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魔物で始まる異世界ライフ  作者: 鳥野 肉巻
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別枠:お正月特別会



「「あけましておめでとうございます!」」


「皆様、今年もよろしくお願い致します」


「今回のお正月スペシャル、お相手はツボミちゃん、ツバキ、キリエ、そして私、雫が勤めるよ!」


「やぁ、やっぱり僕がレギュラーだったね。 皆、去年はどんな年だったかな。良かった人も悪かった人も、今年がいい年になると良いね。」


「………こたつ……すき……」



「今、4人でインザこたつしてるけど、ツバキはごろ寝。キリエは卓上でミカンと一緒にぼへーっとしてる具合だから、基本的に私と雫が喋るよ。 私と雫は台詞がなんとなく分かりづらいから、ちょっと弄くるね」


『なんで私、天の声みたいになってるの?』


「まぁいいだろ括弧くらい。気にするでないぞ」


『えぇ、暴虐…』



「ほら、早くしないとゲストが暴れ出しそうだから。ささっと進行してくれたまえ」


『あ、うん。 今回はゲストとして作中の人物を何人か呼んでるよ。適当にお話して去って行くだけだけどね』


「まずはヤバいのから消化するか。ほれ。おいで」



 ふすまをバァン、と開けて入ってきたのはゴツいアイツ。


「ヌハハハハ!!凰雅武だ!正月というのは素晴らしいな!ヌハハハハ!!」


「あぁ、鬱陶しい…。最初と最後に高笑いするな…」


『まぁ、今回、武さんへの話題としてぶっ込むのはメタ話なんだよ。さぁ、蕾ちゃん、どうぞ?』


「実は最初は好青年キャラで作られてた武君。その件について一言」


「ぬ?うむ。そうなのだ。実は拙者、最初は拙者とか言っていなかったのだ。一人称は“私”の、某貴族の勇者のような感じだったのだ! しかしな、キャラが被るのだ。そして、結局こうなった。 本来、もっと出番が多かったのだが、キャラ変更に伴ってぶっ込み辛くなり、出番もかなり減った。誠に不本意極まりない話である!」


『そういえば、武さんは一応魔物なんでしょ? なんで日本人名なの?』


「うむ!一応は魔人である! 名前?そのニホンジンと言うのはよく分からんが、拙者の故郷は皆、このような名前であったぞ?」



「まぁ、武についてはこの辺にしておこう。語ることも多くはあるまい。つぎー」


『は、はい。入ってきて下さーい!』



「どうも。先日ぶりですね。ツボミ様、雫様」


「と言う訳で、第二ゲストは御影ちゃん。忍者だな」


『御影さんって、最初期みたいに踏んで下さい、って言わなくなったよね』


「ええ。ツボミ様に踏まれると死ぬと言うことが分かったので。 いえ、ツボミ様に殺されるなら本望なのですが、もう少しお役に立てればと」


「あぁ、なんか悪いね…。 私としては鳥肌に悩まされることもなくて快適なんだけど」


『こうしてみると、どっちが常識人なのか分かんないよね。 でも、御影さんは今もその…Mっ気と言うか…変態性は持ち合わせてるんでしょ?』


「……詳しくは分かりかねますが、ツボミ様には完全に惚れ込んでおりますし、惚れ込んだ相手に滅茶苦茶にされたいと言うのは一種の正当な物なのでは?」


『うん。よく分かったよ』


「…………にんじゃ……きもい……」


「ほら。ぐで寝中のキリエまでドン引きしてるじゃん。私もちょっと鳥肌立ったぞ」



「むしろ、こんな忍者が有能なのがおかしいと思うのだ。そこの所どうだろうか。雫君」


『規格外で気違いのツボミちゃんは許されてるわけだし、良いのでは? それよりも、私が不本意なのは、特訓の成果(調整)が本編でお見せできなかった事だよ!』


「まぁ、雫様はあの場面であまりお力を生かせませんし、仕方ありませんよ。メインキャラですし、私よりも出番が多いはずですから」


『でも、私ってあんまりキャラ立ちして無くない?今だって括弧つけないと分かりづらくてしゃあないよ?』


「うるせぇ。多分この後活躍するから我慢しろ?」


『はーい。じゃあ次の人行くよ―』



「雫様、お姉様、本日はよろしくお願い致しますわ」


「第三ゲストはお姫様。こちらこそよろしくね」


『なんかツボミちゃん、お姫様相手だと口調が柔らかくない?』


「まぁ、キリエに次いで可愛いからね。お姉様って呼ばれると、どうも弱くて。 別に実の妹みたいにって言うわけじゃ無いけど、守ってあげたいというか、この子のためならブチ切れ出来るって言うか…。そういう可愛さあるよね。あると思います」


「お姉様…。か、可愛いだなんてそんな…」


『あぁ、なんとなく分かったよ。確かに可愛いね。 そういえば、あのときのツボミちゃん可愛かったなぁ。お胸無くてもドレスって似合うんだね!』


(無言の顔面崩牙衝)


『痛ったい……。まぁ今のは私が悪かったね…。 でもホントに可愛かったよ?なんか淑女感的な大人の魅力があったね。でも、少女感も抜けきってないからホントにマジで可愛かったよ』


「実は私も鏡見ながら、これ誰だろうって思ってた。 でもあれ動きにくくて仕方ないんだよね。やっぱりいつものか、クロユリスタイルか、ゴスロリ風が良いね」


『ゴスロリは痛いなぁ…。痛いよ…』


「でも良いだろ?1回着てみたくない? 異世界なんだし謳歌しないと」


『今度着させて貰って良い?ちょっと興味出てきたわ』


「胸が合わねぇだろ殺すぞ」


(なんだか忘れ去られた気分ですわ…。しかしお姉様に胸の話は禁句という事が分かったのは大きな収穫ですわね…)



「そういえばお姫様の魔法ってなんか面白かったけど、あれって結局どんな魔法なの?」


「実は(わたくし)、魔法糸を用いる魔法が大得意でして。 以前使ったトラップに加え、簡易的なゴーレムを操ることなどが主ですわ。 お姉様のように派手な物では無いですが、使いようによっては便利なのですわ」


『魔法糸って言うのは、自分の魔力で作った糸のことね。使い手の技量で伸縮性や質感や強度なんかが調整できて、それを自在に操れるから、結構有用なんだよ』


「へぇ、凄いじゃん!」


「おおお、お姉様!今日はご褒美が多すぎませんか!? そんなに褒められては私、興奮してしまって……」


『うわヤバい奴だ』


「ツボミが関わる奴はたいてい頭おかしいからねぇ。雫もたまにおかしいし、常識人は僕くらいのものかねぇ…。」


『ツバキもだいぶヤバいよ』



『ってか、ツボミちゃんってロリコンなの? キリエと言いお姫様と言い…』


「………だれが……ロリだ……」


「雫様ヒドいです…」


「オラァ!雫オラァ!2人が悲しんでるだろ! ……お姫様は結構マジに妹感あるし、キリエは私の天使だから。けっしてロリコンではないよ。 もしロリコンなら助けたあの子らが今頃ヤバいわ」


『ちょっとよく分かんないけど、つまり違うんだね。 …そういえば、かませ犬役で登場したお兄さんはどうなったの?』


「お兄様はまだトラウマのようで、周囲にびくびくしながら生活してますわ。 そもそもお姉様にたてつくからいけないのです」


『……それじゃぁこの辺にしておこうか。ほら、ツバキもキリエも起きて』



「………むぅ……」


「今回もまた身のないフリートークにも似た適当な話題かい?」


「いや、話題もないんだよね…。とは言ってもお正月の文化なんて皆知ってるだろうし…」


『じゃあ今年の目標でも考える?』


「……いやそんなの文字数やストーリー速度をなんとかするのが先決だろ」


「50万PV&5万ユニークとかでも良いかもしれないねぇ。」


「……改稿……がんばる……」


『結局その辺りになるよね…。後は総合評価1000Ptとかかな』


「むしろ私としてはお代募集もかねて感想が貰えるようになりたいね。その辺りはTwitterでやった方が良いのかもしれないけど」


「それじゃあ今回はこの辺にしておこうか。」


『ほーい。お疲れ様でした』


「「それじゃあ、バイバーイ!」」



あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

皆様が今年も良い年になるように願っております。


今年頭には過去編、そして中旬程度には本編が完結すると思いますのでもう少しおつきあい下さい。


改稿作業もどんどこ進めて行きたいですね。


個人的には、今年は遊戯王の大会準優勝を目指したいと思います。


それでは、今年もこんな感じで始まります。


次回更新は1月3日(水)の20:00予定です。

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