掲示板10 悲報・ドラゴン族、魔王軍にボコボコにされる
名無しの兵士さん
悲しい……事件でしたね……。
名無しの兵士さん
せやなあ……。
名無しの兵士さん
ワイら「ドラゴンさん、同盟を組みましょう。魔王軍はドラゴンさんも狙ってますし、皆さんと敵対してる邪龍も魔王軍の味方ですよ」
名無しの兵士さん
て、敵の敵は味方理論だ！
名無しの兵士さん
その理論で上手くいった事例を知らないんですけど。
名無しの兵士さん
なんでや。ドラゴンさんは邪龍と敵対してる。俺らは邪龍と一緒の魔王軍と戦ってる。じゃあ俺らとドラゴンさんは味方だよね！
名無しの兵士さん
ああ！
名無しの兵士さん
ズッ友さ！
名無しの兵士さん
ドラゴン様「ちびの人間と同盟を組むわけがないだろ！ 邪龍なんて俺らにかかれば瞬殺よ瞬殺！ 今年中には決着がついて、新年は酒盛りだ！ 勝ったなガハハ！ あ、お前らは……なんだっけ？ 魔王軍だっけ？そいつと勝手にやってろよ！ ガハハハハハハ！ ガーッハッハッハッ！」
名無しの兵士さん
す、凄い自信だ……！
名無しの兵士さん
同盟失敗！
名無しの兵士さん
頂点種族のドラゴン様と同盟なんて、どう考えても無理だったんだよ……。
名無しの兵士さん
ぐすん。これが弱小種族の悲哀かあ……。
名無しの兵士さん
人間だけじゃなくて、エルフ、ドワーフ、その他いろいろな種族を門前払いって、ある意味凄いわ。
名無しの兵士さん
昔からそうじゃん。
名無しの兵士さん
んだ。誰も勝てないから頂点種族なんだし。
名無しの兵士さん
魔王軍「え⁉ 今日は勇者いないんですか⁉」
名無しの兵士さん
ああ。どんどんやらなくていいぞ。
名無しの兵士さん
まあ、そんな感じっすね。
名無しの兵士さん
今は最前線だから、同盟組もうが組むまいと、ドラゴンの領地にいないんですけどね。
名無しの兵士さん
訂正。今も。
名無しの兵士さん
ドラゴン野郎「人間如きにボコボコにされてるなんちゃら軍が、俺らに戦いを挑んで勝負になる訳ねえだろ！ ガハハハハ！」
名無しの兵士さん
い、一理ある……！
名無しの兵士さん
そうっすね。確かに魔王軍は、人間如きにボコボコにされてますね。
名無しの兵士さん
最弱種族如きにやられるとは、魔王軍の面汚しよ。
名無しの兵士さん
魔王軍四天王「ほーん」
名無しの兵士さん
ドラゴンちゃん「どうして……」
名無しの兵士さん
あーあー……。
名無しの兵士さん
魔王軍四天王！ 魔王軍四天王じゃないか！ 勇者に片っ端から殺されて、今何代目か分からない魔王軍四天王！
名無しの兵士さん
魔王軍四天王「確かに勇者にボコボコにされている。しかし、それはお前達が強いという証にはならない。同時に我々が弱いという証明にもならない」
名無しの兵士さん
絶妙に後ろ向き発言。
名無しの兵士さん
だが正しいのだ。泣きべそ掻きながら勇者の理不尽に倒れようと、歴代四天王は全員が化け物。
名無しの兵士さん
大真面目に俺らが束になっても敵わないどころか、下手すりゃ四天王一人で人間の軍は壊滅させられるっぽいし。
名無しの兵士さん
ドラゴン軍が敗走寸前だったから、改めて魔王軍幹部のヤバさを再確認させられたわ。
名無しの兵士さん
普通に完封負け寸前という……。
名無しの兵士さん
でも歴代は……。
名無しの兵士さん
三代目四天王、最後の言葉「それはおかしい！」
名無しの兵士さん
なんだっけこれ？
名無しの兵士さん
渾身の攻撃が勇者の頭突きに負けて、咄嗟に出た言葉。断末魔にもなったけど。
名無しの兵士さん
真顔で頭突きする勇者と、鼻水垂らしそうな化け物の姿を想像して笑え……笑えないわ(*'ω'*)
名無しの兵士さん
傍から見たらやってることはギャグに片足突っ込んでるけど、齎してる結果はガチなんだよね……。
名無しの兵士さん
あの天然の石頭とか、魔王でも耐えられないだろ。
名無しの兵士さん
実際、攻撃を弾きつつ頭突きが勝ったし。
名無しの兵士さん
世界最強の石頭。
名無しの兵士さん
頭の中身はふわふわしてるくせに……。
名無しの兵士さん
魔王軍四天王「わーっはっはっはっはっ！ ドラゴン軍、恐るるに足らず！ わーっはっはっはっはっはっ！ 勝ったな風呂入ってくる！」
名無しの兵士さん
勇者「ほーん」
名無しの兵士さん
魔王軍四馬鹿「どうして……」
名無しの兵士さん
調子乗ってた奴をボコボコにして調子に乗ってたら、一番ヤバい奴が現れましたとさ。
名無しの兵士さん
真面目に生きるべきなんすよ魔王軍さん。それこそ神様は見てるんだから。
名無しの兵士さん
どうしてもなにも、前線が動いたんだからそりゃ勇者もセットでくっ付いてくるよ。
名無しの兵士さん
住所戦場、職業勇者、氏名不詳の男だぞ。震えろ。
名無しの兵士さん
まあ、色々と震えてくるよね。
名無しの兵士さん
勇者を見た瞬間、明らかに狼狽えてたのは、敵ながら可哀想だと思いませんでした。そのまま死ね。
名無しの兵士さん
魔王軍「げえっ⁉ 勇者⁉」
名無しの兵士さん
確かに人類は弱小種族だ！ それは認めよう！ だが母数が多いということは、それだけ突然変異が生まれてくることを意味している！
名無しの兵士さん
突然……変異？
名無しの兵士さん
【突然変】なことの間違い。
名無しの兵士さん
ああ、納得した。
名無しの兵士さん
突然変「とりあえず敵中央を突破」
名無しの兵士さん
これは突然変。
名無しの兵士さん
初手で敵の中枢めがけて突撃、粉砕、勝利を成し遂げようとする男がいるらしい。
名無しの兵士さん
気軽に言わないでもらえませんかねえ……。
名無しの兵士さん
皆が慣れてきたから平気平気。
名無しの兵士さん
魔王軍は世界の破壊者だったけど、勇者も負けてないよな。
名無しの兵士さん
俺らの常識を木っ端微塵にしたからね。
名無しの兵士さん
いやあ、やっぱり常時変であって、突然変ではないな。
名無しの兵士さん
魔王軍四天王「すいません……調子に乗ってたと言うか……その、今日は勘弁してもらえませんか？ そちらの関係者とは知らなくて……」
名無しの兵士さん
流石にここまで言ってねえだろｗ
名無しの兵士さん
ヤバい組織のシマを荒らしたチンピラそのもので草。
名無しの兵士さん
勇者「駄目。許さない」
名無しの兵士さん
そんでもって、こっちもこんなに軽くねえよｗ
名無しの兵士さん
哀れ魔王軍。一瞬だけ輝いたものの、勇者の理不尽を受けてしまい爆発四散。
名無しの兵士さん
めでたしめでたし。
名無しの兵士さん
なんかまだ残ってるよなあ。
名無しの兵士さん
ドラゴン君達「勇者の兄さんすげえっす！ ぱねえっす！ 舎弟にしてください！」
名無しの兵士さん
意訳し過ぎｗ
名無しの兵士さん
ドラゴン「同盟を組むってことはあいつが敵にならないってことですよね⁉」
名無しの兵士さん
賢い。
名無しの兵士さん
変なことしない限りはその限り。変なこと……しなければね。
名無しの兵士さん
ドラゴン「じゃあよろしく！ 今日から同盟だ！ ガハハハハ！」
名無しの兵士さん
おとぎ話じゃドラゴンの英知は人間を容易く凌ぐって聞いたんだけどなあ……。
名無しの兵士さん
脳の筋肉が優れてるんだろ。
名無しの兵士さん
その理論で行くと勇者は世界最高の天才なのでは⁉
名無しの兵士さん
勘で結論を導くけど過程が全く存在しないので証明できません。
名無しの兵士さん
勇者「じゃあ一緒に戦おう」
名無しの兵士さん
ドラゴン達「応！ 任せとけ！」
名無しの兵士さん
あ……安請け合い……しちゃいましたね？
名無しの兵士さん
勇者「今日から。366日。毎日。毎朝毎晩」
名無しの兵士さん
ドラゴン達「え？」
名無しの兵士さん
冗談だと思うでしょ？ 真剣と書いてガチと読むんすわ。
名無しの兵士さん
こうして勇者は、半信半疑なドラゴン達と共に、魔王軍の空中要塞に向かいましたとさ。
名無しの兵士さん
再びめでたしめでたし。
名無しの兵士さん
ドラゴン達が現実を知るまで……あと半日。
名無しの兵士さん
流石勇者やでえ。
名無しの兵士さん
せやな。
名無しの兵士さん
せやせや。
名無しの兵士さん
勇者！勇者！勇者！
名無しの兵士さん
勇者！勇者！勇者！
名無しの兵士さん
この掲示板は勇者を称えるスレになりました。
