わたしの遺書だとでも思って
私は20歳までに死のうと思う。
どこで選択肢を間違えたかはわからない。転校してからは気を使うよう努力したし、遠慮もした。何がいけないのかはわからないけれど、仲良くなる全ての人に嫌われる。
いつ死ぬかはわからない。
嫌になったら明日かもしれないし、この気持ちを晴らしてくれる程の嬉しいことがあれば20歳になっても死なない。
私は漫画や小説、ドラマなどに影響されやすい人である。
例えば、主人公が甘えん坊で男にさりげなく媚を売る女だとする。私はそれに影響されて隣の男子に積極的に声をかけたり、LINEでわざと通話をかけて「ごめん間違えた!」なんて送ったりする。
また、主人公が冷淡で男に全く興味ない、噂などにも興味を持たずしつこく話しかけたりもしない人だとする。私はそれに影響されて表向き冷淡になる。
自分の本当の性格が自分でもわからなくて、情緒が不安定になる。わかっているのは悪口が好きで、自分の事を好きになってくれる人が好きで、心の中に少しは良心があってたまに家族の事について悩んで泣いたりもする。誰よりも優しい自信がある。ただ、嫌いな子は嫌いで態度も変わるし睨むしたまに無視もする。そこがダメなんだろう。
私はたいして可愛くないし身の回りの子の方が全然可愛いけれど、なにか男性を惹きつけるオーラみたいなものがある気がする。自分で言っちゃきもいけど最近モテる。恋愛的にも友情的にも。(中学三年生、受験生だというのになんでこんなこと書いてるんだろう)
同じクラスのイケメンって噂されてる男子は私の事好きらしい。今は知らないけど多分そう。
転校する前にいた男子も、中2の初期から今までずっと好きらしい。今も。元カレには最近よりを戻そうと言われたが断った。ごめんね。
そうそう、その元カレとは1回復縁してまた別れたって感じでその流れがすごいから書いておこうと思う。もっとすごい人いるだろうけど。
中1の頃、私から告白した。その時はかっこよくて声も好きだった。よく一緒に話しながら帰った。当時彼はLINEをしてなくて、私がLINEの話題をだしてからLINEをやり出した。1番最初の友達は仲の良い女子だった。タイムラインの投稿のその女子との会話を見てきもいと思った。下心丸見えだから。今もそうだから。
私の誕生日が近づくにつれて避けられるようになった。理由はわからないけれど、その時から私は彼の愚痴を言うようになった。
ある日突然LINEで「別れよ」ときて、ブロックされた。この時点で最低。この時の私はとてつもなく阿呆だったからまだ好きだった。
色々あって復縁した時、同じ部活のEカップのデブ(Eちゃんってことにする)が元カレによく媚び売ってた。元カレがそのデブとLINEの1番最初のヤツ(この子はCちゃん)とその他諸々が住んでる団地に引っ越してからそいつらはもっと仲良くなった。
放課後一緒に遊ぶらしい。私の元カレ断れない性格かよその時点でもうタイプじゃなかった。
ある日突然LINEでまた「別れよ」ってきた。またブロック。
その時はまだ未練タラタラだったけど、理由が衝撃的。
Eちゃんから聞いた話で、元カレがよく
「○○って友達が(元カレ)のこと好きだから(私)と別れて仲良くしてあげて」とCちゃんが言ってたらしい。それで別れるバカいるか?なんで彼女の私よりも仲の良い女友達の言うこと聞いてんだふざけんじゃねえよって思った。なんかもう好きじゃなくなって恋愛に興味なくなった。
それからしばらくして私は転校することが決まり、2-1だった時の担任が帰りの学活で東京に転校することを話した。するとあまり話したことないパリピが「都会!?いいなー」なんて言った。泣きたくなったけどその時は泣けなくて、部活の時に泣いた。ほら、私ってお豆腐ちゃんだからさ?こういうのに弱いんだよね。私がいなくなることよりも東京に転校ってワードに反応したことが悲しかったな。
数日してそのパリピとパリピと仲良いいつメン卍とか訳分からんこと言ってるパリピがなんか話してて私は静かに聞いてた。「え、それ本当?転校するの?」「やだよ〜いなくならないで〜」なんて言いながら泣いてた。いつメンの一人の子が転校すると嘘を言ったらしい。それで泣いて。その時も泣きたくなったけどなぜか泣かなかった。たひね。
書き忘れたことがあったが、私と同時にもう1人、同じ市内の学校に転校する人気者の男子もいた。発表はそっちの方が早くて、私は後だった。その男の子が転校すると聞いたときみんな泣いてた。同じ部活の仲良い子も「○○がいなくなったらこのクラスどうなるの?!やだよ〜」なんて言いながら泣いてて、周りもそれについて話してた。私の時はどうだろう。驚いた顔して終わり。私はここから2時間くらいかかる都会に引っ越すんだよ交通費もバカ高いし。あの人は市内だよいつでも会えるじゃんなんの違い?って家で泣いた。まあ私も泣かなかったけどさ。学年でお別れ会〜なんて言って私とその男子が前に出た。本当に屈辱的だった。私はどちらかと言えば嫌われていて、その男子は人気者で。いじめだろ。この話終わります。次に続きます。