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転生した元勇者の物語  作者: 紅柴の月希
第1章 わたしの日常
4/9

わたしの家族

主人公の一人称が私→わたしになって、口調も違います。

今回は短いです。


  はじめましての人ははじめまして。おひさしぶりな人はおひさしぶり。

 わたしはリーナシア・ブランシャール、5歳。

 前世はこの世界に勇者として召喚されたたちばな りん、享年18歳?。自分でいうのもなんだけど、結構ハードな人生だったよ。勝手に召喚されて勇者にさせられるし、魔王に呪われたりしたからね。

 でも、死んだことは後悔してないんだよ。そのことはこれからね……



 前世の生活より今のわたしは平和にのんびりと暮らしてるかな。

 わたしの家は国境付近の田舎の村のレストラン兼酒場を経営してて、とうさまとかあさまの作る料理はとってもおいしくて人気なんだ。旅をしてる人とかまた寄ってくれたりするよ。 


 とうさまとかあさまは昔はお城で仕事をしてたんだけど、一番上のにいさまが生まれるときに王様が育休くれなかったから二人してやめてこの村に来たんだって。今でもたまに、とうさまとかあさまの昔の同僚の人達が会いにくるんだよ。

 


 わたしの家族を紹介するよ。

 

 とうさまは名前はシルヴァン、69歳、元宮廷魔術師。なんでやめたのかというと、育休が取れなかったからだって。妻命・娘命で、にいさま達とよくわたしを取り合ってケンカしてる。


 かあさまは名前はレティーツィア、65歳、6人の子供がいるようには見えない美女で、よく給仕中にお客さんにセクハラされてるけど、ボコボコにして慰謝料を取ってる。家族の中で一番最強(凶)で、とうさまには逆らうにいさま達もかあさまに逆らうことはしないんだ。とうさまと違ってわたしも悪いことをすると容赦なく怒るよ。


 にいさまは5人いて上から、ダリウス、アンテルム、アンセルム、フローレン、リョドヴィック。

 19歳のダルにいさまは王都で近衛騎士として、16歳の双子のテルにいさまが宮廷魔術師でセルにいさまが騎士見習いで、レンにいさまとリューにいさまは魔術師を育てる国の学校、王立魔術師育成学校に通ってるんだ。

 寮生活なのに下の二人のにいさまは休日によく家に帰ってきて、わたしと遊んでくれる。上の三人のにいさまは仕事が忙しくてあんまり帰ってこない…… でも、帰ってくると疲れてるのに遊んでくれる。

 あきないの?と、思うくらい毎回にいさま達は帰ってくるととうさまとケンカする。最後はかあさまが止めに入って皿洗いをさせられてる。

 

 王都で仕事をしてるかあさまのお友達が、ダルにいさまとテルにいさまとセルにいさまはファンクラブがあるほど有名人らしくて告白する人が後を絶たないんだって。王都にいたときは、とうさまもモテていたんだって。でも、かあさまの尻にひかれてるとうさまやシスコンのにいさま達を見たらどう思うんだろう?



 かあさまがダルにいさまを生んだのは46歳で結構若いときなんだ。

 この世界の寿命は魔力の量によって違っていて、魔力が多い人ほど長生きするし、一般の平均年齢も300歳だから70過ぎに生む人が多いんだ。とうさまとかあさまは魔力が多いから500歳ぐらいまでいきるんじゃないかな。




 あっ!

 みんなが呼んでる。

 じゃあ、またね。




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