味わう。胸に広がる温もりが静かにゆっくりと落ち着かせていく。視界、思考ともに判然と現状を受け入れていく。そして先までの酷い自分に失望と自嘲が零れた。


「にがい……」

「餓鬼舌めェ」

「うるさい」


 リヴとアンギアはしばらく何も言わずにコーヒーを味わい続けた。

 別においしいわけでもないセットで安い量産品のコーヒーだ。砂糖とミルクを入れたほうがずっとおいしいコーヒーを時間を無駄にするように沈黙に浸りながら啜る。それでも、温かくいい香りだった。


 リヴの事情など知らないどうでもいい男しかこの場におらず、リヴを孤独にしなかった。だから、ゆっくりと心が落ち着いていく。はぁーと吐いた口から零れる温もりだけが二人の空間を満たしていた。

 リヴは黒茶色のコーヒーの水面に自分の死にそうな顔をみながらポツリと語りだす。


「罪が、嫌いなの」


 声が僅かに震えた。言霊にすることで突き刺すように胸に刻まれる。リヴの魂に確かな形となって刺青のように残った。


「昔……裏切られて罪人(つみびと)にされちゃった」


 思い出す悪夢。忘れたい日々。けれど、ふと夢見る刹那な日々。そこで確かにリヴは罪人にされた。


「……そいつはァ、テメェーにとってどんな奴だァ?」


 言い(にく)そうなリヴを(おもんばか)ってくれたのか、リヴは思い出しては泣きそうになる。


「ずっと、友達だよ……って誓ったんだ……ずっとずっと」


 けれど、その約束は叶わなかった。どうして叶わなかったのか今じゃもうわからない。ただ約束の縁は切られてしまった。


「そのことがずっとずっと……忘れられない。あの子の言葉が忘れられないの」


 罪人にされたリヴに告げられた一言が呪いとなって罪の意識に苛む。

 リヴは罪が嫌いだと言った。罪人にはなりたくないと、だから許しを請うた。


「だから、罪が嫌い。生きてちゃだめって言われてるみたいで、うまく生きていける自信なんてない。だから、ずっとずっと罪をね、許す免罪符で暗示してたんだ。生きるためだから仕方ないとか。誰かを守るためだから許されるって。正義だから大丈夫、これは罪じゃないって……ずっとあたしはあたしを騙して、でもそうしないと罪人になっちゃう。それがね、死ぬよりずっと嫌だったんだ」


「…………」


 彼女にとって罪とは死ぬよりもずっと重いものだった。生きる意味や理由なんかに値する、そういった類の裏返しだった。

 リヴは必死に耐えて耐えて耐えて――


「めんたいこ、みたいでしょ」


 そう、無理矢理に笑みを浮かべた。


「テメェー……」


 アンギアはわかってしまった。この餓鬼がいつもクソみたいにお気楽にお調子者でいる、【道化】の理由が。

 リヴは笑うのだ。過去を思い出さないために。

 リヴは演じるんだ。罪なんて意識しないために。

 リヴは隠すのだ。生きていくために。

 嗚呼、まさしくリヴとは【道化】だ。心の弱さを隠す、不器用で臆病な餓鬼だ。


 その笑みはアンギアをイラつかせた。心無く笑う様は滑稽の何物でもないからだ。けれど垣間見える影は恐らくリヴが最も信頼し最も頼りにする兄なのだろう。

 【道化】の意味が罪から目を逸らし、自分を正当化するためのものだけではない。その事実がアンギアの溜飲(りゅういん)を下げる。


 いつの間にかなくなったコーヒー。時計のない不便な家内。それがいいんだと言った妻はもうおらず、時間がわからないと不満を垂らしていた娘もいない。

 罪……恐らく、幸せにすると誓った二人を幸せにできなかった己の傲慢も罪なのだろう。守ると誓って果たせなかった悔恨が今も時計を失わせる。

 それでも、二階から微かな物音がアンギアに停滞を許さず、それこそが贖罪(しょくざい)なのだと思い込む。

 アンギアは空になったカップを置いて。


「テメェーの過去にィなにがありやがったのかァなんざいちいち聞かねェーがァ。テメェーに意志がねェーって話しだろォ」

「え? 話し聞いてた?」


 思わぬ返答に苛立ちをみせる若娘を鼻息であしらう。


「まさかテメェーを慰めるとでも思ったかァ。生憎(あいにく)とォ、テメェーの酔狂な自傷にィ付き合ってる暇なんざァねェーんだよォ」


「じ、自傷なんかじゃ――」


「テメェーがァうじうじと悩んでやがるゥ。テメェーの意志なんざどこにもなくゥ、選ぶこと選らばねェーで生きてやがるゥ。覚悟がねェーんだよォ。テメェーがァどう生きてェーのか。テメェーのそれはァ自傷だろうがァ。ここで死ぬ思いしときゃ罪なんざァ考える暇はねェーし、言い訳にできるゥ」


「――適当なこと言わないで! あたしは」


「兄貴を思ってかァ?」


「――――っ」


 その言い訳すらも彼は嘲笑(わら)った。


「テメェーら兄妹を否定するつもりはねェーよォ。けどよォ、俺にはテメェーがァ免罪符に使ってるようにしか見えねェーぜェ」


「そ、そんなこと……っない、から……」


「テメェーはここでも言い切れねェー。生きる覚悟っつーもんがァねェーんだよォ。テメェー自身がァテメェーの理由で歩くゥ、テメェーの意志がァねェー」


 だから――いつまでも過去に囚われてやがる、と。


「…………そんなこと、ない」


 言い返す言葉は小さく、そのあとを続く言葉はなかった。言霊は酷く胸を()きむしる。隠していたもの、見ない振りしていたものを容赦なく暴いて突きつける。

 言葉は人を殺し人を救う。あらゆる意味で幸せにも不幸にもする。それは真実、『理性』『知性』『感性』を与えられた人の業であり原罪だ。

 だから、一度知ってしまった刻まれてしまった真実から逃れることはできない。


「あたしは…………」


 (くつがえ)る、あらゆる意味に対して己が抱いた醜い思想が何か剥き出しになっていく。

 罪を嫌うリヴがどうして人殺しができたのか。

 リヴは傷心し言葉を失う。沈黙して項垂れる彼女にため息を吐いたアンギアはほんの少し反省しながら。


「テメェーに会わせたい奴がいるゥ」

「会わせたい人……?」


 アンギアは二階を指差す。警戒するリヴに彼はそれ以上何もいわず、カップを持ってキッチンルームへと引っ込んだ。

 痛めつけるだけ痛めつけてわけわからないことを残す。

 最初は感謝したのにやっぱり感謝するんじゃなかったと思うリヴは、このままアディルたちの所に戻る気分などなれるわけもなく、仕方なく二階の階段を上った。



ありがとうございました。

評価や感想のほどもよろしければお願いします。

次は月曜日に更新予定です。

それでは。

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