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strength and…   作者: まなか
2/50

赤島春希 登場

俺は赤島春希

俺は高二の男子高生だ

兄弟は兄が2人いるが、あまりいい仲とはいえない

そんな俺にも、好きな事があった

戦隊モノだ

こんなの、趣味で生きていくのに十分すぎたのに、ある時俺に突然振りかかってこようとは

「君がリーダーになって欲しいんだ」

これから、新しいストーリーがはじまる


strength and… はじまり


「俺が能力者に!?」

それまでは、普通に高校生活を過ごしていた

場所が少し俺のうちに遠いから、多少早起きは必要だが、そんなに苦ではなかった

ほんの昨日まで、普通の学生だったんだ俺は…

昼休みに同級生と教室でいつも通り談笑していた

いつもの仲間、とは

紺野 信二

一宮 哲平

金堂 裕也

いつもこの3人で喋っている

中でも古い付き合いが

金堂 裕也 俺の親友 小さい時からずっと一緒だった

なぜか耳にピアスをするのをやめられないでいる

ガラッ!!

突然、その非日常な出来事ははじまった

「失礼します、ここに赤島春希くんはいる?」

「俺だけど?」

その人は、白いフードを被ったクラーク姿の人だった

「突然ごめんね、私は将来君の上司になる者だ こんなとこでは話せない内容になる、少しじっくり話がしたいのだが」

「…俺早退しましょうか? 家でならいいですが」

「本当にごめん、じゃあ、帰ろうか」

こんなよく分からない人物だが、なんか昔に1度会っている気がするのは気のせいだろうか


この俺たちの世界では、度々この世のものとは思えない化け物に遭遇をしている

姿は人だが、戦隊モノのように能力を使って戦う奴らを度々見かける

この街は、治安がいい、とはとてもいえない街だ

などと考えながら家に着いてしまった

「先生に言い訳をするのが一苦労でしたよ」

「すまない、春希くんには迷惑をこれから沢山かけると思う」

「どうぞ、入ってください俺の家に」

俺の家は一戸建て

早退して帰ってきたからまだ昼間だし、家族も帰ってきていなかった

「まあ、汚いところですが」

「ありがとうございます 君を知っている理由を話さなければなりません」

そういえば、出会ってすぐに俺の名前を呼んでいた

「確かに、フルネームで呼んでましたね、なんで俺の名前を?」

「あなたの父親は、私の下で、働いているから…」

「!!」

俺は学ランを脱いで、上司であろう方にコーヒーを入れてあげる

「どうぞ」

「ありがとう 父親が能力者である事は知ってるかい?」

「あ?ああ その影響もあってか、俺は戦隊モノに憧れてて」

少し照れくさそうに俺は話す

上司は顔を下に向ける

「戦隊モノに、憧れ… 君のその前向きな考えを、否定したくない…できれば…」

「え?」

その人は、フードを取ると、黒く長い髪の毛が現れた

三白眼で、凛々しい顔立ち

「あ、あなたは…!!」

「私は、かつて元リメンバーズチームのリーダーだった、"蒼山滝" です はじめまして、赤島春希くん」

「あなたが、蒼山、滝だったのか…!!」

「私の顔を見て驚くなんて、事情がありそうですね」

俺は知っている この人を

憧れてやまなかった、元リメンバーズチームのリーダー

そして、今は親父の上司

親父も能力者であり、最愛の恋人を能力者の戦いで巻き込まれ、悲しみの中戦い続けている

「あなたが直々に現れたということは、俺が戦うんですか?」

「そうだよ 」

「憧れていた、リーダーに… やります!やらせてください!!」

上司は顔を俯いた

「なにもかも、生活がガラリと変わる…その覚悟はできているな?」

「もちろん 俺は、戦うのが好きです!」

「私も君のように強くありたかった……」

「上司…?」

上司は含み笑いをして

「ついてきなさい 父親がいる能力者施設へ案内しよう」


一見、アパートに見えるがそこは能力者施設だった

4階まであるそうだ

一応、荷造りして引っ越すつもりで家を出た

「ここが能力者施設…か…」

「入りたまえ 司令官室へ案内しよう」

司令官室に入る前に自室や、食堂、トレーニング施設など案内してもらった

「地下室もあるが、まだ知らなくていい さあ、司令官室へ行こう」

「はい」

ここから、俺は能力者になる――

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― 新着の感想 ―
[良い点] 最高に面白かったです! [一言] これからも追ってまいりますので、執筆頑張って下さい!!!
2023/07/09 22:48 退会済み
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