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第82話 新生、妖精剣(フェアリーソード)にゃ

 ローマシアの首都リーンの王城の一室で俺達は今後のことを話し合っていた。

 部屋にいたのは俺こと来人、シデン、フィーネ、エリス、ブリット、デューク、アリアである。

 ドーラ達はローマシアの一般市民に一切手を出しておらずマリウス王とミーナがローマシアへ戻った際も混乱は無かった。

「それで皆これからどうするにゃ?」

「俺はここに残るつもりだ。シェードの後任で近衛騎士団の隊長をしないかとマリウス王から頼まれているからな。」

 シデンが答えた。

「シデン、そいつは凄いにゃ!」

「シデンは騎士を目指していたからね。それで私も一緒に残って弓隊の指南役をすることにしたんだよ。」

「フィーネ姉も凄いじゃない!」

「デュークは諜報部に戻るんでしょ。」

「あぁ、そのつもりだ。来人、お前はどうするんだ。お前ならどの部隊でもやっていけると思うぞ。」

「俺はマジリアに行くつもりにゃ。人に戻る方法と元の世界に帰る手段を探すにゃ。」

「そうだったな、忘れていたよ。」

「私は来人に着いて行ってあげるよ。来人はこの世界のこと何も知らないからね。」

「エリス、それは助かるけどいいのにゃ。」

「王宮にいても何もすることないしね。」

「来人、私も一緒に行っても良いかな?」

「アリア、俺はそんな話は聞いていないぞ。」

「そうよ、兄貴に言って無いからね。止めたってダメだからね。」

「誰が止めるものか!来人、妹のことを頼んだぞ。」

「それはかまわないけどにゃあ。」

「じゃあ、アリアも妖精剣フェアリーソードのメンバーね。ついでにブリットもメンバーね。」

「私は御主人様マイマスターがいれば問題は、ありませんから。」

「じゃあ、決まりだね!リーダーのエリスが宣言します。新生、妖精剣フェアリーソード結成!」

「えっ、エリスがリーダーだったの?」

「そうだよ、パーティー名も妖精ってなってるじゃない。」

 こうして、俺は新生妖精剣フェアリーソードで旅を続けることとなった。

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