騎士
アクセス数が8000を越えました!皆様読んでくださりありがとうございます!!
エリオット様に引き摺られやってきちゃいましたー
騎士鍛錬場!!(ワーパチパチパチー
腕が痛いんですが(泣)
これがお母様だったらお姫様抱っこでだったんだろーなー
騎士の差別ダメ!絶対!!
「ここで見ててくれるか?」
そう言って脇にあるベンチに座らせてくれました。
外の声からもわかりましたが近くだと余計にムサイ!
飛び交う汗とぶつかり合う肉体!まさに青春!!
・・・かなり暑苦しいです。
ですが彼らが本気であることが伝わってきます。
差し入れ持ってくるべきでしたね。
そのほうがきっと好感度UPだったはず!
次回はきっとそうしましょう。
とりあえず彼らをしっかり見なければっ!!
あたしの目的はパートナーを見つけること!
正面に見えるなかなかイケメンさんは確か既に婚約者がいたからアウト。
その対戦者はかなりのお母様の信者。
右側の騎士もお母様の信者。
その相手は王様の信者だから生理的に無理。
あとはお母様の信者と信者と信者と......信者しかいないじゃない(怒)
チラッチラッと「神子さまの娘...!」って頬を染めながら見るのやめてくれないかなorz
そして隅に見えるのは死体・・・死体!?
えっ!?なんで倒れてんのに誰も気にしてないの!?
「エッエリオット様?あちらに見えるのは一体?」
「ん?あぁさっき稽古をつけたら倒れたんだよ。大袈裟だよなー」
あははっなんて爽やかに言うことではないです。
来るときに聞こえたあの断末魔は彼だったのですね。
そしてその後の笑い声は・・・(ガクガク
「かっ介抱しなくてよろしいのですか?」
「ん?ほっときゃ治るぜ?」
それでいいのですか!?
周りの態度からみるによくあることなんでしょう。
彼を視界に入れないように見学を再開する。
ん?入り口のほうに見覚えのある人が見えるのは幻覚ですよね?
「おいっライラ!」
ちっ幻覚じゃなかった。
「フンッ俺を見にきたのか」
「いえ、エリオット様に誘われたのです」
偉そうな態度が気に食わなかったので直ぐに否定する。
「はっ照れるなよ。美羽ほどじゃねーがお前も歓迎してやるぜ?」
うざい!!
このナルシストな発言をする俺様なムカつくやつは
この国の王子シエル。お母様の取り巻きのうちの1人であるクラウス(王様)の息子である。
お母様曰く昔の王様そっくりだそうだ。
親を見て育ったためすっかりお母様の信者になってしまった。
それだけなら別に構わないのだがなぜかあたしに絡んできて邪魔。
「遠慮いたしますわ。長くいては失礼でしょう。わたくしはそろそろ戻りますわ」
「おいっなんだよそれ!美羽なら喜んで俺の稽古を見てくれるんだぞ!?」
「わたくしはお母様ではありません。見ていただきたいならお母様を連れていらしてはいかがです?」
「では、失礼いたします」
ぐっと悔しそうに黙り込むシエルを尻目にさっさと鍛錬場を後にした。
立ち去った後、シエルの落ち込む姿が見られたなんて知るよしもなかった。
ひそかにフラグたってるんですが主人公は気がつきません。
だってみんなヒロインに向いてるって思ってるもん。
次はとりあえず取り巻きたち出したので登場人物についてまとめます。




