表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不遇だったアラサーの俺が異世界転生させられたら  作者: 榊日 ミチル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

105/178

ー4章ー 14話 「戦わずして勝つ、そしてBBQ包囲戦!」

敵城前でまさかのBBQ!?

リュウジの作戦が一つの区切りを迎えます。

戦わずして勝つという前代未聞の戦略は、果たしてどこまで通用するのか?

今回も会話多めでテンポよくお届けします!


【リュウジ】「さぁ!これで戦いは終わったぜ。ってか戦ってないけどね」


ロックゴーレムによって領主城の正門が完全に封鎖された。 裏の隠し通路も塞がれ、領主軍は完全に城の中へと隔離された形になる。 その外側をリュウジ軍が取り囲む。これにより本格的な武力衝突は起きず、戦いは事実上終結していた。


【村人A】「…えぇっと……。リュウジさん、終わったってどういう事?」


【村人B】「これから領主軍の反撃が始まるんじゃないのか!?」


当然の疑問を投げかける人々に、リュウジは状況を説明した。


【リュウジ】「まず領主軍は、城に一時撤退しただろ?実はその裏で、ロックゴーレムが裏の出口を塞いでたんだ。さらに、この正門を岩壁で塞いだ。つまり、出たくても出られないし、外部からの増援も期待できないってことさ」


そこに、元突撃部隊の隊長が前に出る。


【隊長】「なるほど。領主軍は立て直すつもりが、篭城させられたって事ですね?……少数の軍でよくこんな策を……。」


リュウジの仕掛けた罠、相手の行動予測、そして決定的な一手。 何より死傷者ゼロでの勝利。それはまさに“神業”だった。


【リュウジ】「そうだ、あんた領主軍にいた訳だし知ってたら教えてくれ。城にある食糧の備蓄はどのくらいだ?」


【隊長】「……そうですね、詳細は分かりませんが、約半数の兵士が残ったとなると……。恐らく、3~5日で底をつくでしょうね」


閉じられた城。援軍も兵糧の補充も絶たれた領主軍に、降伏のカウントダウンが始まった。


【カリム】「父上と母上……。どうなっちゃうの?」


小さな声でつぶやいたカリムの言葉に、人々の視線が集中する。 彼が領主の子であることに、周囲が気づいた瞬間だった。


その空気を察して、リュウジがすかさず口を開く。


【リュウジ】「カリムっていうのか。実はお前の父さんがちょっと失敗しちゃってさ。この人達がずっと困ってたんだよ。だから、少し反省してもらわないといけないんだ。……大丈夫!ちゃんとまた会えるようにする、約束だ!」


そして、一斉に向けられる不穏な視線を一喝する。


【リュウジ】「おいおい。悪いのは領主だろ?こんな小さい子供に何の罪があるんだ?」


その言葉に、人々は言葉を失い、やがて怒りは静まった。


【リュウジ】「ってか腹減ったな!よし、もうやる事ないからみんなでバーベキューでもするか!ナツキ、食材はたんまりあるんだろ?」


【ナツキ】「もちろん!でも、一度に全部は運べなかったから、残りはユイナが持ってくるよ。たくさんあるから安心してね!」


【リュウジ】「よし!宴会だー!!」


【群衆】「オオオォォォォーーー!!」


まさかの、敵城前バーベキュー大会開始──。 リュウジの“戦わずして勝つ”戦略が、いま確かにその成果を現し始めていた。


今回はリュウジの作戦がひとまず形になり、次のフェーズへと進む回でした。

戦闘回かと思いきや、まさかの“敵城前バーベキュー”展開です。

キャラ同士の掛け合いや、包囲下の心理戦にもご注目いただけたら嬉しいです!


お気に召しましたら、評価やレビューで応援してもらえると励みになります!

お気軽に、ひと言コメントでも大歓迎です!

ブックマークもぜひぜひ、よろしくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ