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strength and…   作者: まなか
26/50

峰子さんの望み

「あなたには、随分迷惑をかけているわね 結婚式もまともに出来ず、申し訳ないわ」

「あなた方のせいではありません、全ては、異界からやってきた魔物の仕業です」

峰子さんと滝さんは客室の座布団に座った

「貴明は、ずっと強かったからいつも敵に狙われていたわ 倒しては戦っての繰り返しよ いつも血だらけだった 見ている私は、なにも出来なかった」

「峰子さん…」

峰子さんはスクッと立ち上がる

「今度こそは、あなたに協力をしたい、守ってあげたい 死んだ貴明の為にも あなたは死んではだめよ」

「……っ!!」

「モニターでずっと見ていました あなた方の戦いを あなたは戦っている最中、死にたい、死なせてと訴えていた 」

峰子さんに図星を浸かれ、滝さんは苦い顔をした

「うっ それは」

「貴明も同じことを言っていたわ 滝さん…目の前で父親が死んで、辛いのは分かります けど、生きて貰わなければ」

「でも、俺が生きているから戦いは終わらないんでしょう? 次々と異界から敵がやってくる 」

峰子さんと滝さんが話していると、突然司令官はやってきた

「うわあ、びっくりした!」

「シルヴァ、脅かさないでちょうだい!」

2人が驚いても、司令官は動じない

「仮にお前が死んでも、戦いは簡単には終わらないだろう お前が戦えなくなってもいいのなら、お前の力を封印するが? 」

司令官に突然そんなことを言われ、滝さんは目をキリッとさせて訴える

「リュザをこのまま放っておくわけにはいきません 俺の力を封印するのはいつでもできます 今はその時ではありませんから」

「そうだな、お前が戦えなくなれば、能力がない智嬉やみづき、それに純も守れなくなる 守れない悔しさにお前が暴走するやもしれん そうなる前に、リュザを封印しなければ」

峰子さんは刀袋を滝さんに渡した

「これは?」

「それは刀袋ですが、あなたの戦いを見て新しい棍棒を作成したのです 貴明の棍棒は、もう限界が来ています そのまま使えば、あなたは確実に死にます」

言われるがままに、滝さんは袋から新しい武器を取り出した

「同じ長さだけど今までより軽い」

滝さんは軽く振り回した

「私がその武器に私の力を与えよう 来なさい」

「…はい」

2人を見送った峰子さんはボソリと呟く

「貴明…あの二人を、どうか天国から守ってください…」


俺と圭介さんは、再び智嬉さんの家へ行った

「瞳は大丈夫だったか?」

「はい、滝さんが全力で守っていましたから」

「あいつも能力者になって長いけど、よく能力(ちから)が途絶えないよな 俺たちはとっくに使えないけど」

すると、嫌な予感が当たり、天井から敵が現れた!

「ふ、ふふ…こいつらがリュザ様が言っていた奴らか」

「な、リュザと違う敵か!?」

新しい敵に俺たちは戸惑う

「確かにこいつら、能力(ちから)を持たない者だな 武器を持たないやつに勝っても卑怯だしな」

「なんだと!?」

智嬉さんは負けず嫌いの性格が災いを呼んだのか、能力がない状態でも戦う構えをした

「俺は能力がなくても戦える、学生時代はずっと空手部と剣道部にいたからな!」

「そんな次元の戦いのレベルではないことを知ってるだろう?根口智嬉」

「なっ…どうして俺の名前を」

敵はクローク姿のフードを外した

「私は蒼山圭介達と対立していた者…"ディーゼ"」

「ディーゼ!?」

「俺に飽き足らず、兄貴の親友智嬉さんまでも狙うのか!!」

圭介さんは武器を構える

智嬉さんは圭介さんを庇う

「智嬉さん?」

ディーゼはニヤリと笑った

「お前たちが私の戦いに勝ったら能力のない者は攻撃しない」

ディーゼは手のひらを頭上に上げる

「お前たちが本気なら、私のアジトで戦おう」

そうして俺、圭介さん、智嬉さんの3人はディーゼの力によりアジトへ連行された


用事で外出していたみづきさんは、智嬉さんがいないことに驚愕していた

「智嬉…智嬉!?」

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