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strength and…   作者: まなか
17/50

智嬉 復活

戦闘が終わったその後、裕也はしばらく、考えさせて欲しいと司令官に訴えた

「親友を、こんな危ない所に連れ出して…っていうのは本当です 彼は戦闘オタク故に、ヒーローみたいに振る舞うのが好きなんです だから、ただオタクな気持ちなだけで戦いに出ては危険なはずです」

司令官は深く考えていた

「実際に、戦いになれば、ヒーローのように振る舞わなければならないんだよ 戦隊ヒーローのような世界にはならなくとも 我々は戦う能力者だ ……」

椅子から立ち上がり、大きいモニターに滝さんの写真が映し出された

「最初に、リーダーになった1人が弱気なため、どうもうまくいかなくてな」

「そうですか その人に会ってから、俺の頭の中は敵に洗脳されていました 気づいたらここの施設に」

裕也と司令官が話し込んでいると、司令官の携帯に着信が入った

「ああ、噂をすれば もしもし、司令官だ …なに?智嬉が医療ポッドから起きた!? …確かに1日経っているな 具合を見よう」

司令官は思ったより冷静だった

周りは気づいたら夜で、とっぷり日が沈んでいた

滝さんのぞく俺たちは、サロンで休憩をとっている

裕也はまだ能力者にならないので、一旦実家に帰るらしい

「……お、お疲れ様 みんな」

「裕也…!」

裕也はやはり気まずい顔をしていた

「ごめんなさい…なんと言ったらいいのか…春希達の上司を、あんな目に…」

それまで茶をすすっていた貴志が話す

「……今回は、君が悪いわけじゃないんだ 敵に洗脳されていただけだ 昔から滝さん達が戦っている敵は、洗脳させるのが得意なようだな」

俺は腰に右手を添えて話す

「裕也、大丈夫だよ 俺たちが裕也…いや、この街の人達を守る! 街を壊す敵もいるらしいから、全力でかからないと」

俺が言った途端、裕也の目つきが変わった

「……春希、お前、戦闘オタクだったよな ただヒーローになりたくて能力者になりたかったのか!?」

「裕也…!?」

「俺は、そんな気持ちで能力者になって欲しくない!! 俺の彼女は、能力者の戦闘に巻き込まれて死んだんだ!!恐ろしい敵だった!!」

突然早口でまくしたて、俺は頭が働かなかった

すると、サロンの階段から、滝さん、智嬉さんが上がってきた

「智嬉さん!容態は大丈夫ですか?」

伊月は智嬉さんの顔を見るなり嬉しそうに一目散に駆け寄った

「あ、ああ…ありがとう 君…藤浪伊月さん、だっけ?前に何回かみづきに用事がある時に顔みた事があるよ」

「名前覚えててくれたんですね!嬉しいです!」

滝さんは目の前の伊月の様子を見てニヤリと笑った

「伊月…お前、もしかして智嬉のこと気に入ってんのか?」

「なっ!!」

滝さんはおかしくて笑い出した

「っははは!図星か? 確かに、智嬉はずっと冷静沈着だし、物事に動じないし、男気はあるぜ」

智嬉さんの肩に肘を着きながら話す滝さん

まるで学生のノリのようだ

「智嬉さん、容態は大丈夫ですか?」

俺が智嬉さんの顔を見ると、すっかり普通の顔色に戻っていた

「ああ、大丈夫だ ありがとう 医療ポッドで1日寝れば治ってたよ …おや、そこの見慣れない奴が1人」

智嬉さんに呼ばれて裕也は去ろうとした

「裕也!この人はいい人だから大丈夫だよ」

「だから!お前は甘く見すぎなんだよ!!」

智嬉さんは裕也の言葉を聴き逃さなかった

「裕也…くん?詳しく、話を聞かせてくれないかな?」

「…俺の気持ちが落ち着いたら、あなた方に話します、それでは」

サロンからスタスタ裕也は去って行った

「裕也!!」

俺が止めようとすると、滝さんが俺の肩を叩いた

「滝さん…」

「彼には、後で俺が話をつける 皆は戦闘で疲れただろう、ゆっくり休んでくれ」

「了解!」

滝さんの命令で、俺含め、各々各自室へ戻っていった

「…智嬉 1階の食堂行こう 話がしたい」

「今夜は帰れそうもないよな 分かった、話すよ」

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