キャンプファイヤー
カレーライスを食べ終えた僕たちは、使った食器の洗い物を始めた。タワシを使ってゴシゴシと擦るのだが、飯盒や鍋の煤はなかなか取れない。キャンプ場の管理人らしき人が傍に来て、僕たちの皿洗いをチェックしていく。結構、厳しいチェックで、洗い終わった皿を持ち上げると、次々にダメ出しをしていく。「えー」と文句を言いつつも、皆でワイワイとおしゃべりをしながら再度、洗いなおす。ふと振り返ると、辺りが段々と暗くなり始めてきたことに気が付いた。森の奥深くから、ホー、ホー、という鳥の鳴き声が聞こえてくる。
「皆さん、洗い物が終わったら、一旦テントに戻って、水場で洗顔と歯磨きを行ってください。その後、キャンプファイヤー場に集合です。いいですか」
本荘先生が、作業をしている僕たち一人一人に、声を掛けて回っていく。僕たちは、そんな先生に返事をしながら、今晩のキャンプファイヤーが、とても楽しみでならない。水場から先生が離れていく姿を目で追っていると、教頭の後藤先生が、本荘先生を呼び止めているのが見えた。僕は、皿洗いが終わったので、テントに戻るついでに、その先生の横を歩いて行った。
「本荘先生、分かっていますか。絶対に喧嘩を起こさせてはいけませんよ。監督を頼みますよ」
本荘先生は、教頭にペコペコと頭を下げていた。僕は、ワザと気が付いていない振りをしながら、横を通り過ぎていく。「何も、あんなに強く言うことないのに」そう思っていると、僕の横で加藤祐子が僕に話しかける。
「後藤の奴、自分は何にもしないくせに、本荘先生には強く当たるのよ。感じが悪いわ」
僕は、そんな加藤を見て口を開く。
「太田のことをよく見ておく。問題を起こしたら、本荘先生が可哀そうやもんな」
「お願いするね、部長。大変だとは思うけど」
そう言って、加藤は僕に片目を瞑ると、自分のテントに向かって歩いて行った。加藤の背中を見ながら、「ウィンクが出来るなんて格好いいな」と思った。テントに戻る道すがら、ウィンクを練習してみたが、どうしても両目を閉じてしまう。
「あっ!」
ウィンクの練習をしていたら、木の根っこに足を引っかけてしまった。転びはしなかったけれど、足元の木の根っこが気になりだした。今度は、足元に注視しながら、慎重にテントに戻っていった。
テントに戻ると、太田と小川はもう帰って来ていた。あの厳しい皿洗いチェックをよく搔い潜ったもんだと感心したが、よくよく話を聞くと、適当に手抜きをして逃げ出してきたみたいだ。この野郎。テントに三班四班の男子が全員揃ったところで、二宮が口を開いた。
「ちょっと早いけど、キャンプファイヤー場に行こうか」
「行こうぜ」
狭いテントを飛び出ると、僕たちは森の中の山道を歩き始める。キャンプファイヤー場は、山道を更に登っていった行き止まりにあるらしい。太田は足元に落ちていた手ごろな木の枝を見つけると、ブンブンと振り回して歩き始める。それを見て、僕たちも手ごろな木の枝を見つけては、手にもって歩き始めた。小川は、その枝を「ヤー」と言いながら太田に切りつけるもんだから、二人の間でチャンバラごっこが始まってしまった。
「エイ」
「ヤー」
木の枝と枝がぶつかり合う。近くにいると、その枝で叩かれそうになるので、僕は少し避難する。二人が、何合か打ち合ったとき、太田の木の枝が、パキッ、と折れて、破片が飛んでいった。その破片が、歩いていた加藤祐子や坂口直美たちのグループの足元に落ちた。
「危ないわね」
加藤裕子がヒステリックに叫ぶ。小川は、そんな加藤に視線を向ける。
「当たってないやろ」
「そういう問題じゃないでしょ」
加藤が反論すると、小川は、「ヤーイ」と言って、その場から走り去ろうとした。その行く手を、四組の矢沢先生が立ちふさがって遮る。
「小川君、太田君。危ないじゃないか」
そう言って手を伸ばすと、矢沢先生は二人の頭をワシャワシャと撫でた。
「山の中と言っても周りにも人がいるんだから、気を付けて歩くように」
二人は頭を下げて、シュンとする。そんな、二人を加藤が追い打ちをかける。
「そうよ、ちょっとは落ち着きなさいよ」
矢沢先生は、そんな僕たちを楽しそうに見つめると、去っていった。
「素敵よね、矢沢先生」
加藤裕子が、先生の背中を見て呟く。加藤は坂口直美に向かうと、更に口を開いた。
「ねえ、矢沢先生と本荘先生って、お似合いじゃない」
坂口が口を開く。
「美男美女って感じで、悪くないね」
「そうよね、今晩、二人にラブロマンスが始まったりして」
女子たちは、先生たちの恋話に盛り上がり足が止まる。僕たちは、そんな女子たちを放っておいて、キャンプファイヤー場に向かって歩き始めた。小川は、先生に注意をされたけど木の枝を手放さなかった。足元でブンブン振り回して、そこいらの雑草に八つ当たりをして歩いていた。
キャンプファイヤー場に到着すると、広場の中心でキャンプ場の人たちが作業をしていた。太い丸太を井桁に組み上げているのだ。僕たちはそんな様子を、近づいて好奇の目で見つめていると、作業をしているおじさんに声をかけられた。
「キャンプファイヤーは、楽しみかい?」
「楽しみー」
「大きな炎が立ち上がって、そりゃ、凄いよー」
おじさんのそんな話だけで、僕たちの胸は期待で膨らむ。
「キャンプファイヤーっていうのはね、元々は火の神さんを祭る儀式なんだ」
「へー」
「今日、飯盒すいさんをしただろう」
「うん」
「飯盒すいさんも、火がなければご飯が炊けない。カレーもできない」
「うん、うん」頷きながら、なるほどと、感心する。
「そんな火の神さんに、ありがとうっていうのがキャンプファイヤーなんだよ」
「へー」
何か、キャンプファイヤーの凄い秘密を教えてくれたようで、僕たちは尊敬の眼差しでおじさんを見る。
日が落ちて、辺りは暗くなってきた。林間学校の冊子には、キャンプファイヤーは十八時三十分と書いてあったので、もうそろそろ時間だろう。広場は、生徒たちでいっぱいになってきた。
「三組の皆さん、集合してください」
本荘先生が、僕たちを呼ぶ声が聞こえた。声のする方へ、僕たちは集まっていく。広場の井桁に組まれた薪を中心にして、一組から五組までぐるりと囲んで、僕たちは座った。先生による点呼が終了すると、教頭先生が立ち上がって、挨拶が始まった。生徒のみんなは、ペチャクチャと話をしていて、落ち着きがない。
「静かに」
教頭先生の一言で、広場は、シーンと静まり返る。教頭先生は、また話を始める。僕たちは、退屈そうに座っていると、
「山の神様の登場です」
と、教頭先生が言った。すると、白いシーツを体に纏った矢沢先生が教頭先生の後ろから現れた。手には松明を持っていて、赤い火が煌々と燃えている。僕たちの高揚感は一気に高まる。先生はゆっくりと広場の中心に向かって歩みを進めた。僕たちは、その先生の姿を、目で追いかける。先生は、高く松明を掲げると、今度は、ゆっくりと井桁に組まれた薪の周りを一周する。僕たちは、何か神聖な儀式に参加している気分になり、声を殺して、その先生の様子を見守った。
矢沢先生は足を止めると、掲げた松明をゆっくりと時計のように回す。もう一度、松明が頂点を指した後、井桁に組まれた薪の中にその松明を納めた。
グオウ!!
井桁が一気に、炎に包まれた。
「キャー」
僕たちは、その演出に歓声を上げる。誰かが歓喜して拍手を始めた。釣られる様にして僕たちも力一杯の拍手をする。パチパチパチ。僕たちの拍手に煽られたのか、広場の中心の、そのキャンプファイヤーの炎は、さらに高く高く天に伸びていき、僕たちの顔を赤々と燃やす。僕は拍手をしながら、その赤い炎のダイナミックな踊りを、口を開けて見つめていた。
その後、先生による手遊びや、ゲームを楽しみ。キャンプファイヤーを囲んで、皆で歌を歌った。楽しい時間というのは、あっという間に過ぎていくものみたいで、とうとう最後の催しが始まることになった。
「皆さん、立ってください」
本荘先生が、広場の皆に声をかけた。僕たちは、モジモジとしながら恥ずかしそうに立ち上がる。本荘先生の指示で、男女一組のペアになると、キャンプファイヤーを中心にして、均等に円になって整列する。体育館で練習してきたとはいえ、本当に恥ずかしい。僕は、最初のペアである加藤裕子の後ろに立つと、ぎこちなく後ろから手を繋ぐ。キャンプファイヤーの炎が、加藤の頭越しにメラメラと燃えているのが見える。僕は、髪の毛の隙間から見えている加藤の形の良い耳が、とても可愛いと思った。大きく深呼吸したら、加藤の汗の匂いが僕の鼻孔をくすぐった。
フォークダンスの定番、オクラホマ・ミクサーの音楽が流れ始めた。ゆっくりとしたリズムに合わせてステップを踏んで、右手を離すと、加藤祐子が振り向き、僕を見る。加藤も恥ずかしいのか、眉間にしわを寄せてはにかんだ顔をしている。お互いに会釈をすると、僕たちは別れてしまう。でも、オクラホマ・ミクサーのメロディは、また次の女の子を僕に紹介する。僕は、後ろからその女の子と手を繋ぎ、同じことを繰り返す。その子が振り返ると、またお互いに会釈をして、別れてしまう。次々と女の子が入れ替わる。坂口と踊った、米倉とも踊った。そして、本荘先生がやってきた。
踊りながら、本荘先生が近づいてくることは分かっていた。女の子と会釈を交わしながら、僕の視線は、ずっと先生を追いかけていた。先生は、同学年の女の子たちとは違う。この僕を全て受け止めてくれそうな、何とも言えない安心感を、先生からは感じてしまう。先生がやってきて僕に背を向ける。僕は、後ろから手を回して先生と手を繋ぐ。ステップを踏みながら先生の大きな背中を、じっと見つめる。こんな近くに先生を感じたのは初めてだ。僕の胸から何かが溢れ出してしまいそうな、苦しさを感じる。顔が熱い。これは、キャンプファイヤーの炎が、僕の顔を焼き付けているわけではない。僕が右手を離すと、先生がクルット回って、僕に振り向く。先生の優しい笑顔を、僕は見つめる。先生にとっては生徒のうちの一人かもしれないが、僕は強い気持ちで先生を見つめ、そしてお互いに会釈する。オクラホマ・ミクサーのメロディーが、僕と先生の別れを告げる。僕が右手を離すと、先生は去っていった。
オクラホマ・ミクサーの音楽が終わると、五年生全員が、繋いでいたお互いの手を放し、緊張感から解放される。両手をブランと下ろして、ウロウロと歩き回る男子生徒や、女の子同士で手を繋ぎ始めるグループ。妙にテンションが高い奇声をあげる生徒もいたりする。そんな中で、本荘先生は、皆に向けて声を上げる。
「まだ、終わっていませんよ。次は、マイム・マイムです。練習した通りに手を繋いで、二重の大きな輪になってください」
僕たちは、移動を開始して、マイム・マイムが出来る状態に整列する。僕の右隣には、坂口直美がやってきた。
「なんだか、照れたね」
いつもは冷静な坂口が、興奮した面持ちで僕に話しかける。
「うん、恥ずかしかった」
僕は、そんな坂口に楽しそうに返事をする。踊りの為に、僕は手を伸ばして坂口の手を握った。先ほどよりは、自然に手を繋ぐことが出来たような気がする。坂口も抵抗をしない。広場の中の僕たちは誰もが興奮をしていて、暴れ狂う炎を凝視した。このまま、暴れ狂いたいような高揚感に包まれる中、マイム・マイムの音楽が流れ始めた。
テンポの良い音楽に合わせて、僕たちはステップを踏み、左へ左へと円を回す。サビの部分に差し掛かると、
「マイム、マイム、マイム、マイム、、マイムベッサソン」
と、ヘブライ語のセリフを、皆で合掌をしながら、キャンプファイヤーの中心に向かって歩き出す。すると、僕たちが作り出している輪は、中心に向かって小さくなっていく。
「マイム、マイム、マイム、マイム、、マイムベッサソン」
中心に向かっていた僕たちは、みんなで合唱をしながら、今度は後退し輪を広げていく。中には「ベッサソン」が「エッサッサ」に変換されている奴もいたりして、笑いが止まらない。手を繋ぎながら、坂口を見ると、坂口も僕を見て笑っていた。
マイム・マイムは、狂った波のように僕たちによって踊られた。火を中心として、丸かった輪は、踊りが進むごとに、ゆがみ、うねり、変化を続け、僕たちを興奮状態へと駆り立てていく。もう、頭の中で何を考えているのかすら、僕たちは分からなくなり、ただ踊るだけの、狂った一つの塊になっていった。
夜が、深々と更けていく。フォークダンスが終わった僕たちは、座り込んで、肩で息をしていた。教頭先生が、僕たちに挨拶をしている。楽しかったキャンプファイヤーは終わってしまったのだ。生まれてこの方、こんなに興奮したことがあっただろうか。先生の誘導に従って立ち上がり、僕たちはそれぞれのテントに帰らなければいけない。でも、全然、帰りたくない。歩きながら振り返り、火の神がいた広場の中心を見つめる。そんな僕に、小川がぶつかる。
「早く、歩けよ」
テントに戻ると、僕たちはもう寝る段取りになる。懐中電灯を取り出して、テントの中を照らす。リュックサックからタオルケットを取り出すと、お腹にかけて寝転ぶ。テントの中の六人が頭を突き合わせて、寝転んでみたが、興奮していて誰も眠たくない。
「林間学校って、寝るの早くない。俺、いつももっと遅くまで起きているけどな」
太田がぼやく。小川も、口を開く。
「起きてる、起きてる。俺、11PMを見てるもん」
仰向けに寝ていた太田が、ガバッとうつ伏せになり、小川を見る。
「シャバダバ、シャバダバのやつやろ」
寝転んでいたはずの皆が、身を乗り出して、その話に食いつく。
「見た、温泉のやつ?」
「あれやろ、オッパイがポロンて見えるやつやろ」
小川が、その言葉に口を押えて、グフフと笑いだす。
「見た、見た。母親が驚いてチャンネルを変えようとしたら、親父がそれを止めるねん」
そう言って、小川の奴はまた笑いだす。
「11PMに出ている、カルセール麻紀って、男って知ってた?」
僕は、驚きの声を上げる。
「部長、知らんかったん。常識やで」
小川の奴が、僕を小馬鹿にする。
「メッチャ色っぽいけど、あれ男やねんで」
林間学校の夜は長い。興奮した僕たちは、テントの中で尽きることのない話で盛り上がる。性の話もするし、怖い怪談話もする。そんな、話で盛り上がっている時に、太田が僕たちに一つの提案を持ちかけた。
「なあ、もう一回、あの、キャンプファイヤー場に行かへんか?」
僕たちは、太田の顔を見る。そんな提案に僕が口を開く。
「先生に見つかるんとちゃう?」
「さすがに、先生も寝てるやろ。どうや」
二宮が口を開く。
「さすがに俺はええわ。行きたい奴だけ行ったら良い。俺は寝てる」
僕もどうしようか迷ったけれど、もう一度、あの広場を見てみたい気持ちが勝ってしまった。結局のところ、本読みクラブの太田と小川と僕の三人だけが、夜の冒険に向かうことになった。
「懐中電灯は持っててもええけど、点けるのは俺だけな。見つかったらアカンから」
テントを出ると、太田を先頭に暗い山道を歩きだす。太田は、周りに見つからないように、足元だけを照らして用心深く山道を登り始める。真っ暗な森の中だが、歩いていると、段々と目が慣れてきた。見上げると、黒い木の影の向こうに、空に瞬く星や、西の方に傾きかけた楕円形の月が確認できた。懐中電灯が無くても、何とか山道くらいは歩けそうだ。太田も、そのことに気が付いて、懐中電灯を消した。とにかく、音を出さないように、忍者のように、気配をけして、歩いて行く。
僕は、不思議と怖くなかった。太田や小川が傍にいてくれることもあるが、あの興奮したキャンプファイヤーのことを思い出すだけで、なんだか愉快になってくるのだ。怖いと言えば、壊れた工場に侵入した肝試しの時の方がよっぽど怖かった。
もうすぐで、キャンプファイヤー場に到着というときに、僕たちは異変に気が付いた。誰かがいる。小さな声で話をする声が聞こえるのだ。太田は立ち止まる。僕も立ち止まる。聞くつもりはなくても、つい、耳をそばだててしまう。
「やめて」
小さな声でそう聞こえた。僕たちはどうしていいのか分からず立ちすくむ。その時、体重を掛けた僕の足元で、小枝が折れる音がした。
パキッ。
「だれ」
その声が聞こえた瞬間、一つの足音がその場から速足で遠のいて行く。僕たちが動けないでいると、もう一人が僕たちの方に近づいてきた。現れたのは本荘先生だった。先生はビックリした顔をしたが、次に安堵の表情を浮かべた。
「何をしているの君たち。就寝時間でしょ」
怒られると思ったが、先生は僕たちを見ると優しく言った。
「ホントに、可愛いお騒がせさん。さあ、テントに帰りましょう。喋っては駄目よ。みんな寝ているから」
先生は無言のまま山道を下っていく。僕たちもその後を付いて行く。先生はあそこで、何をしていたんだろう。質問をしたいけど、何故かできない。十九番テントに到着すると、先生は暗闇の中で、僕たちを見つめる。
「今日のことは忘れてね。明日は早いから、もう寝なさい」
そう言うと、先生は去って行った。
登場人物
後藤 孝臣 小学校教頭、真面目、ちょっと嫌味なところがある
五年三組
本荘 久美子 三組の担任教師、熱心で真っすぐで、皆から人気がある
小林 博幸 主人公、語り部、怪人二十面相の本が大好き、ちょっと人見知り
太田 秀樹 大柄な小学生、喧嘩に強い、いつも威張っているが、ヘタレな一面も
小川 武 面白いこと大好き、冷静な状況判断が出来る、太田と仲が良い
伊藤 学 大人しい、太田に逆らうことができない、工作が大好き
二宮 誠 学級委員長、正義感が強く、生真面目、ただ大雑把なところがある
高橋 哲也 勉強ができる、坂口が縁で本読みクラブに入る
加藤 裕子 クラスのヒロイン的存在、人懐っこくて、明るい
坂口 直美 しっかり者だが社交的ではない、かなり天然で、斜め上の発言が面白い
米倉 由美 学級委員長、几帳面、優等生
五年四組
矢沢 茂 四組の担任教師、元気一杯で熱い、面倒見がよい
木村 忠道 四組のガキ大将、太田とはそりが合わない




