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モブの僕と主人公君との高校生活  作者: 村人N
1章 ツンデレヒロインと主人公君の仲を取り持て
8/13

立花さんからの誘い

放課後


「はい。今日も1日お疲れ様。ゆっくり...あっ、忘れてた。今日決めたクラス委員会この後あるから行ってください。学級委員は講義室B、規律委員は...」


(え?今日あるの?)


僕は内心焦った。電車の時間もあるし、それに


(立花さんと行くのめっちゃ嫌なんだけど...)


何度でもいうが人見知りなのであまり親しくない人と行動すると挙動不審になる。そんな無様な姿見せたくないに決まってる。


「美化委員は講義室G。以上!さようなら」


(そんなこと考えててもしょうがないか)


僕は勇気を出して、立花さんに声をかけることにした。


「た、立花さん。美化委員は講義室Gらしいので行きましょうか」

「えぇ、そうね」


そして、僕たちは教室を出て、講義室Gに向かった。しかし、


(気まずい)


案の定、講義室Gに向かう途中僕と立花さんは無言で歩いた。さらに、立花さんに好奇の目が向けられ、隣の僕には「なんでこいつ隣を歩いてんの?」みたいな目を向けられ(なんとなく既視感)、非常に気まずかった。

講義室Gに着くと3年の先輩方はぽつぽつといたが、他の人たちはまだ来ていないようだった。


(どこに座ればいいんだろう?)


すると、僕たちが来たことに気づいた先輩が優しく教えてくれた。


「学年ごとに縦列で、組ごとに横列で座ってね」

「ありがとうございます。先輩」

お礼を()()()()が言い、僕たちは席に座った。すると立花さんが突然


「この委員会が終わった後、大事なお話があるんだけどいいかしら?」


(なんだろう?)


「いいですよ?」

「そう。ありがとう」


謎の会話が終わると、ぽつぽつ人が入ってきて全員入ったところで美化委員会が始まった。


10分後


「これで美化委員会を終わります」


(テンプレートだったな)


美化委員会は今回は委員長、副委員長、書記を決めるだけで終わった。委員長は3年生の男子の先輩が、副委員長が委員長と同じクラスの女子の先輩になり、書記は2年の女子の先輩と立花さんになった。

終わったので、出ていこうとすると立花さんに手を引かれた。


「こっちに来て」


(忘れてた。鳥頭過ぎるでしょ)


こうして僕は人気(ひとけ)のない場所に連れてこられた。そこで、立花さんは僕に向かって、


「付き合ってください!」


と大声で言ったのだった。



   3年 2年 1年

1組 _ _ _ _ _ _

2組 _ _ _ _ _ _

3組 _ _ _ _ _ _

4組 _ _ _ _ _ _

5組 _ _ _ _ _ _

6組 _ _ _ _ _ _

って感じの席です

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