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詩など(象徴詩)

消えたあしあと

作者: かもめ


 遠い昔、夕日を浴びて歩いた

 肩をならべて一緒に歩いた地面

 もうなんども雨に打たれ、日に照らされ固まり落ち葉の下へ

 それでも僕はあきらめきれず

 きみのあしあとを探してる


 木枯らしが吹き抜ける道に立ち止まり地面を見つめて動けなくなった


 今頃きみは知らないどこかでひとりでうまくやってるだろう

 毎日あしたを追いかけながら忙しなくやっているのだろう

 ひめくりのカレンダーがかわいた風にさらわれていく、そんなふうに

 立ちすくんだ僕のあしもとを枯れ葉が通りすぎていった






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― 新着の感想 ―
[良い点] 立ち止まって過去を振り返り、人を懐かしむこと、ありますよね。 大抵は、寂しくて人恋しい時です。 あの人たちは今、どうしているでしょう。
[一言] かもめ様ってどなたかしらと思いつつ、マイページに飛んでみて納得しました。ああそうでした、チェーホフ! 当方も冬に雪が降る地域ではないのですが、お題を見てつい雪をイメージしてしまいました。地…
[良い点]  冬のあしあと企画から来ました。  居なくなった想いの人のことを考え、足跡と季節の表現で表している感じなのかなと思いました。 [気になる点]  好みの問題になりますが、詩ということなので、…
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