第2章 〜欲望と未来のインターセクト〜 ➖探索編1➖
殺戮ちゃん「ちゃおすっ、腐った社会に現れた天使、殺戮ちゃんだよ♡2章を読む前にお願いがあるの♡当たり前だけど、すでに2人死んでいる状態で2章をスタートします♡なので、1章、もしくはプロローグから見ることを強く推奨します♡それでは、2章の始まり始まり〜♡」
???「もういやだ...もういやだよ...こんな殺し合いいつまで続けるの...?私のせいで、桜と上村さんが...私のせいで...私のせいで...私のせいで...私のせいで...助けて...ひさくん......」
第2章 〜欲望と未来のインターセクト〜 ➖探索編1➖
ー8日目ー
カワヤマ「結衣さん助けて!苦しいよ!痛いよ!まだ私は、みんなに教えなくちゃいけないことがあるのにこんなところで死ぬなんて!」
カミムラ「お前のせいで私は殺された!あのとき、あんな発言さえしなければ私は生きてた!家族と過ごせていた!お前は私の未来を潰したんだ!」
カワヤマ・カミムラ「結衣さん、お前のせいで、結衣さん、お前のせいで、結衣さん!お前のせいで!結衣さん!お前のせいで!結衣さん!!お前のせいで!!結衣さん!!お前のせいで!!」
ヤマモト『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』
夢だったようだ。
ヤマモト(悪夢は終わったはず...だいぶ精神的に参ってるのかな...)
ヤマモト『悪夢...』
ヤマモト(昨日と一昨日だけで2人も仲間を失った。それによって、見ていた悪夢から解放された。でも、混乱しているのかさっきも悪夢を見てしまった。私たちはこれからも地球に帰るという目標は変わらない。どうすればいいんだ...?
キーンコーンッ
殺戮ちゃん「みんなー、おはようございます♡朝だよ♡起きて♡久々にぐっすり眠れたんじゃないかな?♡まあ、今日も一日頑張ろうじゃないか♡」
朝のアナウンスが流れた。
ヤマモト(昨日はあれから一言も喋らずに、みんな個室に戻って寝ちゃってたからな)
ピンポーン!
ヤマモト(誰だろう。こんな朝から来る人なんて予想はつくけど)
ケータイをセンサーにかざした。
ピッ
ウィーンッ
モトヤマ「おはよう、結衣ちゃん」
ヤマモト『おはよう...ございます...」
やっぱり、元山さんだった。
モトヤマ「元気ないね。もしかして、よく眠れなかったかい?」
ヤマモト『ええ、まあ...むしろ、元山さんは眠れたんですか?』
モトヤマ「そんなはずがないだろう。あの2人の死を無駄にしないためにも、一刻も早く地球に帰らないとな。ということで、いつも通り食堂に来てくれ。話したいことがある」
ヤマモト『話したいこと?』
そう言うと、元山さんはそれぞれの部屋を回り出した。
ヤマモト(食堂に向かうか...)
外に出ると、花ちゃんと彩里ちゃんがいた。
イワシタ「きゃはっ!結衣ちゃんだ!」
ヤマムラ「結衣ー、おはよう」
ヤマモト(呼び捨て...?ちょっと嬉しいな。仲良くなった証かな?)
イワシタ「結衣ちゃんもお兄さんに呼ばれたのー?」
ヤマモト『お兄さん?元山さんのことかな?うんそうだよ、今から食堂に向かうところ』
ヤマムラ「そうだったんだ」
ヤマモト『2人はいつも仲良いんだね』
イワシタ「もちろんだよ!花たちは切っても切れない関係なんだー!ねー!」
ヤマムラ「そうなの!小学校から一緒でずっと仲がいいんだ!」
ヤマモト『そうなんだね。じゃあ、海ちゃんは?』
ヤマムラ「海も、アニメっていう共通の趣味があるからそこから仲良くなった感じかな?」
イワシタ「花たちほどじゃないけどね!」
ヤマモト『じゃあ、3人で食堂に行こうか』
イワシタ「行こう、行こう!」
ヤマムラ「レッツゴー!!」
ヤマモト(朝から2人は元気だな。とりあえず、食堂に向かおう)
私たち3人は食堂に向かうことにした。
モトヤマ「みんな、集まったか」
ヤマモト(みんな?ミソナさんと橋田さんがいないけど...)
モトヤマ「ミソナのやつは、精神不安定で部屋に引きこもってしまった。朝、部屋を回ったのだがそっとしておいてとのことでな」
ヤマモト(ミソナさん、大丈夫かな...?)
イワシタ「えー、お母さんいないのー?じゃあ、朝ご飯どうするの?」
モトヤマ「とりあえず、俺が作っておいた」
ハタケヤマ「え!?元山さん料理できるんですか!?」
モトヤマ「まあ、ある程度なら。イタリア系が得意なんでそればっかりになると思うのですが」
厨房には、沢山のイタリア料理が並んでいた。
ヤマムラ「わーい!パスタ!ピザ!スープ!」
ヤマモト『あの、ところで橋田さんは?』
モトヤマ「あんなやつは知らん。応答すらなかったからな」
ヤマモト(元山さんと橋田さんって、よくわかんないけど仲悪いもんな。でもいちよ、部屋は回ったんだ)
ヤマムラ「そんなことはいいから、早く食べましょうよ〜」
オオグロ「ですね〜」
モトヤマ「そうだな。食べながら話そう」
こうして、私たち7人は元山さんの作った料理を食べることにした。
モトヤマ「それで、これからのことなんだがどうやらロケットの外には出れなくなったらしい」
ヤマムラ「ええっ!?彩里たち、閉じ込められちゃったってことですかー!?」
殺戮ちゃん「そうです♡あなたたちは、閉じ込められちゃいましたー♡」
ヤマムラ「ひぇぇぇぇぇぇぇぇ」
また、どこからともなく...
ハタケヤマ「貴様!!川山先生や上村さんを殺しておいてのこのこと!」
殺戮ちゃん「何言ってんの?♡川山ちゃんを殺したのは上村ちゃんで、上村ちゃんは裁きが与えられただけだよ♡」
オオグロ「意味不明ですね〜。どっちもあなたが殺したようなものじゃないですか〜」
殺戮ちゃん「それはそうと、よく裏切り者がいるかもしれないって中で、そんな呑気に馴れ合ってられるよね〜♡」
モトヤマ「忘れようとしていたことを!」
ヤマモト(そうだった。私たちの中には裏切り者がいる。なんでこんな時に!)
ハタケヤマ「くそっ!!」
オオグロ「それだけ言いに来たなら帰ってくださいね〜。僕たちは今、あなたに怒ってますね〜」
殺戮ちゃん「まあ、まだ君たちが仲間割れするのも早すぎるし私から希望を持ってきました♡」
ヤマモト『希望?』
殺戮ちゃん「このスローテッドロケットは次の殺戮の舞台の惑星、木星に向かって出発しています♡」
ハタケヤマ「木星だと!?」
殺戮ちゃん「えー、木星とは周期9時間56分で自転し、11.862年で公転する惑星であり、最大光度マイナス2.8等♡惑星中最大で、赤道半径が7万1492キロ、質量は地球の317.83倍・・・」
モトヤマ「お前の雑学なんてどうでもいい。どういうつもりだ?」
殺戮ちゃん「同じトリックを使われてもつまらないじゃん?♡あ、ちなみに同じトリックといえば、ネームプレートの件だけど、それも同様、固定しておいたから♡」
フカザワ「...」
殺戮ちゃん「言い忘れてたけど、さっきまでいた惑星は金星だから♡ちなみに、それぞれの惑星にはある特色があってね、金星だとケータイに入るお金が倍になったりするよ♡それがなかったら、前回の調査の時までに元山ちゃんはパーツの予算的にパソコンを組み立てることもできなかっただろうね♡」
モトヤマ「...」
ヤマムラ「じゃあ、木星の特色はなんなの?」
殺戮ちゃん「木星の特色は木が強化されることかな♡」
オオグロ「強化ですか〜」
殺戮ちゃん「具体的には、木でできているものはなんでも音を通さなくなったり、燃えにくくなったりってとこかな♡」
殺戮ちゃん「話を戻すけど、デス会が終わるたびに、ご褒美としてスローテッドロケットで次の惑星に向かって出発します♡」
モトヤマ「ということは、今このロケットに入っていないやつは置いてかれるってことか?主に橋田さんとか」
殺戮ちゃん「それについては心配はいらないよ♡現在の生徒は全員このロケットにいることは確認済みだからね♡」
オオグロ「生徒って誰のことですね〜?」
殺戮ちゃん「やだなぁ、もう♡あなたたち全員に決まってるじゃない♡そして、このグループ自体が殺戮学院!♡」
イワシタ「そんな名前だったっけ?」
殺戮ちゃん「今は元山ちゃんが言っていた通りロケットのドアは閉めてあるから、安心して乗って大丈夫♡」
ヤマモト(こんなところにいる時点で不安なんだが...)
殺戮ちゃん「もちろん出発中の殺戮もいくらでもしちゃっていいよ♡デス会の会場自体ここについてるから、心配ご無用♡」
ヤマモト『もう、誰もそんなことしない!』
殺戮ちゃん「もうってことは、前はしてるってことでしょ?♡じゃあ、次もないとは限らないじゃない♡」
ヤマモト『そ、それは...』
何も、言い返せなかった。
殺戮ちゃん「要はそれだけー♡サラダバー♡」
殺戮ちゃんは駆け足で食堂を後にした。裏切り者...新しい惑星...それに加えて、昨日の出来事...頭の中では整理できないことだらけで気分が悪くなりそうだ。
モトヤマ「しばらくは、大人しくしといたほうがよさそうだな。外に出れない限りはすることもないだろうし」
話が少し長引いたから、一旦みんな部屋に戻ることにした。
ヤマモト『...?』
廊下を歩いていると、見覚えのある人物が歩いていた。
ハシダ「...」
橋田さんは、手にライターを持ち、タバコを吸いながら歩いていた。
ヤマモト『橋田さん、歩きタバコですか?タバコは体に良くないですよ』
ハシダ「るっせえなあ、てめえはいつ殺されるかもわからない自分の心配でもしとけってんだよ」
ヤマモト『それを言えば橋田さんだって、私たちと行動すれば攻撃されるリスクだって減るはずですよ。それに、情報だって共有しやすいじゃないですか』
ハシダ「くだらねえな、集団で行動している最中に殺される可能性だってあるだろ。現に、停電の時に集団でいたお前らが殺されていたかもしれないんだからな」
ヤマモト『...』
ハシダ「情報の共有なんて必要ねえ。俺は俺1人で出口を見つけてみせる。まあ、見つけてもてめえらみてえなやつには教えねえがな。だが、お前らが見つけたら教えろ。いいな」
ヤマモト(本当に、自分勝手な人だな...世の中にはああいう人もいるのか...でも、なんか...)
ヤマモト『橋田さん、なんか機嫌悪くないですか?』
ハシダ「当たりめえだろ、こんなところに1週間以上も閉じ込められや、イライラが募るばかりだ。お前、1週間でどれだけ稼げるか知ってっか?今頃、うちのアイドルたちが俺のことを心配してるだろうよ」
ヤマモト『アイドル?』
ヤマモト(確か、橋田さんって芸能事務所の社長だったな)
ハシダ「俺の事務所はな、俳優、タレント、子役、アイドル、モデル...なんでも育ててんだよ」
ヤマモト『すごい幅広いですね』
ヤマモト(橋田さんってやっぱり、すごい人なのかも)
ハシダ「まあ、アイドル以外、どうでもいいってのが本音だがな」
ヤマモト『...』
ヤマモト(橋田さんは、クズだった)
ハシダ「おっと、俺はお前らとは関わらねえって決めてたんだったな。でも、俺の事務所に入りたかったらいつでも言えよ」
捨て台詞を吐いて、橋田さんは廊下の奥へと消えて行った。
ヤマモト(橋田さんは、いい人なのか悪い人なのかわからないな...)
次回、探索編2公開!
どうも、イレデスの作者ゆいたんです!ついに、2章が始まりましたね!ボリュームとしては少なくしました!次は、出発中から始まるので、はやくもプライベートタイムです!てことは...?てことはですよ!?またまた、Twitterで投票を始めたいと思います!(期間は2019年4月14日から2019年4月21日まで{時間は未定})ただし、死亡したキャラとミソナに関しては項目にはありますが、過ごすことはできませんので投票をしても意味がありません!死亡したキャラはともかく、ミソナは部屋に引きこもっていますからね!という感じで、よろしくお願いします!では、さらばだ!!




