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家族2

 お母様に誘導されてテクテクテクテクと歩いていきます。階段はリリィに抱っこしてもらいます。

 そのままお母様に誘導されてテクテクテクテクと歩いていきます。


 テクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテク


 中庭に到着しました。

 お兄様たちが稽古をしています。まず目についたのは剣の素振りをしているジャックお兄様でした。

 モンスターをテイムするには自分の力で屈服させないといけないことが多いので剣の稽古をしています。

 僕はジャックお兄様に駆け寄ります。


「ガウッ!(ジャックお兄様こんにちは!)」

 ジャックお兄様に声をかけてあげます。ジャックお兄様は素振りをやめてこちらを見ました。


「よ!リーク、俺にテイムされる気になった?」

 前にお母様に怒られたのにまだ僕をテイムしようとしてきます。絶対にテイムされるのは嫌です。なのでちょっといたずらをします。


「ガウッ!(すきあり)」

 ジャックお兄様の木剣を咥えて逃げます。ジャックお兄様はなかなか木剣を奪い返せません。

 まだ身体を動かすのに慣れてないとはいえ伊達に俊敏10000じゃありません。

 でもしばらくして気がついたらお母様に捕まっていました。元Sランク冒険者恐るべし。


「こらリーク、いたずらしないの。めっ!よ」

 お母様にめっ!と言われてしまいました。僕は良い子ですから素直に聞きます。


「ガウッ!(はーい!)」

 ジャックお兄様と遊ぶのも飽きてきたので他のお兄様のところに行きます。

 次に行ったところはレオンお兄様のところです。

 レオンお兄様はローズモンド騎士団の教官に武技を教えてもらっています。

 武技とはスキルとは違い個人で製作する魔力を使用した技です。魔法より魔力の消費が少ないようです。

 魔法とは違って作りやすく魔法より多いと言われています。

 しかし属性魔法のスキルが必要でリーチが短く武器を使用するのが一般的です。

 今、レオンお兄様が習っている武技は”伸斬”と言い風属性の武技の初歩だそうです。

 でも初歩だかといって侮っては行けないそうです。熟練した剣士が放つ”伸斬”はガードした剣や鎧ごと身体を断ち切られるそうです。また間合いの取り方が難しくフェイントとしてもよく使われるそうです。

 レオンお兄様は”伸斬”をすぐに習得してしまいました。聞くところによりますとお母様が魔法を教えているらしく魔法も上手らしいです。

 ”伸斬”を習得したレオンお兄様に駆け寄ります。そして飛びついて顔を舐めます。

 変な趣味がある訳ではないですよ。


「ガウガウッ!(レオンお兄様凄いです!)」

 レオンお兄様を舐め回します。

 変な趣味がある訳ではないですよ。


「リーク、くすぐったいよ。褒めてくれてるのかな。ありがとうリーク。」

 くすぐったそうにしながらレオンお兄様が言いました。流石レオンお兄様です。言いたいことをすぐにわかってくれます。


「リーク〜、レオンの邪魔したらいけませんよ。」

 お母様はちょうど良い頃合いで声を掛けてくれます。

 僕は良い子ですから素直に聞きます。


「ガウッ!(はーい)」

 最後はさっきから視界の端に入っているバンお兄様のところに行きます。


 テクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテク


 到着しました。

 バンお兄様は槍でのようなもの出てきた人形を攻撃しています。バンお兄様の攻撃は連撃です。僕はマネをしてみました。


「 ヤァ、ヤァ、ヤァ、ヤァ、ヤアー!」

「ガウ、ガウ、ガウ、ガウ、ガァー!」


「ヤッヤッヤッヤッヤッヤッヤッヤッヤァー!」

「ガッガッガッガッガッガッガッガッガァー!」

 お母様とリリィはなぜか慈悲に満ちあふれているような微笑みを浮かべています。


「リークなかなかやるな。」

 バンお兄様が褒めてくれました。バンお兄様は汗を拭いながら爽やかな笑顔です。


「ガウ〜!(でしょ〜!)」


「リーク〜、バンの邪魔したらいけませんよ。」

 このセリフ今日二度目な気がします。

 僕は良い子ですから素直に聞きます。

 これは三回目な気がします。


「ガウッ!(はーい)」

 これも三回目な気がします。

 全員見終わったのでベビーベッドに帰ります。


 テクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテク


 着きました。

 僕は運動してお腹が空いたので母乳を要求します。

 その前に【人化】します。


「オギャァァァァァァ!オギャァァァァァァ!(お腹減った〜〜!ミルクちょうだい!)」

 お母様のお胸をペチペチ叩きながら泣きます。


「はいはいお乳でチュよ〜、おいしいでチュか〜」

 チュウチュウ、チュウチュウ吸います。そして僕は良い子ですから飲んだあとは自主的にゲップをします。


「ゲフッ」


「ゲップもしたし、おねんねしましょうね〜。」

 じゃあ寝るk《お待ち下さいマスター。寝る前に【魔力操作】をしてください。また許可を下されば私が代わりに使用しパッシブ化出来ます。どうしますか?》

 んじゃお願い。

 僕は寝るときは仰向け派だから【人化】の維持もお願い。


 《かしこまりました。》

 ありがと。おやすみ。


 《御休みなさいませマスター。》

今のステータス

――――――――――――――――――――――――

名前 リーク・ローズモンド

種族 龍(龍王種)

職業 公爵家七男


HP 10000/10000

MP 10007/10007

攻撃 10014

防御 10000

魔攻 10000

魔防 10000

俊敏 10012

器用 10009


スキル

【神の目】【神隠し】【アイテムボックス】【ポイント振り分け】【所得ポイント増加】LVmax【消費ポイント減少】LVmax【所得経験値増加】LVmax【消費経験値減少】LVmax【成長補正】LVmax【ヘルプ】LVmax【人化】LV1

加護【叡智の女神ソフィアの加護】

称号 転生者 公爵家七男 先祖返り

残りPT99,999,988,940,000

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