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モブの僕と主人公君との高校生活  作者: 村人N
1章 ツンデレヒロインと主人公君の仲を取り持て
7/13

クラス委員

みんな嫌いなやーつ

「あの、結構お早い時間にご登校なさっていますが、どうしたのでしょうか?」


僕は立花さんに気になった疑問を私的最上級の敬意をこめて聞いてみた。


「あら、不満かしら?」

「いえいえ、そんなことはありません。ただ単にわたくしめが気になったので聞いてみただけです」

「そう。まぁ、理由としては早く皆さんの顔を一致させるために早く来て、挨拶しようと思ってかしら」

「とても素晴らしい案だと思います」

「そうでしょ。そういうあなたはどうしてこんなに早い時間に登校しているのかしら?」

「わたしは、家が遠いものでして、電車がなくこのような早い時間に登校しています」

「あら、そうなの。遠いところから朝早くの登校なんて偉いわね」

「恐縮です」


ここで会話は途切れ、クラスの人が登校してくるまで互いに無言だった。

クラスの人が登校してくると、立花さんは言っていた通り、とても美しい笑顔で一人一人に挨拶していった。

分け隔てなく挨拶しているように見えたが、顔には微妙に表情が出ていた。いわゆる、3軍(陰キャ)には、ちょと引き攣っており、心の中で「どんまい」って言っておいた。だが、そんな彼女が一番表情を変えたのが、主人公君にだった。


「おはよー」


と主人公君が登校してくると、一番の笑顔で


「おはようございます!」


と挨拶していた。そのあとも主人公君が席に座るまで熱い視線を送っていた。そこで、僕はある疑いをもった。が、心の内に秘めておくことにした。


そして、田中先生が教室に入ってきて、ホームルームをした後の1時間目...


「おまえら、クラス委員を決めるぞ!」

「「「「えー」」」」


クラス委員を決める時間だった。


「文句を言わない。応坂高校には、5つの委員がある。どの委員も男女1人でてもらう。学級委員、規律委員、文化委員、美化委員、保健体育委員の5つだ。まずは、学級委員」


(学級委員、誰もがやりたくない委員だ)


「はい!俺がやりたいです」

「優太郎がやるなら私もやります!」

「お!今年の1年はやる気があるな。この2人で異論はないか?」

「「「ないです!」」」

「それじゃ、後は学級委員に頼むわ!」

「「わかりました」」

「男子の学級委員になった速水 優太郎です」

「女子の学級委員になった日向 向日葵です」

「それじゃ、他の委員も決めていこうと思う」


それからはほぼとんとん拍子で決まっていき、美化委員だけが残った。


「美化委員だけが残ってしまったな。やってくれる人はいないか?」


美化委員は校内の清掃がメインで放課後にする人は結構もの好きだろう。


(だが、主人公君には昨日いい思いをさせてもらったからな。恩を返そう)


「僕がやるよ」

「おっ。やってくれるのか!ありがとう」


僕は挙手して美化委員になった。


(さて、女子は誰になるかな?)


「私がやりましょうか?」

「え?立花さんやってくれるのか?」

「ほかにやりたい人がいないのでしょう?それなら請け負いましょう」

「ありがとう!これで委員が決まったな!みんな協力ありがとう!」


こうして、クラス委員が決まった。僕は、


(え?まじ?)


となって、茫然(ぼうぜん)としていた。

次話に物語が動きます(たぶん)

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