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098話 計画は入念に

 意図せずルカとの合同任務を勝ち取ったサキノ。ルカの交渉術に一抹の不安を持っていたが、シュリアとの交渉にも同伴する許可を貰い、ソアラの計らいによって【クロユリ騎士団】第二会議室での会談が決定した。


 依頼報酬の支払い方法とは基本的に二種類ある。一つは騎士団を仲介しての支払いで、依頼主からの支払額の約半分を騎士団本拠の修繕貯金や毎月発生する都市への税金へ充て、その残り半分を担当した戦士達で分割する基本的な支払方法だ。金銭面で最も拗れる事の無く、騎士団存続においても無難な方法で多くの騎士団が取り入れている。


 そしてもう一つが個人支払だ。これは騎士団に加入していない無所属(フリーランス)や、どうしても個人へ申請しなければならない依頼の場合に発生する。情報屋のバウム・ヴィスタローグがいい例だ。こんな情報が欲しいという顧客の要望に沿った情報を、持ち前の情報網から提供する事は騎士団とは関連性が無い。つまり個人宛への依頼というものは、請負人からすれば独り勝ちの側面がある。

 確かに騎士団の人員を割かなければならないと言った矛盾は生じるが、個人宛への依頼は基本的に騎士団の仕事が無い時に穴埋めのように行われる、本職とは別の副業のようなものだ。

 そして今回の請負人代表が騎士団無所属であるルカだ。支払方法は勿論後者に絞られる。


 そんなサキノの副業をソアラが大々的に許可したのは彼女なりの慈悲だろう。有力な魔物達の住処であるゲトス山地を経由して向かわなければならない鉱山都市ラグロックへの護衛任務は危険が付き纏う。万が一サキノ・アローゼという一人の戦士を失うことを考慮すれば副業として許可出来る範疇でない事は明らかだ。

 それを許可したのはシュリアの身を案じたこともあるが、第一にルカとの時間を作ってあげたかった目的が強いだろう。サキノにとって、シュリア・ワンダーガーデン護衛任務は最も特別な任務になる筈だから。


 とはいえ、そんな副業に何人も貸し出せるほどソアラも甘くはない。騎士団員を失う危険性(リスク)も勿論だが、サキノや初対面のルカと連携を取れるだけの人材がいない。リフリア郊外北部の森林地帯の魔物とは違い、魔力を扱うゲトス山地の魔物戦では一瞬の判断が命取りになる事が多い。余計な親切を働き、各人の動きを悪化させるのは愚策というものだろう。

 そして何より。


魔物達の夜祭(モンスターナイト)原因調査のための合同任務』が決定した。


 ソアラが足繁く『ノルベール家』が住まう宙城へと通い、魔物達の夜祭(モンスターナイト)の解決には合同任務が必要だと打診した。戦力的に言えば【クロユリ騎士団】だけでも事足りるが、低層のみだけでなく、中層にまで足を伸ばさなければならない可能性を考慮すると、自派閥だけが割を食うのはいかがかと説得したのだ。

 その努力が実り、ソアラは都市としての決定権を動かしたのだ。


 都市が発令した任務条件はステラⅢ以上の戦闘系騎士団の強制参加、団長を含む幹部以上の役職三名の選出。従えない場合は騎士団財産の半分の押収といった厳しいものだ。それでもステラⅠに属する騎士団は毎度の如く不参加なのだろうが、ステラⅡ、Ⅲの騎士団にとって財産の半分の押収は大いに痛手だ。

 もとより提案した【クロユリ騎士団】の不参加はあってはならない。ソアラは自身を含む幹部レラ・アルフレイン、同じく幹部アルア・リービスの三名で任務に当たる事を決定した。

 そのため、比較的連携の取れるであろうレラをシュリアの護衛任務に充てる事が出来なかったのだ。



「今日はよろしく頼むよ、シュリア」



 以上の理由より、シュリアの対面に座るのはルカとサキノの二人。

 精美な会議室で三人による交渉が緞帳を開いた。



「ルカ様、久しぶりね。会いたかったわ。で、こちらはどなた?」

「初めまして、私は【クロユリ騎士団】所属サキノ・アローゼです。この度シュリア様の護衛任務に同行させて頂く事になりましたので、ご挨拶をと」

「そう、よろしくね」



 ポアロ達と同じように少々つんけんした反応をシュリアは返し、再び視線をルカへと向ける。



「改めて依頼の受諾感謝するわ。依頼内容はシュリアをラグロックに無事送り届ける事。一人で帰ってもいいんだけどソアラが許してくれないのよ」

「一国の王女ともなれば、普通一人では帰さないと思うのですが……」



 まるで過保護だ、とでも言うかのように愚痴を零すシュリアは用意された紅茶に口をつける。

 王女としてあるまじき奔放な様相に苦笑するサキノをシュリアは凝視し、思わず失言でもしたかとサキノは心臓を小さく跳ねさせる。

 しかし。



「サキノ……アナタ、よく見たらとってもワンダーね」

「わ、わんだー……?」

「可愛いって意味だろ」

「か、かわっ!? な、何でルカが代弁してるの!? 絶対違うでしょう!?」



 唐突に褒められたサキノの狼狽が迸る。精々二度目の邂逅でシュリアの人柄を理解に至っていないだろうと、サキノは否定するが。



「合ってるわ」



 シュリアの肯定が赤面を穿つ。



「どうして合ってるのよ!? 何でルカは分かるのよ!?」

「……ニュアンス?」

「流石ルカ様ね。ワンダーは魔法の言葉、様々な意味を持つ中で適切な言葉を選択するとは恐れ入るわ。流石は同じ性癖を持つ同志と言ったところかしら」

「待て、性癖について認めた覚えはないぞ!?」



 勝手にドМ認定をしているシュリアにすかさず否定を割り込ませる。

 ポアロによると、シュリアと商人を助けるために危険を顧みず敵地の中心へ突入した行動が、言わば戦闘の危機感を楽しんでいると見間違えられているのではないかとの事。ルカとしては魔物の気を二人から逸らすためであって、被撃や緊迫感を求めて好き好んで闖入した訳ではなかったのだが、ある種の戦闘狂のシュリアによれば同種のように錯覚したらしい。

 そんなことは露ほども知らないサキノは、謎の親近感を臭わせる二人に辟易した。



「一体何の話をしているの……?」

「性癖の話よ」

「それは今聞きましたっ! どうして今せ……性癖の話が出ているのか、って事です!」

「それ。止めて頂戴」

「え?」



 現在は任務条件の擦り合わせの場の筈である。それが脱線に脱線を重ね、どういう訳か平時ですら話さなさそうな性癖の話にすり替わっている事に難色を示したサキノだったが、突如としてシュリアから鋭敏な指摘が入る。



「敬語。シュリアは興味のある人間に敬語使われるのは嫌なの」

「で、でもシュリア様は一国の王女で……」

「リフリアに住むアナタとは関係ないじゃない? 関係あるって言うのならば命令よ。依頼主として、王女として。それでも不満?」



 他国とは言え王女に気に入られた事は素直に喜ぶべきだろう。しかし立場が違う。一国を背負う者と下界の一般人。そんな間柄の二人が、果たして友人のように話してもいいのだろうか。

 サキノは僅かに逡巡した。



「わかった……シュリアがそれを望むのなら」



 出した答えは従う事だった。ルカも普通に話している。そして何より、ルカとソアラが交わしていた会話に、シュリアの機嫌を損なわない事も前もって聞かされていた。ここで反発する理由などサキノにはない。

 そんな懊悩を知ってか知らずか、シュリアはサキノへ柔らかく微笑んだ。



「良き友人になれるといいわね。さて、閑話休題よ。ラグロックの襲撃やガーゴイルの強化は魔物達の夜祭(モンスターナイト)が原因の可能性が高いとソアラから聞いたわ。ラグロックに戦士がいない状態で満月の夜を迎える訳にはいかないから逆算して考えなければいけないわ」

「次の満月は三日後だろ? ラグロックまではどれほど時間がかかるんだ?」

「馬車を持つ隊商がいる場合は勾配の少ない迂回ルートを通らないといけないけど、隊商を連れていないのなら最短ルートで魔物に襲われたとしても半日程あれば着くわ」



 ゲトス山地は地中を掘り進む魔物がいるほどであり、勿論道路の整備はされていない。激しい勾配、悪路、断崖、そんな道を馬車が通れるはずもなく、比較的扁平な迂回ルートを強要される。

 しかし今回は荷馬車を持たないシュリアの護衛一本だ。体力的には厳しいかもしれないが、人足だけで進むのであれば半日での到着が可能らしい。



「当日の早朝に出ても問題ないって事だな?」

「ええ、道中に大きなトラブルが無ければ」

「わかった。ギリギリで悪いが当日の早朝でも問題ないか? こっちも戦力を整えたい」



 万が一の可能性を考慮して、ルカとしてはどうしても誘いたい人物がいた。

 その人物が捕まるかどうかが三日後の早朝までにかかっている。そのための捜索猶予期間だ。



「構わないわ。それじゃあ三日後の早朝、西門に。次に報酬の話なんだけどルカ様はどれほどの報酬をお望みかしら?」

「んん……基準が分からないから何とも言えないな」

「そうね……一千万ザウでどうかしら?」

「そんな高額報酬貰えないよ!?」

(ザウってことは下界の通貨と同じか。二つの世界が元々一つだったんだから、当たり前っちゃ当たり前か)



 報酬金額の提示を求められたルカだったが、報酬を受け取る正式な依頼は初の事で基準が分からない。一度【クロユリ騎士団】と魔物達の夜祭(モンスターナイト)に駆り出したが、その報酬も誓印を持ち合わせていないためにサキノ預かりとなったままでどれほどの報酬が蓄えられているのかは判然としていない。

 サキノがシュリアの提示金額に慌てて容喙する中で、ルカはようやく魔界と下界の通貨が同じものだと理解に到達した。一つ心の澱が解消されたルカの横で、サキノは立て続けに畳みかける。



「【クロユリ騎士団】が受け持つ商人護衛依頼でも二十万ザウなのに、その五十倍はどうかしているよ!? 確かにシュリアの護衛はAランク任務だけれど、それにしても桁がおかしいよ!?」

「ルカ様とサキノにそれだけの価値があると判断したまでよ。そもそも貰えるものは貰っておけばいいのにどうしてサキノが拒否するのかしら?」

「常識というものがあるの!」

「それはアナタの中の常識でしょう。シュリアの中の常識ではこれが普通よ」

「以前クロユリが護衛に当たった時は五百万ザウだったらしいけれど!? ルカは無所属、私は助っ人、どうしてステラⅡの騎士団より報酬が高額なの!?」

「あら、知っていたの? 可愛い顔してシュリアを嵌めたのね? なんて小悪魔な子なのかしら」

「~~~~~~~~っ!?」



 サキノが懸念していた足元を見られるという自体は発生する事はなかった。なかったが、寧ろ足元を見繕われるといった、予想不可の状況にサキノは困惑していた。

 これはひとえにシュリアの気分だ。一般市民にとっては一歩引いてしまう金額であっても、一国の姫にとって一千万ザウと言うのは大したことの無い金額だ。金銭感覚の違いというものをサキノは徹底的に思い知らされた。


 そして何より以前の【クロユリ騎士団】が護衛に当たった金額の二倍を提示している事にも、サキノの倫理に反する。いくらルカの事を大切に思っていようと、努力と実力でステラⅡに成り上がった騎士団が、無所属のルカより報酬が高くて良いわけがない。

 ソアラやレラ、アルア等が報酬額を尋ねてくるとは思えないが、仮に今の条件を呑み何かの拍子で幹部達の耳に入った場合、ルカへやっかみが向く可能性だって否定は出来ない。単にシュリアの好み、気分などで【クロユリ騎士団】とシュリアの軋轢を生むわけにもいかないのだ。それはソアラが己を交渉の場へと差し向けた思惑であり、サキノは責務だと感じている。


 だが当の本人は「いいじゃない」と否定を突っぱね、請負人であるサキノが()()を提示すると言う奇異な光景に、ルカは肩を竦めて眼前の珈琲を口に含んだ。



「ルカも何とか言ってよぉ~!?」

「って言ってもなぁ……サキノはどの線が妥当だと思うんだ?」



 腕を引っ張り救援を仰ぐ少女の姿にルカは困り果てながら、常識を説くサキノの述懐を尋ねる。



「うう~~~……百歩譲ってクロユリと同額の五百万ザウ……これでも多いと思ってるケド……」

「だ、そうだが?」

「わかったわ……仕方ないわね。じゃあ五百五十万ザウで手を打つわ」

「だからどうしてその五十万を譲れないのよっ!?」



 何故か要求の上を行くシュリア。

 まだまだ交渉は難航しそうだった。




± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ±




(何やらルカさんの匂いがしますね……【クロユリ騎士団】に何故?)



【クロユリ騎士団】本拠の第二会議室でルカ達による交渉が始まった同時刻、距離を置いて隣の第一会議室にぞろぞろと脚を揃えて入室を来たしているのは、【夜光騎士団】団長キャメル・ニウス、マシュロ・エメラ、そして無所属のゼノン・ウェシル・ノルベールの三人の獣人達だ。

 前回の会合を終え、夜光修練場に出来た魔力場の視察及び経過報告をしに訪れていた。

 約一名は別の事象に気を盗られ、気が気ではなかったが。



(……ま、まさかっ! ステラⅡの権力を行使してルカさんを侍らせ、毎日本拠に連れ込んでるんじゃないでしょうね!? だから(わたくし)の所には中々来れない……っ! 合点がいきました! 【クロユリ騎士団】許すまじ!)



 最後尾で入室したマシュロは、ありもしない妄想を十全に発揮して一人で不機嫌となる。大きく太い尾を誰にも察知されないように膨張させ、毛を逆立てる。強大過ぎる権力【クロユリ騎士団】へ陰ながら威嚇していた。耳の毛も逆立っていたので、正面に座すソアラにはバレバレではあったが。


 全員が着席した時、隣の会議室で高い叫び声が第一会議室に漏れた。内容までは聞き取ることは出来なかったものの、どうやら交渉は難航しているようだとソアラが鼻を鳴らす。



「早速だが結果報告を聞いてもいいだろうか?」



 此方は此方の役目を果たさねばなるまい、とソアラは毅然と三人へ向き直り報告の提出を願う。

 ソアラの談合開始にまず口を開いたのは、誰よりも円月花と真摯に向き合うゼノンだった。



「夜光修練場に出来た魔力場、あれは見た感じ相当な魔力濃度だ。俺が体感した感じではヒンドス樹道に匹敵……いや超越してるかもしれねぇ。視察してから一週間は経過してるが、まるで衰える様子もねぇ。この状態が続けば……俺は可能だと判断した。勿論余分な雨風、太陽を遮り、月の光以外を通さない素材での囲いは必須だ。条件はなるべくヒンドス樹道と揃えたい」

「理論上では可能、か。懸念点と言えばそのような素材が存在するかだな」

「それについては問題ない。つい先日うちの騎士団から独立した奴がいるんだが、そいつの情報によればそういった魔力製品は存在する。取り寄せには一週間ほど要すると言われたが、合同任務には間に合うだろう」



 ゼノンが報告をし、月の光のみを通す魔力製品の存在を確認済みだとキャメルが補足した。

 マシュロが落ち着きを無くしそわそわと肩を揺らすが、話は進んでいく。



「ならば順調に行きそうだな。合同任務の話を知っていると言う事はキャメルお前のところにも召集命令が下ったか? しかしカロン・アテッドの件で【夜光騎士団】はステラⅣへ降格しただろう?」



 繰り返しになるが合同任務の条件はステラⅢ以上の戦闘系騎士団の参加だ。既にステラⅣへ降格している【夜光騎士団】は条件には当てはまらない筈だと指摘するも、キャメルは眉を顰めて溜息を吐いた。



「それがどうやらうちは対象外のようでな……『夜昇』の能力もあるからと参加を義務付けられたよ……あんなことがあったばかりにいいように利用されてる感が否めん」

「それは災難だな……だが、キャメルが同行してくれるのならば私としても心強いよ」

「よせ、貴様なら一人でも魔物の大群を蹂躙出来るだろう」



 キャメルは手を払い、お世辞を受け取らない。

夜光騎士団(きみたち)】は別だ、と言わんばかりのステラⅣの騎士団強制参加に、事件を引き起こした引け目から断れないキャメルは辟易した。

 同情を送るように苦笑するソアラだったが、そこに二度目の高音の叫び声が轟く。



「何やら慌ただしい様子だが」



 全員の視線が壁の方へと向き、ついにキャメルは声の正体へと踏み込んだ。



「ああ、ラグロックの姫様護衛任務の件で交渉が難航しているようだ。どうやらローハートをご指名らしく、私の部下を同行させることにしたんだがその声だろう」

「ローハートを指名……? 一国の姫が? どういうことだ……?」

「私に聞くな……」



 騎士団の団長が二人揃って頭を悩ませる状況に、ゼノンは「ルカ兄ちゃんってやっぱ凄ぇな」と感心を抱く。そんな混沌とした空間で一人だけは膨大な計算式を冷静に分析していく。



「ルカさんがシュリアさんの護衛任務に行かれると言う事ですか?」

「その通りだ」



 ソアラの肯定を聞いたマシュロは、ぎぎぎ、と首が左方へと向き、真ん丸で大きな双眸を見開いて中央に座るキャメルを凝視する。狂気と言っても大仰ではないマシュロの視線に、キャメルは無理矢理にでも視線を合わせようとしない。

 しかしマシュロの異変にソアラまでもが言葉を失い、あまりに剣呑な空気にキャメルはチラと一瞥してしまう。

 そこには「ワタクシニモイカセテクダサイ」と期待と懇願が攪拌し、同行すると聞かんばかりの鋼の意志が見て取れた。前回一度叱責したばかりであることも忘れて、団長相手にトンデモナイ圧を臭わせる。どうして今までそれだけの圧を騎士団で隠していたんだ、と嘆きたくなる程のルカへの執着に、キャメルは深いため息を付く。



「行――」

「はいッッ!! ありがとうございます!!」



 ――きたいのか? そう疑問形で尋ねようとしたつもりが、許可を下されたと勘違いしたマシュロは脱兎の如く隣の会議室へと侵攻して行った。



「あのポンコツパンダ……」



 呆れて罵倒しか口を通らないキャメルは瞑目しながら赤いマフラーを揺らし、ゼノンはプルプル震えながら抱腹する。



「お互い苦労するな……」



 部下を管理する身として同等の悩みに、ソアラの辟易の声が第一会議室に零れた。


 マシュロ・エメラ。シュリア・ワンダーガーデン護衛任務加入決定。


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