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短編・詩 全般

行方不明

作者: 些稚 絃羽

秒針の音が耳障りで

部屋の隅に投げた時計は嫌な音がした


こうしてまたサヨナラするものが増えていく


もっと可愛らしく笑えたなら

誰もが笑い返してくれた?

もっと穏やかに聞けたなら

誰もが本音を預けてくれた?


変わりたい変われないって

決まった自問自答を繰り返す

私は結局どうなりたいのだろう


ベッドの上 うずくまれば

スプリングが軋んで 妙に響いた


愛されたいなんて望んじゃ駄目なのかな


万人からの愛を求めたから駄目なのかな



愛されたいと望む私は

誰かをちゃんと愛してた?


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― 新着の感想 ―
[良い点] >スプリングが軋んで妙に響いた この一行で詩全体が光りますね。 [一言] タイトルの行方不明感が出ていて、自問自答に巻き込まれそうです。 でも年を取るとなんだか悩みも風化して、それが良い様…
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