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almost everyday

作者: 小呂 花茂乃

今日はいつもよりも何分か早く起きることができた。寝覚めはあまりよくない。

少し目をつぶるとまた眠ってしまうのがめに見えていたから無理やり目を開けてぼーっとする。

しばらくして日課である朝のストレッチを行う。合間合間に少し寝てしまうからいけない。数を心の中で数えるから尚更だ。羊さん効果である。

本来は5分と少しで終わるのであろうストレッチを10分かけてようやく終わらせると今日学校で何があるのかを思い出しながら朝御飯へ向かう。

なんとなく普通の白ご飯の気分ではなかったからお茶漬けを食べた。期間限定の味で、なかなか美味しかった。そして、ヨーグルトに柚子のジャムを入れてかき混ぜて食べる。この前までは苺のジャムがあったのだけど…。

歯みがき、洗顔、髪を整えると、着替えて今日の準備をする。

まずい。英語のワークの答えがみつからない。

心当たりはすべて探したのに。どこやったんだろ。

そればっかりに時間をかけるのもかなり無駄なので、諦めて自転車に乗る。


家から駅まで、ゆっくりいって30分。本気を出して20分。今日は本気だ。いつもぎりぎりのため毎日本気なのだけれど。

この前は急がなくてもよかったのに何故か急がないと気がすまなかった。習慣って怖い。


降りた駅から学校までは徒歩で15分くらい。

途中で友達と会ったのでお喋りしながら歩く。

その子と英語のワークの答えを貸してもらう約束をした。


今日は一時間目から体育だ。陸上選択の砲丸投げ。今日で今年最後の砲丸投げとなってしまう。記録を伸ばしたかったのだが、最低記録を叩き出してしまった。まあそれもよかろう。


他の授業はほとんど寝ていたような気がするけど気にしない。いや、テスト前だから気にしなくてはならないのだが。まぁ、そういう日もあるだろう。仕方がない。やれやれ。

ただ、地学の授業で寝ていたときに、大分上体が揺れたから他の人の迷惑になったかもしれない。


放課後。掃除を終わらせる。

先にのべたようにテスト前である。だから学校に残って勉強する人が結構たくさんいる。まあ、残ってても勉強しないでくっちゃべってるだけの人もちらほらいるのだが。

今日はなんとなく残る気分じゃなかったので早く帰る。しかし今日に限って電車が遅れていた。仕方ないので単語を覚えることにした。


家につくと、真っ先に重たい制服の類いを脱ぎ、部屋着に着替える。それだけで大分心持ちが変わるのはなぜだろう。

今日の夕飯はなんか美味しそうなモヤシのいためものと茄子の煮物だった。私は小さい頃茄子が嫌いだったんだよなぁ、と思いつつ茄子とご飯を一緒に食べる。


夕飯を食べたら手伝いをして、テスト勉強をする。今日は化学と数学をしよう。

しかしこの、文系を選んだにも関わらず、化学があるのは腹立たしい。私は化学がとても苦手だったから。いうか、ほほとんど化学から逃げたい一心でここまで来たというと過言だが、まぁそれくらいの気持ちでいたから仕方がないこととはいえ、何だかもやもやする。


途中で休憩という名のお風呂に入り、さっぱりしたところでまた勉強、それが終わるとまったりタイムである。最近腹筋をやるようになった。同じ部活の仲間と夏までに腹筋割ろうという目標を掲げた。何人割るのだろうか……。

それが終わるとスマホで遊ぶ。楽しい。


気づくと、もう12時を回っている。もう寝なければまた今日のようになってしまう。

おやすみなさい。



あっ、時間割りあわせわすれた。まあいいか。

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