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strength and…   作者: まなか
13/50

智嬉の帰還

「智嬉!!どうして俺たちと戦うんだよ!!」

「リュザ様にお前を殺せ、と命令されている 俺は、リュザ様と戦わなきゃいけない理由がある」

「どうして……っ!!」

司令官は険しい表情で智嬉さんの顔を見つめていた

「お前に…迷惑をかけたくないから…」


<挿絵>

挿絵(By みてみん)

「智嬉!!」

一瞬、昔の智嬉さんの柔らかい表情に戻った

「うっ!!頭が…っ!!」

「智嬉!!しっかりして!!」

滝さんと一緒にいた時を思い出したんだろうか、智嬉さんは司令官に一歩足を踏み出そうとすると頭痛がした

「俺は…俺は…っ!!」

「お前は俺たちの仲間だ、お前はきっと、敵に攫われて、俺に迷惑をかけたからそのまま敵になって、いっそ俺に殺されたほうがいい…とか考えてるんだろう?」

司令官はうずくまってしまった智嬉さんの傍にそっと寄り添った

「滝…っ」

「やっと、名前を呼んでくれたな」

司令官は優しい笑顔で返した

が、次の瞬間、智嬉さんは物凄い強い光のオーラを放ち、司令官に攻撃した!

「ぐああっ!!」

司令官は風の勢いで壁に吹き飛ばされた

ドン!!

「司令官!!」

「滝!!」

純さんも思いもよらぬ光景に驚く

「ちっくしょう…!!なんでだよ智嬉!!滝にあれだけ世話になったじゃねえか!!」

純さんも司令官を助けようと、智嬉さんを技で攻撃しようとするが、やはり出なく、仕方なく長い足を駆使した回し蹴りで智嬉さんを攻撃する

「はああっ!!」

「――効かぬ」

智嬉さんは純さんに氷拳を食らわせ、辺り一面氷漬けになった

「やめろ!!智嬉!!」

司令官は貴志に肩を貸してもらい、フラフラになりながらも親友に訴える

「お前を倒すまでは、リメンバーズチームには還らない ――っうぅ!!」

また、智嬉さんに頭痛が発生した

「智嬉… お前は俺に、勝てないよ…」

「滝…」

すると、再びリュザがテレポートでロビーに戻ってきた

「ええい、情けない!!それでも私の部下か!!」

「智嬉は俺の仲間だ!!」

リュザと司令官が言い合いをしていると、智嬉さんは倒れた

ドサッ……

「智嬉!!!」

司令官は顔面蒼白した

「私の力を与えすぎたか ふん、まあいい ここから先は、私がお前を倒す 能力者最強の戦士をな…」

「滝、逃げろ!!」

純さんの悲鳴に近い声がロビーに木霊する

すると、シルヴァさんと俺は、荒井病院で治療が終わりテレポートで戻った

「シルヴァさん、ありがとうございました」

「なあに、構わないよ」

「は、春希!?」

壮志は突然戻ってきた俺にびっくりしていた

「シルヴァさん!」

「こざかしい…まだ生きていたか、シルヴァトラーズ!!」

リュザは再び怒りを顕にした

「久しぶりだなあ、リュザドーガス?」

「どういうこと…?」

未だに智嬉さんは倒れたままだった

「リュザが敵であったか 私の古き友人…いや、ライバルよ」

「ライバル?ライバルとは程遠いな 私はまだ、お前を敵視している」

2人の雰囲気は今にも戦いがはじまりそうな雰囲気だった

「シルヴァさんを恨んでいる敵…? 」

「正確には、私の強い力を恨んでいるんだ 私が率いているリメンバーズの弱い奴から狙って攻撃した…そうだろう?リュザ」

リュザは怒りの表情を見せ、腕を天井に上げた

「しかし、今はお前がいるからな、お前をまず先に攻撃してやる!!"波動光線"!!」

ドォォ――ッ!!

「みんな、滝と司令官を守れ!!」

純さんは声を荒らげて守りの体制に入る

だが、巨大な光線に歯が立たない

「はっははは!!もうトモキは所詮用済みだ!!トモキも殺してやる!!」

司令官とシルヴァさんが発動したバリアでなんとかみんなの身体は無事だが、智嬉さんは2階の端でまだ倒れているままだ

「智嬉!!起きてくれ!!」

俺は急いで階段を駆け上がる

「智嬉さん!!」

「邪魔をするな小僧…」

俺は智嬉さんを庇って死ぬなら、それでいいと覚悟した

「俺は…仲間を守るリーダー…誰1人、死なせはしない!!」

また俺の身体は赤く光った

「これは!?」

ロビーにいた親父が叫ぶ

「春希!!そのまま敵に技をぶつけろ!!」

「親父…!!」

思いを込めて、技を放つ

「"赤い炎よ…仲間を守れ、我に力を…"烈火乱舞"!!」

「な、なに!?」

「はああああー!!」

俺の手のひらから、熱い炎が生まれて、リュザを攻撃する

「く、今日は諦める!!」

リュザはアジトへ帰還した


「はあ、はあ、……これが、俺の、技…」

「よくやった、春希!!」

貴志は俺を抱きしめて喜んだ

「貴志…やったよ、俺…」

しかし、智嬉さんは一向に目覚めない

「智嬉を早く、集中治療室に!!」

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